学校から帰ったら・・・3
【ご注意ください】
このブログをかくにあたり私の体験を綴っています
現在55歳のおばちゃんになった私ですがやっとあの頃のことを文字にすることができます
このブログをお読みになる前に・・・
ご自分の体験などを思い出して苦しくなってしまう方も居るかもしれません
おばちゃんの体験した物語・・・のように読んでいただきたいのですが
気持ちが落ち込むようでしたら
タイトル「学校から帰ったら・・・」のブログはお読みになりませんようにお願いいたします
嘘をつき続ける・・・自死の父の死因を脳卒中と言うこと・・
人は多かれ少なかれ嘘をつきます。
保身のためだったり言い逃れするためだったり
他人へのやさしさや人をかばうための嘘もつくでしょう
私に課せられた嘘・・は興味をもって聞く人にずっと嘘をつき続ける事
それは何とも気持ちの悪いものでした
忌中で休んでいた学校に行った時も本当のことを知っているのか知らないのか分からないけれど担任の先生や同級生にも脳溢血で亡くなったと伝えながら本当は違うのにな…と胸の中でつぶやく毎日でした
どんな逝き方をしても周りの人の悲しみは変わらないと思っていましたが
自死の遺族の悲しみはそれとは違っていました
病気だから仕方がない・・事故だったから仕方がない
と自分を納得させるものがないのです
あの時の私の言動が引き金になったのかな?
もっと優しくしてたら、もっと話を聞いてあげたら・・
バレンタインデーで浮かれていた自分が恨めしくて悔しくていつしかその思いは私のせいで父は亡くなった‥という想いに代わっていきました
そして…人が一人死んでも世の中ってなにも変わらなくて
悲しんでる自分がバカみたいだな・・・とも思ったのでした
私は子供だったので夫婦のことはその頃はわからなくて母はひたすら怒りを抱いていたようです
無責任に放り投げてこの世を去った と口に出していましたから
母もまたうつ病のことはよくわからずに過ごしていたんだと今ならわかります
そして
姑や小姑たちへの対応で疲弊していました
大事な息子を殺した女・・・そんな目で見られたことに悲しみよりも
怒りが大きかったのでしょう。その矛先は娘の私に向けられ
依存という形でのしかかってきました
学校から帰ったら・・は当時の体験記憶を綴っているので悲しい内容ですが今は乗り越えて元気に笑っています!
マイナスの出来事を経験してきたからこそ今目の前にいらっしゃる悩みを抱えた方と真摯に向き合うことができています
どんな経験も無駄ではないことを感じています