心地良く生きるためInとOutの両輪回す【前編】
こんにちは。
ただいま私、うつ病で全く動けなかった時期を経て人生のんびり期を過ごしています。
これからどうしよう、どんなスタンスだと生きやすいかなぁと探っている最中。
今回はそんな中で私なりに立ててみた「InとOutのベクトルを意識したら心地良く生きるのにいいのでは?」という仮説についてお話します。
心が休まる時がない「〜しなきゃ」だらけの過去
以前の私は「周囲のオファーに応えなきゃ」「スキルアップのためには自分の時間を削ってでも取り組まなきゃ」と焦燥感すらある生き方をしていました。
頑張らなきゃ、
周囲のみんなにアンテナを張って気遣わなきゃ、
自分に寄せられたSOSには全部答えなきゃ、
みんなの話を聞いていかなきゃ。
生真面目といえば生真面目で、限界まで自分に無理させた過去があります。
その頃の私は、周囲に優しい人なのではなく自分に優しく出来なかった人。
それは今後の人生で繰り返してはいけない。
うつで動けなくなった経験からそう痛感しています。
何を軸に生きるを考える?大事にしたいのは「在り方」
「これから」のことにやっと気持ちを向けられるようになった時、最初は「何をする?どんな職に就く?」とスキルベースで仕事に焦点を当てて物事を考えがちでした。
でも、待て待て、ちょっと待て。それを基準に考えるの本当か?
仕事どうこうの前にもっと大事なことあるのでは?
自分に問いかけて、出てきた答えは「心地良く暮らしたい」を一番大事にするということ。
これを軸に、これからの自分の在り方を構築していくのがいいなと気づきました。
オシゴトとして何をする?ということはちょっと一旦横に置いてみよう。
心地良く暮らしたい。そのためには自分を知っていく
心地良く暮らしたい。
ーーということは、自分にとっての心地いいとは何かを感知できるようになりたい。
関わる人、コミュニティ、居場所、環境、時間の使い方、モノ、コト。
何を選択するかの審美眼を磨いていきたい。
ーーそのためには自分自身を知っていくことが大事。
何にしっくり来て、何に違和感があるのか。
それは誰かが教えてくれるものでも、どこかに正解があるわけでもなく、
自分の中にしかないこと。
私にとっての判断軸が明確になっていくと、
自分自身に心地よいヒトコトモノに囲まれて、私が私自身と付き合いやすくなるのでは。
そう、他人や世間の作った軸ではなく自分軸を持とう。
オンオフではなくインアウトで捉えてみよう
課題は自分に意識が向けられてなかったこと
この先の自分を想像してみた時、「仕事はこんな感じ、プライベートはあんな感じ。いわゆるオンとオフを切り替えて…」という考え方だとあんまりワクワク感が生まれなかったのです。本当にそれで生き方アップデートされるのか?と。
これまでの私は私自身に意識を向けられていなかったため、心身共にとても傷ついたのだろうという自覚がありました。それを解決したい。
仮にプライベート(ここでは仕事以外の時間と定義)がたくさんあっても、
仮に睡眠時間がたくさん取れても、
それだけじゃ「自身に意識向けられてない問題」は解決しない。
だから、オンオフだけじゃない別の何かが必要だな、と思ったのです。
(そりゃもちろん、自由に好きに過ごせる時間も体を十分休める時間も尊いし、欲しいよ。欲しいのだけどね!)
意識のベクトルはどこを向いてる?
そうか、課題を解決するには、自分にも意識を向けることを大切にしていけばいいんだ!
きっとこれまでの人生はそれがおざなりになっていたんだ。と気づきました。
こうして、意識のベクトルをInとOutで整理してみることに。
Inとはベクトルが自分に向いていること
Inは自分自身に意識を向けていくこと。自分の声をちゃんと聞くこと。
「今、どんなことを考えている?どう感じている?」と自分自身に問いかけたり、
自分を振り返ったり。
今無理をしていないか、好きだと思ったことは何か、自分を疎かにしていないかを自身に確認したり、心をしっかり休めたり。
エネルギーを自分にチャージしていくイメージです。
Outはベクトルが自分から外に向かっていくこと
対してOutは自分と外のつながりや活動に意識を向けていくこと。
何かしらの活動を通して周囲、社会に意義をもたらすことや、誰かのために時間を費やすことなど。
自分の取り組みで世界のどこかに変化や喜びが生まれると、私自身「やったー!」と思えます。それも大切にしていきたい。
Inで溜まったエネルギーを使ってOutの活動していくイメージです。
InとOutをぐるぐる巡る
一日の中でをきっちり12時間ずつInとOutに分けるとか、月水金はInで火木土日はOutの日とか、そういう配分をするわけでもなく。
「あれ、意識のベクトルOutばっかりになってない?最近ちゃんと自分の状態や気持ちにベクトル向けられてる?Inの機会持ててる?」と自分に確認することがまず大きな一歩になるのかな、なんて。
InとOutは、ぱきっと明確に分かれているものでもない気もします。
グラデーションのようだし、振り子のようだし。
自分自身を振り返って思考しているのは私にとってInだし、それを文章や絵で表現してこうして皆さんに届けることはOutなのかもしれない。
ベクトルを自分に向けたり外に向けたり。
これまでを振り返ったりこれからの自分を考えてみたり具体的に動いてみたり。
偏らず、ぐるぐるぐるぐる、メビウスの輪のように回るものなのかもしれません。
そんな循環が心地良く暮らすヒントに繋がったりしないかな。
そんな訳で、ちょっとお試しで、InとOutを意識して過ごす実験をしていこうと思います。
これを読んでくださった誰かが「自分も、ちょっと【最近どんなかんじ?】と自分自身に問いかけてみよ」と思ってくれたら嬉しいです。
さらに深ぼったお話を後編で書いてみました!
興味を持っていただけたら後編もぜひ、ご覧ください!
ではでは
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