もう1度学生に戻るなら
来月は入学式も始まるということで学生時代について考えていました。
以前から学生時代については記事で書いており、何度も振り返ってきました。自身の学生時代に対して後悔したことはありませんが「また学生をやってみたいな」と思うことは何度もあります。
もし今から学生に戻るとしたら日本ではなく外国の大学に進学したいです。北欧・デンマークでは社会に出てから再び学びたいという人達が多く、このフォルケホイスコーレは私立学校でありながらデンマーク政府が学費の約7割を負担してくれるそうです。この記事を読み「18歳で今後の人生を見据えた進路を決めるけど、この先何度でも決め直して学び直してもいいじゃないか!」と強く思うようになりました。日本だと「その歳で今更外国行くの?」「大学卒業してるんだし、いい歳なんだからもう行かなくていいでしょ?」と風潮があると聞いたことがあります。私は幸いそのようなことを周りから言われたことはありませんが、もしかすると思われているかもしれません。その点では北欧の方が多種多様な人生観が受け入れられているので、国民の幸福度・教育の質が高いことに納得しました。
専攻は国際関係学を学び直したいという気持ちがありますが、1番は脳科学・心理学です。この仕事をしているなら教育学だと思われるかもしれませんが、今までたくさんの子ども達を見てきて、それぞれの環境・性格によって合った学習方法・問題解決能力を身につけてほしいと考えてきたので、現場での経験にプラスして脳科学・心理学の知識を備われば鬼に金棒だと思ったからです。最近の記事にちょうどリンクしていますね。
私の周りでも高校・大学を編入している人達を何人も見てきました。「1度こう決めたからやり通さないと!」と思う必要はなく、自分が納得するまで何度でも軌道修正すればいいのです。実際そうした人達はとても充実した人生を送っているように見えます。その裏にはもちろん計り知れない苦労はたくさんあるかと思いますが、無理に1度決めた道を歩み続けるよりは遥かに良いです。私の生徒でもすでに進路が明確に決まっている子もいれば、来月には高3になるけど何をしたいのかがまだ分からない子もいます。17〜18年の人生経験からこの先何十年の道を決めることのほうが無理難題なので、焦らなくて大丈夫です。とは言っても遅かれ早かれ進路は決めていくので、たくさんの選択肢からときめく道を選べばいいかと思います。そこで「違うな」と感じたら何度でもやり直せます。
それは大人も一緒だと気付いたので、私も本気で学生に戻りたいと思う日が来たら胸を張って軌道修正します。
Life is a never ending journey,
KSM
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