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自分で重ねる地図:スーパー地形アプリ

街歩きや山歩き、地図の探検などに使える「スーパー地形」アプリで、自分で地図を重ねて登録しておくことができます。

スーパー地形の地図は複数の地図を重ねているものが多いです。
用意されているもの以外でも、自分で地図を選んで、重ね合わせることが可能です。
重ね合わせた地図は地図メニューに登録できます。
現時点では2種類と、Google Mapを重ねられます。

作成のしかた

作成するには、[地図]メニューから[重ねる地図作成]を選びます。

重ねる地図作成

すると、地図の設定画面が出てきます。
[地図#1][地図#2]のボタンをタップすると、地図を選ぶことができます。

重ねる地図の設定画面

地図の選択画面では、キーワードで地図を検索することができます。
使用する地図をタップして決定してください。

地図の選択画面

「重ね方」は通常は「乗算」にしてください。
「乗算」は濃い色がはっきりできるようになります。表示してみて具合が悪いようであれば「加算」にしてみてください。
 地図#1は単色に色を変えられます。地図#2については色をパレット(段彩設定)にすることが可能です。
 濃度は地図の濃さを変えられます。
 GoogleMapは下地に薄く表示することができます。濃度を100%にすると、GoogleMapのみとなります。
GoogleMapの種類も3種類から選べます。
「追加」ボタンを押すと、地図メニュー(下記)に登録されます。

地図メニューに登録されます

登録された地図をタップすれば表示できます。
設定を修正したいときは、メニューの横のボタンをタップすると、修正や削除が可能です。

修正や削除

重ねる地図の設定例

用途地域(関東)と空中写真

関東の一部市区町村を除いて提供している用途地域空中写真と重ねると、建物規模と用途地域の関係がよくわかります。

用途地域と空中写真

関東迅速測図と空中写真

明治期の地図である関東迅速測図と、空中写真を重ねると、現在の街区掲載が過去の区割りに依存していることがわかります。

関東迅速測図と空中写真

明治期の低湿地と今昔マップ

明治期の低湿地今昔マップ(この場合は首都圏)を重ねると、低湿地が田んぼなどに一致することがわかります。さらにGoogleMapを薄く重ねて、現在との関係もわかります。

明治期の低湿地と今昔マップ

明治期の低湿地と大規模盛土

明治期の低湿地大規模盛土分布図を重ねた図です。低湿地にある盛土は谷埋めの盛土になる可能性があります。

明治期の低湿地と盛土

スキー場と衛星写真

OpenSnowMapのスキーコース図と、衛星写真の重ね合わせでは、コースの状況を把握できます。
この場合は、GoogleMapは0%にしていますが、OpenSnow Mapはコース以外は透明なので、このまま地図の種類だけ衛星に変えています。

OpenSnowMapと空中写真

過去の地理院地図との差分

地理院地図は毎月改訂されています。
過去の地図と比較するとどこが改訂されたか一目瞭然です。全国Q地図さんで過去の地理院地図が公開されているので、下記のように重ね合わせると、赤色が追加された部分ですぐわかります。逆に消されたところを見つけるには、地図#1#2を入れ替えてください。

過去の地理院地図との差分

人口集中地区の減少

人口集中地区のH22と、R2を重ねて、減少したところ、つまり除外されたところ赤く表示できます。地図を入れ替えれば、増加したところがわかります。

人口集中地区の減少

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