7月第5週

体がものすごくだるく、いろんなことが投げやりなりそうになる。眠いし。低気圧かな(なの?→違った)

季節のない街というドラマを途中でほったらかしていたのだが、なんとか最後まで見た。正直きつかった。これをエンタメとして楽しめる人は、幸せだと思う。ヒリヒリして、しんどかった。

娘を妊娠してからほとんど“ストーリー”のあるものを楽しめなくなってしまっていた。特に前はほとんど趣味と呼べるくらい連ドラが好きだったのだが、パタリと見なくなって、たまに映画やアニメを流す程度だった。
しかしここ最近、連ドラが見れるようになってきた。連ドラを毎週見るというのは結構メモリを割かれることである。1週間前のストーリーを覚えていないといけない。子供を産む前は大したことのない容量だったけど、子供を産んでから常にメモリがいっぱいで、そんなちょっとしたことすら入る隙間がなかったんだと思う。連ドラを楽しめるようになって、嬉しいことはあまり理解されないかもしれないけど、私はとても嬉しかった。

夫と採用について話していた。夫も私もマネージャーなので、採用をしているのだが、いろんな人に会い、いろんなパターンをみる。私たち二人の意見は第一印象の直感は重要だ、ということでまとまった。一番最初の時にうーん?となった違和感やスキルの不足は、最後までいっても完全に拭えることは少ない。
私は人に寄り添いすぎで、優柔不断なので、最初の直感を信じられずにずるずると何度も面接を重ねてしまい、結果落とすという愚行を何度もやらかしている。その度に軽く落ち込む。

採用は難しい。人を選ぶことそのものも難しいが、何より雇った人を辞めさせることの方が数倍難しいので、慎重になる。ピープルマネージメントにかかるだろうコストと、その人が出せるだろう価値を天秤にかけてジャッジする。
雇った後、その人をマネジメントするのは私なので、私の意見が最も重視されるが、その分ユニットの成果を上げられているかも評価されるポイントで、責任も重い。満場一致で決まる場合もあるが、賛否が出る場合もある。私がその人をどう差配するのか、今組織の中にあるどんな穴を埋められるのかなど、私にしか見えないポイントがあり、他の面接官から否定的なコメントがついていても強く推す場合もある。

自分の体や頭に起こる気持ちや考えが、「嘘やん」となる時がある。今日はプレゼン資料を作っていて、「悲しい、虚しい、こんなことをして何になるのか」みたいな考えが湧いてきたが、これは多分嘘で、正しくは誰かにダメ出しされたら嫌だなって、結局それだけのことで気分が乗らないのである。はぁ。

ファミリーヒストリーというNHKの番組が好きだ。今日ふと「何代か後の子孫が有名人になってファミリーヒストリーに出たら…」的な妄想をしていたら、やばいこんなどうでもいい日記も読まれる!とちょっと焦りました。

どこでもベープ未来という電池式の虫除け買ったら、蚊が対象の害虫ではなかった。買う時よく見ないとダメだね…。めっちゃ悲しい。

久しぶりにちょっと長めの海外出張である。しかも今回はアフリカ。遠い。娘に「お仕事で来週はいないよ、パパと一緒にいい子で過ごしてね」と何度も話した。娘はわかってるんだかわかってないんだかの反応だったものの、いつもより甘えてきたので、たくさん甘やかしておいた。夜家を出たが、別れ際に泣かれてしまい、ちょっとだけ私も悲しくなってしまった。多分娘は3分後にはお気に入りの映画Carsをみてご機嫌になるはずなので心配はない。
これまで何度か私や夫が出張で家を空けて、子供と二人で1週間を過ごすことはあったが、だいたいそんな場合でも特に変わった様子はなく、期間中1、2度「ママは?(パパは?)」と聞くくらいで特に問題はないようだ。
私はというと、ほんのり罪悪感のようなものはある。別に行きたくなければ誰かに行って貰えばよくて、仕事だから仕方ないと思ってはいない。したいことをさせてもらっているので、娘に恥ずかしくない仕事をしなければならないなと、今これを書きながら思った。

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