英会話 上達への道 4
今までの英語学習経験から書き続けているシリーズです。
今日は経験談というより、私が参考にした書籍についてお話します。
「英会話は話して伸ばしていくんだから、書籍って何?」と思われるかもしれませんが、今日お話する著者は日本人の特性を理解した上で分かりやすく英会話について説明しています。
・デイビッド・セインさん
アメリカ出身の方で、20年以上日本で英語を教えていらっしゃいます。
この記事を書くまで知らなかったのですが、現在YouTubeチャンネルでも活動されているそうです。冒頭で述べた「日本人の特性を理解した上で」というのは、デイビッドさんも日本語を学んで、翻訳のお仕事をされているからできることなのです。
動画を初めて見ましたが、本で見た通りの明るいキャラクターで癒されました。
そして想像よりも日本語がお上手で驚きました!
・日本人のちょっとヘンな英語
私が初めて手にとったデイビッドさんの本です。
大学2年生の時に本屋でパッと表紙を見た瞬間に買いました、いわゆるジャケ買いというやつです。帯に「日本人の9割はヘンな英語をしゃべっています!?あなたは大丈夫?」というフレーズにも心をガッチリ掴まれました。
内容は、漫画の中でデイビッド先生がレッスン中に生徒さんから寄せられた質問に答えていく流れになっています。それらの質問も、生徒さんがネイティブスピーカー達を凍りつかせてしまったり、予想外の返答がきた等のエピソードから来ているものなので、実際の場面も想像しやすくて面白いです。個人的に【セイン先生の「日本のここにビックリ!」】も好きで、当たり前と思っていた文化をこう思っているんだなと感じました。
ただ一言付け加えると「"How are you?"は死語なのかな?」と疑問に感じる箇所もありました、なぜならカナダでも今一緒に働いている同僚ともこのフレーズを普通に交わしているからです。("Fine, thank you. And, you?"は使わないので共感はできますが。) それらの点について考えるのも、英会話上達への道に繋がるかと思います。
・ネイティブはこう使う!マンガでわかる前置詞
私もレッスンで実際に教えることが多い「前置詞」ですが、意外と使い分けが難しいです。例えば、"in time(時間に間に合う)"と"on time(時間通りに、定時に)"ではニュアンスが変わります。このような細かいところも絵とマンガで丁寧に説明されているので、「よく迷う!」という人にぜひ読んでいただきたいです。
この本は図書館で借りて読んだものなので、今になってまた欲しくなりました。英語上級者の方でも「これって違いがあったんだ!」という気づきもあるかもしれません。私は誤解して覚えていたものもあったので、とても参考になりました。
私はデイビッドさんの本がマンガとエピソードが入っていて、スッと内容が入りやすかったのでよく読んでいました。参考書だと拒否反応が出てしまうという方は、このような参考書から少し離れた学習本を読んでみることをおすすめします!
Life is a never ending journey,
KSM
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