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「【推しの子】 5」感想・ネタバレ
此方にも同じ記事を掲載しております。
この本に出合ったきっかけ
この本との出合いはちょっと変わったものでした。
私はある日、人気ゲーム「星のカビー」のキャラクターがこの【推しの子】という本のキャラクターをコスプレしているのをTwitterで見ました。
今夏のコスプレ撮影はこちらの方から。早速ネタに走ってます(笑)。#C102#C102コスプレ pic.twitter.com/QeHBkSFgsx
— 決闘王F.K (@duelkingfk) August 12, 2023
これには驚きましたし、興味を持ちました。
みんなが話題にしている中、私も乗り遅れてはいましたが、この本を手にとって読み始めました。
読み進めるうちにこの物語の深さやドラマティックな展開に引き込まれていきました。
読んだ本のタイトル
【推しの子】 5
原作:赤坂アカ 氏
漫画:横槍メンゴ 氏
あらすじ・内容
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 双子の兄妹・アクアとルビーは絶賛、芸能界で奮闘中!! ルビーが所属する新生『B小町』はファーストライブを終え、更なる活躍が期待される。一方、アクアに舞い込んで来た次の仕事は“2.5次元舞台”への出演!! その舞台には、恋愛リアリティショーを経て“彼女”となった黒川あかねと、アクアに恋心を抱く有馬かなも出演する事に…波乱の予感!? “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作…第5巻!!
感想
芸能界での活動を続ける双子の兄妹、アクアとルビー。
アクアは次の仕事として、ある“2.5次元舞台”への出演を決める。
その舞台にはアクアの恋人、黒川あかねや、アクアに思いを寄せる有馬かなも参加することに。
舞台の中での彼らの関係や、原作者と脚本家の対立、さらには漫画家師弟コンビの言い争いなど、様々な葛藤や軋轢が生まれる。
しかし、彼らはそれぞれの立場や思いを乗り越え、最終的には一つの舞台作品を成功させるために力を合わせていく。
物語は彼らの情熱や努力、そして絆を通して、芸能界の厳しさや魅力を伝えております。
物語は、芸能界で活躍する双子の兄妹、アクアとルビーを中心に進行する。ルビーは新たなアイドルグループ『B小町』としてステージに立ち、その活躍が続く中、アクアは次の仕事として“2.5次元舞台”への出演のオファーを受ける。
この舞台には、恋愛リアリティショーを通してアクアの“彼女”となった黒川あかねと、アクアに密かな思いを寄せる有馬かなが同じキャストとして参加することになり、そのことが物語に波乱をもたらす。
舞台に関する部分では、原作の実写化や2.5次元舞台へのアプローチが巧妙に描かれています。
読みながら、私自身も映像化や実写化に対しての複雑な思いを感じ取れました。
また、恋愛やライバル意識、さらには芸能界特有の厳しさや輝きをリアルに感じることができました。
登場するキャラクターたちの情熱や努力、そして葛藤を通して、私たち読者は彼らの心の中を垣間見ることができるのです。
また、芸能界の舞台裏や漫画家としての原作者の苦悩も緻密に描写されており、物語の中での展開が楽しみながらも、それぞれのキャラクターの背景や心情に共感することができました。
【推しの子】は、芸能界を舞台にしたドラマティックな物語としてだけでなく、人々の心の中の葛藤や情熱、さらにはそれぞれの立場や環境に対する考え方を深く考えさせられる作品でした。
次巻が待ち遠しいと感じる、非常に魅力的な一冊でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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