春日華子の「性」なる日記 地元の男
私は狂ってる。
手元に残っているお金で自分の欲しいものを買うでもなく、
飲みに行くでもなく。
また、カタログをめくっている。
やめよう。
でも、次の夜が来るとまたカタログを開く。
ため息。
地元のセラピストってもしかしたら
子どもの友人かもしれないし、
知り合いの子供かもしれない。
怖い。
ため息。
やめる。
エミちゃんに聞いてもらう。
これを何度か繰り返してとうとう電話してしまった。
「すみません。イサムくんって地元の子ですか?」
「イサムは当店勤務ですが、最近こちらに引っ越してきたので地元に当たりません。」
決めた。
アキラ君を忘れるためにイサム君に会おう!
エミちゃんにいわれた。
「これが最後だよ。お金がもったいないよ。ちゃんと最後になればいいけど。娘にはエミとアキラ君お別れ会っていつものパジャマパーティー再開っていっていいから。」
エミちゃんに救われる。
絶対最後になる。
そう信じてイサム君との日程を決めた。
アキラ君。
バイバイ。
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