【MTGA】タイムレスとはワンキル可能フォーマットである。
概要
お久しぶりです、MTG Arenaに欄干のスパイが採用されたことにより、タイムレスでスパイを組むことができるようになりました。それによりタイムレスは、1ターン目に勝てるフォーマットになりました。実質ワンキルなどといった甘っちょろいものではなく本当に1キルです。真に1キル可能であるというのはスパイの醍醐味です。今回は様々な方を検討してみた結果、プラチナ帯で勝率が5割を超えることができた黒緑型の構築を紹介します。
スパイとは
まず、スパイを知らない方もいると思うのでスパイというデッキについて紹介します。スパイは欄干のスパイを使って自分のデッキを0にし、タッサの神託者を使って特殊勝利をするデッキです。主にモダン、レガシーに存在するデッキです。過去、パイオニアにも存在したものの、最速の勝利ターンが早すぎたため禁止になりました。
欄干のスパイ
欄干のスパイはこのデッキのキーカードで、土地がめくれるまでデッキを墓地に送ることができるクリーチャーです。このデッキはMDFCランドを採用することで、デッキに土地が1枚も入っていません。これにより、戦場に出て効果が解決すれば自分のデッキをすべて墓地に送ることができます。
タッサの神託者
タッサの神託者は非常にかいつまんでいうと山札が2枚以下の時に戦場に出ると勝ちます。そのため、欄干のスパイを出してタッサの神託者も出すことができれば勝ちます。タッサの神託者を出すために大きく2パターンを用意しています。1. 普通に唱える, 2. 再活性や屈葬の儀式を使って墓地から戦場に出す。
普通に唱えれるようにするためにジャック・オー・ランタンを2枚採用しています。ジャック・オー・ランタンは自身が墓地にあるとき、追放することで1マナを好きなマナに変更する効果を持ちます。このいわゆるマナフィルターの効果を使うことで、黒や緑マナを青2マナに変更しそのまま唱えることができます。
墓地から戦場に出すカードは、再活性、屈葬の儀式、陽気な哀歌、アガディームの覚醒があります。再活性は墓地から戦場に出すカードの中で最強のカードです。また、屈葬の儀式は墓地からフラッシュバックで唱えることができます。スパイによりデッキがすべて墓地に送られた際に、タッサの神託者と屈葬の儀式も同時に墓地に送られるため、欄干のスパイの実質1枚コンボのような振る舞いを可能としています。
黒緑型
今のデッキはマナクリを多めに採用した黒緑型を利用しています。レガシーのスパイはマナクリなどまったく入っていなく、暗黒の儀式みたいなマナ加速を多く採用することで2~4ターンでの決着を目指しています。
1キルハンド集
1キルの要求値は極めて高いものの、一応存在します。タイムレスにおいて先攻1キルは徴用くらいしか止めるカードがないため、できたら勝てると思われます。まだ一度もないですが、できたらすごく気持ちいと思います。
例1
例2
2キルハンド集
基本的に暗黒の儀式かチャネルを絡める必要がありますが、2キルも可能です。
まとめ
みんななもタイムレススパイを構築してみませんか?タイムレスというフォーマットはプロが全くいなく、デッキリストを共有する環境も整備されていないため、思い思いのスパイを試すことができます。また、MTG Arenaで数少ないワンキルが可能なデッキです。カードに余裕がある人はぜひ組んでみてください。私はレガシースパイが活動の拠点ですが、別フォーマットスパイ民がどんなデッキを作るか楽しみです。