私を救った言葉 2
毎年この時期になると保護者の方々と面談でお話しする機会が増えます。本日も数件レッスンの合間に実施をし、普段の生徒達の様子・今後の目標についてお話しました。
私も今年で6年目なのでほとんどの保護者の皆様とは馴染みがあり、お互いに性格を知っています。このお母様は控えめな方、こちらのお母様は自らお話して下さる方、とても熱心に話を聞いて下さるお母様と、当たり前ですがいろんな方がいらっしゃいます。
本日お話した保護者の中のひとりが、いつも落ち着いていらっしゃるタイプのお母様でした。クールで、でもすごく人当たりが良い明るいお母様なのですが「こうなってほしい」という強い想いを今まであまり伺ったことがありませんでした。今年がお子様が節目になるので、私は来年度も通学できるかなと不安に感じていたのですが、むしろお母様から熱い想いを知ることとなりました。
「子ども達にいつまで(英会話教室の通学が)続くのって聞かれることがあるんですけど、続けることに意味があるからねって伝えたんです。」
思わず「お母様がおっしゃる通りです」と即答したのですが、初めてお母様の考えに触れられた気がして涙が出そうになりました。私が常日頃から思っている「継続の重要性」であったり、語学に終わりがないことを理解していただけたなんておこがましくて言えませんが、そう思っていただけていたことが本当に嬉しかったです。私のための言葉ではないのですが、保護者の方の熱意に触れられたり、こういったお言葉をいただくと本当に教師冥利に尽きます。
今日いただいた言葉は忘れませんが、この鮮明な記憶にあるうちにここに残しておきます。私が理想とする教師像とはまだまだ遠いですし、勉強不足ですが、明日からまた精進していきます!
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Life is a never ending journey,
KSM