祝！元不登校が高校卒業したよ

こんにちは。
ごまです。

我が家の発達障がいてんかん持ちの元不登校ミントが、5年かけて単位制高校卒業しました！

おめでとう～！

ありがとう～！

って事で振り返ってみます。

不登校を受け入れられない毒親だった私も、単位制高校を卒業するまでを含めた8年で少しは成長したのではないかと感じています。

秩序やルールを守る事が正解で、直ぐに答えを求めたがる私。

そんな私をミントは生まれたその瞬間から身を持って『違うよ。』って教えてくれた様に感じます。

ミントはゆっくり成長するタイプだったし、発達障がいもあるから秩序やルールから外れる行動もありました。

それでも、私はミントが健常なら良かったって思った事も、他の子どもだったら良かったって思った事はありませんでした。

そこに既に答えはあったのに、私は『このままでは愛されない病』を抜け出す事が出来ませんでした。

ずっとミントは傍で教えてくれていたのに。

時間も守れない、ペースは合わない、話はあちこち飛んでいくミントにも友達はいて、不登校になっても変わらず仲良くしてくれて週末我が家で宅飲みするそう。

単位制高校の卒業式後も「一緒に写真撮ろう。」って何人かの子に話しかけてもらいなんだかんだ言っても充実した高校生活になったようでした。

この年になって高校のレポートするとも思ってなかったし、喧嘩もあったけど、高校生活も終わってしまうと思うと寂しくもあります。

まぁ、すぐに下の子が高校に入学するのでまだまだ子育ては続くんですが。

不登校になり不安になった事。
単位制高校に入学はしたけど単とりこぼし不安になった事。
スクーリングに行けない日が続き不安になった事。
入学したはいいけど無事に卒業できるのか不安になった事。

でも、今日。
無事に卒業できました。
不安だった日々から卒業しました。

週末宅のみする友達は就職してる子と専門学校卒業して春から働く子。
ミントは遅れて高校卒業し春から大学に進学。
周りの子から「置いて行かれてる」って見えるけど、ミントはミントの道をただ進んでるだけで、ちゃんと前進してたんだなった思います。

将来の夢も変わりながらの高校生活。
昼夜逆転なんて当たり前。
そんなミントも未来が定まったら生活は変わりました。
朝も起きれる様になったし、学校も言われなくても行く様になったし、バイトのシフトも午前から入れる様になったし。

もし今、不登校の親御さんで不安真っ只中の方がいらっしゃるなら、「大丈夫。」っていってあげたいです。

私もミントも不登校があったから今があると思えるくらいに貴重な体験でした。
当時は苦しかったけど、長い人生の充電期間だと思えばいいと思います。
人生長いから、ずっと全力なんて無理ですよ。
今まで全力で生きて来た子どもたちをどうか「安心」と「愛」で見守ってもらえたらと思います。
そして、全力で子育てしてきた親御さんも休息する時間ですよ。
子どもの未来を想い必死に生きて来たからこそのご褒美です。
学校の事、将来の事、全部忘れて毎日「生きる」事だけ考えたらいいのです。
やる事無くなって暇になれば子どもは子どもで興味湧く事見つけて来ますから。
寝る所があって、ご飯が食べられればどうにかなります。
仲良くなくていい。
会話もしなくていい。
子どものご機嫌もとらなっくていい。
子どもの人生に親は干渉出来ないし、親の人生も子供に左右されなくていい。

なんでも出来る子は確かにすごい。
でも、失敗や挫折や血を吐くような苦しみを経験した子は強いです。
失敗させ挫折させ血を吐くように一緒に苦しんだ親も強いです。

私は不登校を失敗とは思ってないけど、そこに行きつくまでは山ほど失敗してきました。
でも、ミントが私を成功に導いてくれました。
ここまで私を連れてきてくれてありがとうって感じです。

きっとこれから先もいろいろあるでしょう。
私も失敗しながら生きていくでしょう。
子どもたちに大人も失敗するし、大人も完璧じゃないし、怠惰でどうしようもない生き物なんだと見せながら、ともに成長していけたらと思った話でした。

卒業する皆さん。
おめでとうございます。

卒業させてくださった皆さん。
本当にお疲れ様でした。

本日もお読みいただきありがとうございました。