「【推しの子】 1」感想・ネタバレ
此方にも同じ記事を掲載しております。
この本との出合いはちょっと変わったものでした。
私はある日、人気ゲーム「星のカビー」のキャラクターがこの【推しの子】という本のキャラクターをコスプレしているのをTwitterで見ました。
これには驚きましたし、興味を持ちました。
みんなが話題にしている中、私も乗り遅れてはいましたが、この本を手にとって読み始めました。
読み進めるうちにこの物この本に出合ったきっかけ語の深さやドラマティックな展開に引き込まれていきました。
読んだ本のタイトル
【推しの子】 1
原作:赤坂アカ 氏
漫画:横槍メンゴ 氏
あらすじ・内容
感想
この物語は、産婦人科医ゴローと彼の推しのアイドル、星野アイの運命的な出会いを中心に描かれています。
ゴローは宮崎県の地方の産婦人科で働く普通の産婦人科医。
しかし彼の日常には、推しのアイドル・アイのDVD鑑賞が欠かせない時間となっていました。
ある日、アイが突然ゴローの前に現れ、彼女が妊娠していることが判明。
さらに衝撃的なのは、ゴローがその出産の担当医となり、アイが双子を出産することとなります。
ただゴローはアイの双子の片割れとして転生していました。
秘密裏に出産し、アイドルとして活動するアイ。
その裏では苺プロダクションの社長夫婦の尽力もあり子育てもしてました。
無論、息子となったアクア(ゴロー)とルビーも協力。
しかし、アイはストーカーとなったファンに刺され突如として亡くなってしまいます。
亡くなるアイをアクアは看取り、彼女の体温が冷たくなって行くのを体感し、それがトラウマになってしまいます。
ルビーは扉越しにしており、アイの死はアクアほど深刻にトラウマにはなりませんでした。
その後の物語は、双子と彼らを取り巻く人々、そして彼らの未来や復讐劇、芸能界の裏側などがメインとなります。
特に、双子が推しのアイドルの子供として生まれ変わった医者の転生という設定は、新しい切り口でとても面白いです。
物語は復讐劇の始まりを迎え、次第に芸能界のドロドロとした部分も描かれていくこととなります。
この物語は、愛や偽り、芸能界の裏側、人の心の葛藤など、さまざまなテーマを深く掘り下げています。
特に「愛」については、アイドルとしての嘘の愛と、母としての本物の愛という二つの側面から考えさせられました。
星野アイの死後も、彼女への愛を感じ、その深さと彼女自身の愛への戸惑いもありかなり複雑に感じました。
全体として、この本は芸能界を舞台にした新しい形の物語で、読む人を引き込む魅力がたっぷり詰まっています。
舞台裏の情報やトリビアも散りばめられており、芸能界に興味がある人には特におすすめです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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