【UberEats配達員向け】間違えの少ない現金会計の仕方とレジ締めの流れ
Uber現金決済明細を会計ソフトに登録できる君(登録君)
UberEatsで現金取扱配達員になりたいけど、いまいち流れがよくわからない…そんな人向けに、専業のUberEats配達員が記事を書いてみました。やってみればそんなに難しく有りません。街によりますが、現金をONにすると仕事のオファーが来る確率が上がります。ぜひやってみましょう!
0. そもそも現金会計をするメリットとは?
UberEatsのダッシュボードから出力できるCSVを統計した結果、2020年12月から2022年5月までの合計4070注文中、32%が現金注文でした。すなわち、現金注文をONにするだけであなたへの注文が約3割増加することが見込めます。
回収した現金は集計期間中、約250万円にも及びます。回収した現金ががすべて自分のお金になるわけではありませんが、資金ぐりに困ったときUberへの支払いをクレジットで払っておくと、現金を手に入れることができるので、資金繰りが楽になるというメリットもあります。
ぜひ現金ONでUberEatsの配達をやってみましょう!
1. 物資準備編
まずUberの配達ができるようになってからのほうが焦らないと思います。最初は焦ります。ただ現金でミスをするとその分損失になってしまうのであせらないように、気持ちゆっくり目でやりましょう。
普通に配達できるようになったら仕事のオファーが来る確率を上げるために、以下のものを用意してみましょう。まず列挙します。その後に解説します。
必要なもの
・釣り銭
2万8620円、内訳は別記
・ボディバッグ / ポシェット
お釣りを無くさないように常に体に身に着けておくため
・お札を入れるためだけのお財布
300円でダイソーなどで売っているもので十分
あるといいもの
・iPhone
エアレジ用・ヤフオク等で安く手に入れられる中古端末で十分 エアレジ対応のため、現時点でiOS 14~15までのもの。あるといい理由は別記
・小銭用のセパレートコインケース JAN: 4906137556914
CanDo・セリアでも110円(税込み)で売ってます
・カルトン / コイントレー
小銭を手で数えるのでカルトンがあるとやりやすいです。お釣りを受け取る用と、お釣りを渡すように私は2つ用意しています。
上記のカルトンもおすすめですが、セリアで100円で売っているステンレス角バット中を現在はおすすめします。
マグネットで紙幣を貼り付けておくことによりお客様をまたせず会計処理ができるからです。
マグネットで抑えておかないと、釣り銭を渡している途中に紙幣が飛んでいってしまって誰も責任を負えなくなってしまうので、とても悲しいことになります。
2. 釣り銭の内訳
Uberでは現金決済の注文の場合で、一度の注文で1万円まで注文することができます。そのため9,999円まで対応できるようにお釣りを用意すれば十分です。ですが、あくまで「一回の注文で」なので何度も配達をする配達員はそれ以上に釣り銭を用意しましょう。
以下はあくまで例ですが、実戦投入して問題ない金額の内訳です。
小銭は以下の通り準備しましょう。セパレートコインケースをいっぱいにするのにこれだけ必要という金額で必ずしもこの金額がないと駄目なわけではありません。
1円:20枚
5円:10枚
10円:30枚
50円:15枚
100円:25枚
500円:10枚
━━━━━
合計金額 8,620円
お札は以下の内訳です。
1,000円: 10枚
5,000円:2枚
━━━━━━
合計金額 20,000円
小銭とお札合わせて、28,620円用意すれば一日に20回程度の配達なら十分でしょう。足りなくなったら最悪家に戻って釣り銭を補充するぐらいの気持ちでいいと思います。これだけあればめったに足りなくなりません。
3. iPhone・エアレジがあるといい理由
配達を終えて帰ってきたときに、レジ締めをします。そのレジ締めにiPhoneとエアレジというレジアプリを使うと非常に便利です。これがないときはレジ締めに1時間ぐらいかけていました…。エアレジがあると10分でレジ締め終わります。かかるお金はiPhoneだけです。オヌヌメ。
月額利用料や初期費用は現金のみの場合は一切かからないので安心して利用できます。クレジットカード決済も導入できますが、Uberがやってくれるので要りません。甘えましょう。
商品は「代金回収」「チップ」のみです。それぞれ商品価格を0円に設定して、あとで会計をするときに値段を打ち込むのがキーポイントです。あとはお好みで設定してください。
4. エアレジ併用の場合の商品の受け渡しの仕方
電卓でもいけますが、ここでは電卓の代わりにエアレジを使った現金会計の方法をご紹介します。
0.エアレジにお客様の支払金額を予め打ち込み、カルトンと釣り銭を用意しておく
1. ぴんぽーん 「UberEatsです」
2. 「お先にお会計XXXX円です」(金額の画面を見せながら)
3.「XXX円お預かりいたします。」
4.エアレジの「支払いに進む」ボタンを押してお預かり金額を入力。ピッタシの場合は自動で入力されるため、入力の必要がなく必要がなく便利。
5. 「会計する」ボタンを押して会計するとお釣りの金額が出てくる
6. 「XXX円のお返しです。只今商品をお渡しいたします。」
7.「こちらお飲み物と、フードになります。ありがとうございました!!」
ね、とってもかんたんでしょ!今までの配達と対して変わりません。それだけでレジ締めが早くなります。それだけでバックオフィス業務が格段に早くなります。是非導入を検討してみてください(回し者じゃないよ)
5.セパレートコインケースがあるといい理由
セパレートコインケースもお客様を待たせないためにあると便利です。セパレートコインケースを導入してからBAD評価が減りました。お客様は待たされるのが嫌いです。極力待たせないように、工夫しましょう。
また、セパレートコインケースがあるとレジ締めが格段に早くなります。全て埋まっていれば5枚確定なので、いちいちコインソーター(硬貨の枚数を数える機械)にかけなくても手動でエアレジの「レジ精算・点検」画面に枚数を打ち込めるようになります。110円で爆速でレジ締め終わります。オヌヌメ!!割れやすいのが難点ですが、消耗品なので気にしなくていいです。
6. でも、現金ONにすると帳簿付けが面倒では?
自分でクラウド会計ソフトで、帳簿付けをしていると現金注文を受け付けたときにめんどくさいのではと思ったかた、大丈夫です!私が作った無料で使える、Uber現金決済明細を会計ソフトに登録できる君(登録君)ならuberのダッシュボードから出力したCSVファイルを会計ソフトにインポートできる形式のCSVファイルに変換することができます。
こんな感じ画面で、freee会計と弥生会計に対応しています。
使い方は簡単、設定を選んでファイルを選択し「変換する」ボタンを押すだけ。CSVファイルがダウンロードされます。ぜひつかってみてください!