コルクラボマンガ専科①どうして受講したの?そしてエントリー!
申し込むまで…オリジナル漫画を作るという壁
さて絵柄改善をして、「出来事を面白く描くエッセイ漫画や原作付きの作画担当」としてはどうにかこうにかお仕事に手が届く感じになってはきました。
とてもとても嬉しい半面、やはり気になるのはストーリーマンガとして頑張ったLGBTQをテーマにした作品「今日は、亜夢の日。」の評価です。
Twitterでは大きな反響もありましたし、引用RTでは当事者の方がフォロワーさんに「自分はこれだと思う、読んで欲しい」とおすすめしてくださっていることが多かったです。
しかし出張編集部では「当事者以外には伝わりにくい」「なんでつらいのか共感しづらい」「説明っぽいのでエピソードにして見せて欲しい」「駆け足な感じで感情移入が難しい」などの評価で、共通体験のある方以外には伝わっていないんだな…とうちのめされました。伝えたいことをどうやったら伝えられるのか。いままで同人誌でシチュエーション萌え的な話ばかり描いてきたので、話を効果的に組み立てエピソードでキャラクターや感情を伝えていく力が必要だと実感しました。
そんな時に知り合いにコルクラボマンガ専科7期募集もうすぐみたいよ?という情報をもらいました。
Twitterは漫画家志望者アカウントなので情報が流れてきたりバズったコルクの先輩の作品を見かけることもあったので、どんなもんかな?と調べてみると、今の自分に欲しいものが揃っている講座だな、と惹かれました。
まず、漫画の完成原稿をSNSに3本上げてあることがマンガ専科のエントリー条件だということ。
漫画を描き切るのってホント大変で、1本も描きあげたことがない(または1、2本しかない)自称漫画家志望者って結構多いようです。3本以上ってことは継続的に完成原稿を作り続けられている人、漫画は描けて当たり前で、それ以上を目指す人が集まってくるということです。
初心者が「漫画ってどう描くの?ツールは何を使ったらいいの?絵ってどうやったら上手くなる?」というレベルでは無いということです。
次にプロ志望で漫画で稼いでいきたい人が条件である点。
何度か記事でも触れましたが、私のゴールはデビューして終わりではなく「マンガ(や絵)で継続して仕事をする=漫画家になる」事だったので。
ちょうど同時期に初めての連載が決まって、本腰を入れて専業にしたいと思っていたことも後押しになりました。
そして講師陣がそれを裏づける方が揃っていたことが決めてでした。コルク主宰で宇宙兄弟の編集者の佐渡島庸平さん、東京ネームタンク主宰のごとう隼平先生がメイン講師であったので、漫画(の絵)は描けるけど上手く作話構成、演出ができないと実感していた私にはうってつけだなと思い、エントリーしました。
エントリーが済んでほっとしたのもつかの間、帰ってきたメールにはこんな文言が…!
いいなあと思うものにはやはり人が集まるんだな…
後に同期から聞くと何度も選考落ちしている方もいて、かなりのガチ勢からさらに絞られているんだなあということがわかりました。
いや、そりゃあ先輩方活躍してる方多いわけだよ…
半ば諦めムードで待っていましたが、ありがたいことに
無事合格!!
お月謝も16500円となかなかなものなので、骨までしゃぶり尽くす気概で楽しく前向きに受講していこうと決心しました!
漫画家として長く楽しく頑張っていくためにも。
さて次回は
コルク授業開始!仲間の顔ぶれがすごい!
というお話です。あの方が同期とか嘘でしょ…!