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技能実習生の失踪削減に向けて入管庁は転職ルールの明確化を検討

2023年に技能実習中に失踪した外国人は技能実習生全体の1.9%に相当する9753人で過去最高であった(1765人がミャンマー人)。2027年からは2年超働けば転職も可能となる新しい在留資格「育成就労」が開始されるが、現在の技能実習生の失踪を削減すべく入管庁での検討が始まった模様。具体的には、失踪の原因となるパワハラや暴言など転職が認められるケースを明確化し、転職期間中のアルバイトを許容するなど、実習生に配慮したルールを今年中にも発布すべく準備している。

この新ルールによって、一人でも多くの外国人労働者が快適に就労できるような環境整備が促進されることを期待したい。


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