国家公務員総合職 就活体験記(2) ~説明会・インターン~
さて、最終合格のハガキが届きました!(席次も載ってます)
ここからは個別説明会やインターンなどに参加して自分を売り込む作業が必要なんですが、私、実は最初は知らなかったんですよね。
特に何のアクションも起こさず、ぼんやりと過ごしてたわけですが、官庁側から誘われる形で、やっと官庁訪問前哨戦の存在を知ります😅
最終合格して採用候補者名簿に記載されると、志望していない官庁からもスカウト電話がかかって来ることがあります。
私は1つの省に絞っていたので、すべて丁重にお断りしましたが...
どこでもいいから霞が関で働きたい、というのであれば、お誘いに乗るのもアリですね。
さて、個別説明会に12月と3月の2回、インターンに1回、顔を出しました。
インターン
インターンはグループディスカッションさせられたり、班ごとにレジュメを作るよう指示されたり、プレゼンさせられたり、と色々ありましたが…
参加者が60~70人はいました。
正直、ここで採用担当が名前を1人1人覚えて、評価を付けてる可能性は低いと思います。
とにかく参加した、という事実を作ることが重要なんです。
熱意のアピールになります!
インターンは楽しんで受けたらいいと思います!
個別説明会
一方、個別説明会は、業務説明会の名目で行われていて、採用選考活動ではないという建前です。
しかし、実態は面接です。
個別説明会の時点で学生の評価は定まり、官庁訪問が始まる前から既に勝負が決まっている官庁がほとんどです。
1回目はオンラインでした。
何について聞きたいか、事前に希望を出すと、官庁側がオーダーメイドのイベントを組んでくれるんです。
最初の90分は、普通に業務説明を聞いていきます。
30分ずつ、3つのイベントが用意されています。
もちろんこちらからも質問できますが、基本的には若手職員の話をただボーッと聞いてるだけでした(笑)
評価をつけられてる感じはなく、この時点でわりと油断してましたね~
でも、最後の30分、不意打ちで管理職との面接が始まったんです。
いやー、頭真っ白になりました。
全く準備してなかったんで(泣)
志望動機について、わりと厳しめな質問をされました。
「なぜ民間ではなく公務員なの?」
「なぜ他の省庁ではなくウチの省なの?」
「他に志望してる民間企業、省庁はある?」
など...
いや~この時期にそれ聞きますかね(笑)
答えにくい質問満載でした。
軽い気持ちで見にきただけなんですけども...(苦笑)
官庁の洗礼ですね。
「あの、えっと...理系でも活躍できるから...」と苦し紛れに答えましたが、まぁダメですね(笑)。
もうちょいしっかりした志望動機考えないとなぁ...って痛感しました。
「志望動機しっかりしてるんですね」なんて心にもないこと言われましたが、彼らはおだてるのが得意ですから...(笑)
スーツを着ないで、部屋着で参加したのも、今思えば失礼だったかも…
1回目の個別説明会でうまく話せなかったんで、2回目は現地にリベンジ訪問。
また前回と同じように、最初の90分は業務説明でした。
原課訪問して、仕事の様子を見せてくれたり、職員や大学OBの話を聞かせてくれたりしました。
そして、最後の30分はやはり面接でした。
でも、今回は和やかな雰囲気でした。
面接があることを見越してしっかり準備してから行ったので、何とか挽回できたのかな~って思います。
個別説明会には、少なくとも2回は顔を出すべきでしょう。
ただし、10回以上参加した猛者もいれば、0回で内定もらった人もいます。
あと、個別説明会やインターンでお会いした職員さんの名前は、確実にメモしておきましょう。
結局、官庁訪問で、またお会いすることが多いです。
2~3月は民間企業の面接を練習がてら受け、面接慣れしました。
官庁訪問で取ってもらえなければ無職になってしまいますから。
民間企業の内々定を確保しておくことは大事です。
ただし、学科推薦は使えません!
学科推薦だと、内々定を受けた場合、そこに行かないとダメですから。
自由応募で、横一線で戦いましょう!
ではまた~
次の投稿では官庁訪問の体験記を語ります。