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縁と輪

今回のテーマは『縁(えん)と輪(えん)』で書きます。
全世界をコロナウイルスがパニックに陥れ、日本でも緊急事態宣言が発令し、その後解除になっていますがまだまだ油断は許されない状況です。
そんな中で、明暗を分けた飲食店はキャッシュと輪を持っているかどうかでした。(個人的な解釈です!)
キャッシュに関してはそのままなので凄くざっくり説明すると、いっぱいお金があって馬力があるから耐えられました!という事です。 
なので今回は輪について文章を書き留めます。
これはこうだから耐えられたよねというだけでなく、今後の世界はこれが無いとダメになっていると思っている部分でもあります。

まず自分の話からすると、今回のコロナウイルスで僕が受けたダメージはキャッシュによる大ダメージです。
僕は正社員で和菓子の職人をしておりますが、4月の頭からこれを書いている6月末まで自粛状態です。
会社は6割のお給料をくれている状態ですが(とてもありがたい事です)、毎月赤字です。
しかし自粛期間で得た物も多く『縁』によって『輪』がめちゃくちゃ増えました!
これは将来的に考えて失ったキャッシュよりも遥かに大きい得たものになります。

今までの人生で培ってきた『縁』によって、自粛期間でより濃い連絡を取り合うようになり、そこから○○さんを紹介します!みたいな『輪』が広がりました。
まずは本当に感謝しかありません。

コロナ渦を乗り切れた飲食店はこの縁と輪をしっかりと持っていて、言うなればファンが居たから乗り越えられたと思っています。
このお店が潰れてしまったら○○だ。みたいな事がファンの心の中で起こり食べに行ったり、クラウドファンディングの支援に繋がっていると思います。
ここで重要なのが、上に挙げた○○の中にかなり高い可能性で人が入っている事です。
そのお店のマスターなのか、○○君なのか、○○ちゃんなのか、○○さんなのか、、、みんな人を思い浮かべてその人の生活を守りたくてお金を落として行きます。
この持ちつ持たれつのような関係はコロナを乗り越えたお店はより深くなるでしょうし、この関係が構築出来ないお店は同じような何かで人の動きが止まったら最初の方に潰れると思います。

今回の自粛期間で僕に縁と輪をもたらして下さった方々には今まで以上に恩返しをする気持ちは強くなっていますし、自分が会社を作って事業を始める時はファンの構築はもちろん感情の曲線をゆさぶる仕掛けを作った会社を設立したいと思っています!

まだまだ未熟者。
色んな人との『縁と輪』をめちゃくちゃ大事にしてこれからも駆け抜ける!

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