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力作オフィス、出社は求めず(DeepInsight)~20230826日経新聞朝刊
おはようございます。
今日はリモートワークに関する記事から。中国の水産物輸入禁止の記事もかなりの関心事ですが、それはまた別の機会にして、やはり私は働き方、いかにモチベーション高く働くことができるか、働いてもらえるかに関心があるようです。
記事要旨
米国のシェアオフィス大手ウィーワークが、4月から6月までの決算で赤字を記録し、企業存続の疑念が広がっている。新型コロナ禍でのオフィス離れの影響が続き、収益改善のため会員の解約を抑えるなどの対策が求められている。同様に、ビデオ会議システム大手ズームも、一部従業員に週2日の出社を要請し、リモートワークに限界を感じて方針転換した。現在、職場の在り方が模索される時期に入っており、オフィスのコミュニケーション重視やリモートワーク選択の考え方が広がっている。企業は自身の事情に合わせて柔軟にオフィスの在り方を見直す必要があり、従業員が生産性を高め、コミュニケーションを円滑に取る場を提供することが重要とされている。
所感
先日Zoom社が週2日の出社を求めたとの記事を取り上げた。世界がコロナ禍でテレワークにかじを切ったあとの揺り戻しも見られている。ただし、必ずしもすべての企業が原則出社にもどることもなく、オフィスレンタル事業を営むWeWork等はかなり厳しい事業環境だ。
理想としては出社もリモートもある程度自由に選ぶことができ、かつ快適なオフィスを準備すること。ただ、その環境を提供するにはオフィスコストをかける決断のできる余裕のある企業である必要がある。
もはやそのオフィスコストは採用コストでもあると思う。人手不足の昨今、社員側に企業を選ぶ優位性がある。給与等の待遇面もさることながら、労働環境、企業風土等も企業を選ぶうえで重要になるのではないかと思う。