強迫性障害について④~難航する治療と努力したこと~
こんにちは。かすみそうです。
このページを開いてくださりありがとうございます୨୧
直近の記事では、摂食障害のことを中心に綴っていましたが、私は摂食障害と合わせて強迫性障害の確認強迫の症状にも悩んでいました。
今日は、摂食障害の治療の裏で、強迫性障害についてはどんな感じだったのか…ということを綴っていこうと思います。
強迫性障害に関する前回の記事はこちらをご覧ください↓
初回の記事も併せてご覧ください↓
私は、生活や仕事など、日常を営むにあたって「確認」と「計画」にとらわれていました。
確認すればするほどさらなる確認を生み、計画を立てれば立てるほど計画なしでは動くことができないような状態でした。
何回も何回も繰り返してしまい、確認行為や計画を立てることにたくさんの時間を費やしていました。
ある時、カウンセラーさんから「確認のルーチンに費やしている時間と、その回数を数えてきてほしい」という宿題が出されました。
私は、さっそくiPhoneのストップウォッチ機能を使って、時間と回数を計ってみました。
その時初めて、「1回の確認ルーチンにこんなに時間がかかっているんだ!」「一日のうちにこんなにも確認に時間をかけていたのか!」と驚きました…。
後日、心療内科の通院日に、カウンセラーさんにその結果を報告しました。
すると、このように質問されました。
「確認ルーチンの回数を減らすか、1回に費やしている時間を短くするか、どっちの方が取り組みやすい?」と。
私は迷った末、前者の方が取り組みやすいかな…?と感じました。
でも、「今6回しているところをこれからは5回にする」のように、少しずつなら回数を減らせそう…という感じです。
この日から、私はなるべく確認の回数を減らすよう意識したのですが、それはなかなか難しいことでした。
「これで終わり、もうやらない!」と心に固く誓っても、時間が経つと、「ちゃんと確認したっけ?」「もう一回したい」とそわそわしてくるのです。
テレビを見たり外出をしたり…と色々と試してみるのですが、そわそわが襲ってきてしまうのです💦
しいて言うならば、私は、「これ以上確認をしたら職場でいじめられる」とか「これ以上確認をしたら大切な人が死んでしまう」とか、自分にとてもマイナスな暗示をかけることで確認を抑えることはできていました。
(マネしないでくださいね…)
でも、このことをカウンセラーさんに話すと、「確認を止めるという意味では有効な方法の一つかもしれないけれど、別の意味で負荷・ストレスをかけてしまうことになるね」と言われました。
「それってとても苦しいことだよね」と。
反対に、「確認しなかったら自分にご褒美をあげよう」とか「確認しなかったら自分をほめてあげよう」とか、確認をしないことで嬉しい気持ちになれるようなプラスの意識をもてるといいね と言われしました。
確かに、マイナスの暗示をかけていると、たとえ確認が抑えられたとしてもどこか後味が悪い感じなので、モヤモヤした気持ちは残ってしまっていました…。カウンセラーさんのおっしゃる通りだなと思いました。
このような感じで、治療は難航していましたが、摂食障害と同じく、目標を立てたり意識や心がけを少し変える努力をすることで、前進している部分はあったように思います。
(※カウンセラーさんからは、「無理をしすぎないように」といつも言われていたので、無理のない範囲で取り組むことが大切だと思います。)
また別の回で、続きをまとめていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました・ᴗ・