「【推しの子】 8」プライベート編 感想・ネタバレ
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この本との出会い
この本との出合いはちょっと変わったものでした。
私はある日、人気ゲーム「星のカビー」のキャラクターがこの【推しの子】という本のキャラクターをコスプレしているのをTwitterで見ました。
何故そんなコラボレーションが起きているのか、純粋な興味からこの本を手に取ることとなりました。
私はちょっと出遅れていたのかもしれませんが、日常から少し離れ、この物語の深さやドラマティックな展開にどっぷりと浸かりました。
読んだ本のタイトル
あらすじ・内容
感想
2.5次元舞台が終わり、復讐対象が死んでおり気が抜けた星野アクア。
そんなアクアの慰安を兼ねて、アイドルグループ、B小町の新たな挑戦としてミュージックビデオの撮影を高千穂で行うこととなります。
高千穂は、アクアとルビーが前世で生きていた神秘的な場所です。
この撮影を通じて、ルビーは衝撃的な事実を知ることになります。
アクアの前世、ゴローの遺体が発見されました。
ルビーはかつての自分に優しくしてくれた先生の死を知ることで、新たな感情、復讐の気持ちが湧き上がります。
一方、アクアは彼の父の真実を知ることで、自らの復讐心を失っていきました。
その中で、アクアと黒川あかねの2人の関係性が深まります。
アクアは、自らの過去と向き合うことで、自らを新たに定義しようと考えます。
一方、ルビーは、ゴローの遺体を発見したことで、自分自身の過去との繋がりを深く感じ、新たな目的を見つけます。
そして、物語は新たな展開を迎えます。
この第8巻は、アクアとルビーの関係性や彼らの過去と現在、そして未来への思いが描かれており、非常に感情移入しやすい内容でした。
ルビーがゴローの遺体を発見するシーンでは、彼女のショックと痛みを実感し、アクアが父の真実を知るシーンでは彼の葛藤を感じることができました。
特に、ルビーの復讐心の炎上とアクアの父に対する復讐心の再燃がどういうタイミングで燃え上がるのか。
次巻への期待感を高める要素となっています。
そして、黒川あかねの洞察力や、彼女とアクアとの間に芽生える関係の進展も今後の展開が楽しみです。
物語の深さと、登場人物たちの成長、そして新たな展開を楽しむことができる一冊でした。
次巻も非常に楽しみです。
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