営業マンならお客さんが求めている回答をテキパキと完結に伝えたい。
カッコイイ営業マンは完璧な回答をする。
しかし普通の営業マンにとって、質問される寸前はドキドキする瞬間であり、どんな質問をされるのか検討も付かない不安に襲われる。
答えられる質問ばかりされるわけではない。
それを答えるのが、プロなんだと思うが、お客さんは人それぞれ色々なトラブルを抱えているので、質問の幅は広くなる。
プロのプライドはある。
わからないなんて言いたくない。
でも言わねばならない時がある。
嘘はいけない。
何度も同じような質問を受けているのであれば、もちろん、知識や記憶も定着して、カッコ良く回答できる。
しかし、はじめての質問だったり、あまり得意でない内容だと、新しいルールについての質問だったりすると、最適解が思い浮かばないうちから話始めて、結局は宿題という形にして、すこし時間をもらって、情報を集めてから回答を出すことになったりする。
こうやって宿題にできればイイが、できないで断られてしまう時があったり、持ち帰った瞬間に他から話が入り持っていかれてしまうかもしれない。
これはこれで仕方ないが、つなぐことができる人間性はこれから大事だ。
正直に対応して、ミスしても愛される人間性が、お客さんに信頼関係を結ぶポイントだと思う。
冷静に考えてみてほしい。
世の中にどれだけの単語や言葉や出来事があって、どれだけを自分が把握できているか?
ほんの少しだけだ。
世にある情報の限りなくゼロに近い量しか把握できていないと思う。
だからプロであっても知らないことは当然ある。
知識や経験の面で不安が起きたとしても、どれだけ誠意をもって対応できるかで、フォローできる。
経験が無くてもいい。
情報を集めればキャリアを積んでいるのと同じ効果を得られる可能性もある。
だから知識や経験ではなく、人は気持ちだ。
調べればわかることなんて、後回しでいい。
人間性をアウトプットしよう。
言葉に工夫を加えて、誠意を見せて対応すること。
ミスしても愛されることで、知識の有無なんて超越できる。
テクノロジーの進化によって、この人間性でつなぐ間を作れるかというのは、これから必要になる技術だろう。
今はクグることで調べてるけど、将来は一瞬で専門家を呼び出すこともできるかもしれない。
人間に知識は必要ない。
優しさや誠実さなどの人間性こそが求められる時代だ。
プロのプライドは大切にしながらも、人間性を磨いていこう。
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