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応募したい企業のページはここを見よう(その2)

柏木です。前回終わらなかったので第2回目です!(前回分はこちら)

はい、前回は社員の平均年収や平均勤続年数が見れるよ!ってところまでお話ししました。引き続き、有価証券報告書の見方です。

有価証券報告書(最後にここを見ておくと便利)

次に有価証券報告書の事業等のリスクを確認しましょう。だいたいは急な株価変動やびっくりするほどの天気変化があったら商売やばいかもしれんですわ〜という一般的な内容と一緒に「おっ、これは他の会社には書いてない…!」という事業リスクがあります。ちゃんと変化に敏感な会社かどうかは見ておきたいですからね。で、この「おっ…」と思えるためには似たような企業の有価証券報告書も眺めておきましょう。

必死に全部を読む必要なんて無いです。ただ、へぇ〜くらいに文字を追いかける必要があります。

そして採用HPへ

やっと採用HPへたどり着きましたね。長かったですか?すんませんなぁ、変態的にHPは見てるもんでして。やっとここで私も「採用慣れてる会社ほど、第一印象は好印象」理論にたどり着けそうで嬉しいです(お待たせ!)

そのキャッチフレーズ、他社でも言える内容じゃない?

採用ホームページがリッチな企業には2パターンありまして、1、採用に投資している会社と2、採用ホームページがキラキラしているだけの会社があります。

1を探すために2をどのように目利きしていくか?

1、壮大過ぎて「キャッチフレーズと事業がマッチしない」パターン

「人の可能性」や「社会の貢献」みたいなキーワードが多いですが、別の会社でも言えるよねっていうような内容は注意が必要です。あと、やたらと社員の写真がアー写みたいなやつ。仕事中にアー写みたいな瞬間が訪れること、365日のうち一体何日あるんでしょうね?アー写やりたくなるんだろうか?知りたいのはオフィスとか社員が話してる瞬間とかの日常ですけどねぇ。

2、数字がない・社員の写真、コメントがないパターン

採用HPとはいえ、求人を記載する時は基本的にこれは絶対載せようね!っていうルールがあります。(求人情報適正化推進協議会より引用

ガイドライン|求人情報適正化推進協議会

まずはこれちゃんとしてますかー?という確認と、有給や育休取得率の数字は何パーセントか?数値を見てくださいね!募集情報って虚偽はだめなんです。だから「最大級!」とか「リーディングカンパニー」とか、読み手がくみ取れ的なキーワードが横行します。あと社員の写真。これも退職した社員の写真は、退職した人に肖像権という権利が発生するので勝手に乗せられないのです。なので、退職率の高い会社は段々社員が載せられなくなるし、載せてもすぐ辞めるのが段々手間になって載せなくなっていく傾向が高まります。

という点を気にしながら、採用情報や採用メッセージを見ましょう。

企業ならではのメッセージで、ちゃんと数字を持って話している企業は採用に投資している会社ですね。

そしてindeed検索へ

あとちょっとよ!ここまで・会社のこと・採用HPを見てだいたいつかめてきましたね。ラストです!次はindeedで会社名検索しましょう!

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indeedの更新日がいつなのかを確認しましょう。30日以上前の更新の場合は、そもそも募集してるのかがこの時期わからないのでできるだけ早めの更新日時の情報を見ましょう。

法人営業の求人_-_東京都

探せばだいたい出てくるはず!スポンサーとかそうじゃないのとかはあまり応募する上では気にしなくても大丈夫です。

ここまで丁寧に調べても、きっと全ての自分の希望を満たす会社は限りなく無いはずです。自分の希望を全て満たした条件で働くには起業するのが最短です。だからこそ、自分が譲れるところ・譲れない所って何だろう?を調べながら考えておくと更にGOODです。

長きに渡る時間でしたね。。ここまで、自分が色々調べた情報と比較して違和感なければ応募や!!!PCならEnterに力を込めて、スマホなら親指に力を込めて応募しちゃいましょう!

お疲れ様でした!ここからが面接の戦いですな!!!

本当に良い採用ホームページとは?

「え?会社のホームページなのにここまで疑ってみないといけないの?」と思われた人もいたでしょう。本当その通りだと思います。大人の事情というか、世の中の企業全てが良い会社じゃないということを新卒のタイミングから知ってしまうのもなんとも苦い気持ちになりますが、自分がどこの会社で働くか?は、誰も守ってくれないから、自分で頑張るしかないのです。

その上で、

私が思う良い採用ホームページとは、良い面だけでなく悪い面も含めて仕事内容や社風をできる限り明らかにされているホームページです。でも良い悪いっていうことの判断自体って人それぞれだから、採用ホームページ+オンライン説明会や面談で説明する必要があります。面接官が飾らない人を見たいように、企業の情報も必要以上に飾らない情報と熱意が見たいですよね。

入社後に感じる理想と現実のギャップをできるだけ少なくする情報を渡すこと。これをリアリスティック・ジョブ・プレビュー(RJP)理論と言います。

「採用慣れてる会社ほど、第一印象は好印象」ーーー。

場数こなしてるからある一定数までは好印象になるはずです。でも、ギャップをなくすことや他社との違いを探して行くには、何よりも比較が大事になります。他社の情報との比較、情報元が違うそれぞれの情報の比較。

急激に変化が訪れる今の状況下でも、自分自身が知りたい情報を力強く手に入れられるインプットになれば幸いです。

In the middle of difficulty lies opportunity.(困難の中に、機会がある。)

目を凝らして、たくましく生き抜きましょう。


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