愛華

JICA青年海外協力隊2022-3 ブラジル 日本語が苦手。 言語の中で日本語が1番…

愛華

JICA青年海外協力隊2022-3 ブラジル 日本語が苦手。 言語の中で日本語が1番得意。 備忘録。

最近の記事

祖父が亡くなった。涙は出なかった。

祖父が亡くなったという知らせが届いた。 いや、正確に言うならば、 半年前までもう死んでるもんだと思っていた祖父が実は生きていて、 半年前に初めて、一度だけ会って、今度は本当に亡くなった。 血が繋がっている家族が亡くなって涙が出ないなんてなんてドライな奴だと思われるだろうか。 だけど、私にとってはただ血が繋がっているだけの人なのだ。 それ以外の関係もなければ、思い出も何もない。というかとっくの昔に他界しているもんだと思っていた。 それでも知らせを聞いてから、しばらく心が重くモ

    • 協力隊4ヶ月目の今、悩んでいること。

      ブラジルに来て早4ヶ月、任地にきて3ヶ月。(書いているうちに5ヶ月目) 渡伯時(伯=ブラジル、渡米みたいに書きたくてわざわざ調べた)には、日中超晴れ夕方から豪雨みたいな天気だったブラジルも、 朝はめちゃ寒、昼は真夏、夕方は肌寒いという寒暖差の凄い秋に季節が移り変わった。 個人的にはあっという間に感じた4ヶ月。ただ、残り期間1年8ヶ月と思うと果てしなく長い。ちょっと長すぎる。 任地に来てから予想以上に1人で悩み泣く日々を過ごしたので、「こんな風に感じてた時もあったなぁ」と後々

      • 私は何しに協力隊へ?

        自主講座でやった「Youは何しに協力隊へ?」の使い回し題名… 私はどちらかというと後先考えずに直感で動く方だと思うけど、 流石に20代後半にもなって直感でここにいるわけではない。 3/ 2に任地へ移動してきて数日。 自分の初心を忘れたくないなと思ってnoteに記録する。 と途中まで書いてたけど全然言葉と向き合う余裕がなくて、もうブラジルに来て3ヶ月が過ぎた今、また続きを書こうと思う。 「スポーツをしたい子供達が、環境に関わらずスポーツができる世の中になったらいいのな」 大

        • 青年海外協力隊になりました。

          ブラジルに来て4日目。 ブラジルに少し恐怖感を覚えつつも初めての休日を過ごしている2月4日、備忘録としてnoteを書き始めます。 2022年12月8日、約60日間の派遣前訓練を終了し、2022年度3次隊として青年海外協力隊になりました。 派遣国はブラジル、職種はソフトボール。 あまり実感のないまま1月30日に日本を出発。 30時間のフライトを経て、日本の裏側ブラジルに来ています。 まずは、 予定通りブラジルに来て現地研修できていることに感謝の日々です。 2022年度3次隊

        祖父が亡くなった。涙は出なかった。

          私だけがついていけない世界。

          久しぶりにnoteを書こう。 また、自分の気持ちを言葉で残したいと思ったので再開。記念すべき再開第1回目のタイトル、厨二病感があるが。 さて、今は青年海外協力隊候補生として、駒ヶ根訓練所に来ている。 10/11に駒ヶ根に来たから早1ヶ月以上がすぎている。 また協力隊に関しては別でnoteを書いていきたいけど、今回は記録しておきたい感情があったから書き始めることにした。 ただ、今の私の状況としては、ワクチンの副反応で発熱し、2日間部屋に篭っているという状況。寂しすぎる。私の

          私だけがついていけない世界。

          好きなことをしている人はキラキラしている。

          あぁ幸せだなぁ。 2月の3連休で何回何十回思ったことか。 福岡に帰省してBe-RockのM2フェスに参加した。 スタジオに5時間入って1日中ライブみて、ライブして、打ち上げで飲んで話してふざけて。大学生に戻ったみたいだった。 大学4年間日常だった世界が1年間非日常になるだけで、こんなにも涙がでそうになるものか、年を取ったのかもしれない笑 最高に輝いて見えた、バンドをしている先輩が、同期が、後輩が。 私の好きな人たちの声が、ならす音が、パフォーマンスが全て心地よくて

          好きなことをしている人はキラキラしている。

          『なんで僕に聞くんだろう。』本の記録①

          ほとんど本を読まない私が、本を読みたいと思って買った。 活字が大の苦手な私が、1冊の本を読み切った。 私は相談者の気持ちにもなれないし、相談に答えた幡野さんの気持ちにもなれないけれど、 文法が綺麗に並んだ文章より、 心理的な何かで相手の心を動かそうと置かれた単語より、 編集で整えられた言葉より、 難しい言葉が羅列された小説より、 その場しのぎの同情や根拠のない励ましより、 私の身体のなかにヌルッとズシッとグサッと入ってきた。多分これが私が久しぶりに1冊の本を読

          『なんで僕に聞くんだろう。』本の記録①

          1月が終わったらしい

          1月が終わったらしい。2月になったらしい。世間はお正月ムードもなくなり「あけましておめでとうございます。」なんて聞こえなくなった。スーパーには恵方巻がならび、百貨店はバレンタインに染まっている。 2020年が始まって1カ月がたったらしい。時間が経つのが早い、怖い。 と、毎年のように思っている気がする、そんな2月1日。 1月は楽しいとしんどいが交互にやってきて、自分の気持ちと表にだす感情をコントロールするのに精いっぱいだった。というよりもコントロールできてなかった、たぶん

          1月が終わったらしい

          あけまして、

          「明けましておめでとうございます。」 1月1日、元日。 0時を超えた瞬間に街中に挨拶が聞こえ、人々は頭を下げる「今年もよろしくお願いします。」 「いやぁ新年明けたね~」「めでたいね~」「今年の目標は~」なんて言いながら、乾杯したり、初詣したり、TVを見たり。毎日のようにやってくる日付を超える瞬間なのに、年に1回は日本中の人が同じ気持ちをシェアしているかのようだ。 いや、日本中より世界中かもしれない。日付変更線がある限り、一斉に新年を迎えることがないけれど。世界中のどん

          あけまして、