こんな状況だからこその「良さ」ってなんだろう?
柏木です。じわじわとコロナが長引き、薄々とこれが長期化することが分かってきたので、無理矢理コロナによって良いことが起こりそうな側面について考えてみました。「結果的にこれで良かったよね!!ってことにしようね!」と思える場所はどこか?を励ますつもりで書いてみました。当てはまる所だけきりとって明日の活力にどうぞ。
1、昭和スタイルが強制終了して良かったよね!!
「働き方改革全然進まないじゃん、平成どころか昭和じゃん。」みたいな文化、終わりそうで良かったですよね。各社内の情報システム部署の皆さんの多大な努力の恩恵で、一気に在宅勤務も出来る働き方になりましたしね。
印鑑や、紙文化、残業、飲み会(好きだけど)、朝礼、、、色んなものがそぎ落とされますね。今すぐに変わらなくても、これから変わっていくことも踏まえると結果的に平成・昭和の働き方が急激に変わるのは良いことですね。
2、自分の価値観、一気に変わりそうで良かったよね!!
自粛になって、改めて自分が大事にしていたことが見えてきたり会いたい人が誰かが明確になったり、嫌いだと思っていたことの1つ1つが意外と価値あるものだったりして自分の価値観変わりそうですよね。落ち着いて日常が戻ったとして、またあの満員電車に乗れる自信は段々なくなってきてますけど、自分の価値観(仕事に対する価値観も含め)何が大切かが見えてきそうですね。
3、インプットする時間増えて良かったよね!!
ゲームやアニメ、マンガ、本、Netflixなど…インプットする時間が増えて良かったよね!状況はさっぱり読めないけど、こんなに「よーいドン」で状況が変わることないので走りながら考える選択肢を持てる事は良いことですよね。投資を始める人は、始めやすいタイミングですしね。
4、企業が淘汰されて良かったよね!!
好景気って良い企業もそうじゃない企業も儲かってるから、「転職」や「採用」では良い企業を見抜くのが非常に難しい時期でしたが、この大波を乗り越える企業はめちゃくちゃ良い起業か・めちゃくちゃずる賢い会社かのどちらかになるので転職を考える人からすると良い時代です。もう少ししたら淘汰され始めるはずです。
良さを受け入れるには時間がかかるね
私にとって「緊急事態」といえば自然災害な印象が強く、「緊急事態なのに日常は続くんや、、、そんなことあるんや、、、」みたいな戸惑いにドタドタしてました。最近悟ってきたことは緊急事態だけど日常は日常で、でもその日常が非日常なほど今までとはまるで違うものになっていくんだと気づきました。コロナが去れば、ちょっと前が戻る。そんなことはもう無いんでしょうね、去った後にはまるで違う世の中が待ってるんだろうなと思います。
縁起が悪くてしかも強烈で本当恐縮なのですが、死を宣告された人がたどる心境の変化「死の受容プロセス」というものがあります。
これは、アメリカの精神科医が見つけた理論で人は死を受けいれるまでに5つの段階をたどる、というやつです。
1、否認…自分が死ぬはずがないと現実を受けたがらない状態。
2、怒り…なんで?なんで自分がこんな目にあうんだ!という怒り。
3、取引…生きるためなら何でもしようとしたり、神様など何か絶対的なものに自分の悪いところは直すから生かして欲しいとすがる。
4、抑うつ…3の取引が叶わないと知り、自分の人生に失望したり絶望したりする。
5、受容…自分が死ぬことを受け入れ、その上で自分の満足な終活に動き出す。
受け入れがたい何かが起こったとき、ひょっとすると同じ段階を経て自分が物事をうけいれていくのかもしれないなと思います。1から5へはショートカット出来ないし、いつまでも4のままでもないはずです。
深さも、速さも、人それぞれ
物事を受け止める深さや、速さは人それぞれ違います。「スピードこそが正義」の人からすれば、「状況を深く考えている人」がじれったく感じるかも知れません。でもインパクトが強すぎる今回のこの変化は受け入れて前を向くにはどうやら個人差が大きく出るようです。
色んな事が制限されて、動けなくて、怒りを感じたり諦めを感じたり色んな気持ちになるはずです。どれも5段階のプロセスで感じることです。自分とは違う感情や共感出来ないアウトプットにも、明日から少し優しくなれる1週間の気づきになれば幸いです。
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