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韓国に移住して1週間!

まずは自分に1週間お疲れさまでしたと言ってあげたい。
いいですよね? 自分だけでも自分を労ってあげないと。

結婚移民。
たしかに、自分が好きで結婚して、自分で決断して韓国に来たけれど、
だからって疲れないわけではありません。ストレスがないわけでもありません。
5年前、韓国に半年間留学していたので、韓国での生活経験があるのですが、にもかかわらず、やはり疲れます。
別に不便があるわけでもないし、人から見たらただのわがままや贅沢のように聞こえるかもしれないけれども。

もしかしたら、1週間経って生活が落ち着いてきたからこそ感じている「疲れ」なのかもしれません。来たばかりで、もっと気が張っている状態では感じられない、その段階ではまだ自分でも気づいていない「疲れ」。それが「疲れ」という言葉で合っているかもわからないような「何か」なのだけれど、なんとなく心と体がずーんと重くなるような気がする「何か」を感じています。結果、どことなくダルい……気がする。
書けば書くほど正体のわからない「何か」。

留学生活の序盤、日本にいたときから長く使っていたエコバッグの糸がほつれて壊れてしまったことがありました。スリーコインズで買った、なんてことはないよくある折り畳み式のエコバッグなのに、それがもう使えないと自覚した瞬間、さびしさで胸がいっぱいになったのです。そのときのことは今でも忘れられません。
帰国後に「留学中、ホームシックにはならなかったんだけど、こんなことがあったんだよね……」とこの話を母にしたとき、「それがホームシックだったんじゃないの?」と言われたのです。
そのときは「ホームシックはまた違うでしょ~」と返事をしましたが、今考えてみれば、たしかにあれはホームシックだったのかもしれません。
そして今私が感じている「何か」も、もしかしたらある種のホームシックなのかもしれないな、と。

でもでも、とりあえず今日は自分がんばった! 1週間記念日です。
なんてったって、今日は夫の当直日。1日自由の身なのです、ふふふ。
自分が食べる分だけだったら、時間も内容も適当でオッケー。
ずぼら魂が体中を駆け巡ります。
変なスキップをしながら洗濯物が乾いたかどうか確認しに行っても、小躍りしながらコーヒーマシーンがコーヒーを淹れてくれるのを待っていても、ひとりだからオールオッケー。

でも食卓でひとりで食べるのだけは、少しさびしく感じます。
日本にいるときは、ひとりごはんをしていてさびしいと思うことはなかったのに、不思議です。

今日は韓国で全国的に「寒波警報」が出ています。
私が住む鐵原は、これを書いている夜23時現在、マイナス12度。
今晩は水道の水をちょろちょろ出したままで寝ます。

ではおやすみなさい。

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かすみん
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