【相談】過去のトラブルを連想させる言葉を見ると、フラッシュバックで辛くなってしまいます
文面非公開で続報もいただきまして、専門家を頼るという決断ができたとのことでした。
ちゃんと向きあってくださる先生に会えてよかったです!
わたくしの専門は創作活動の内側なので、外側の人生由来、人間関係由来はなかなかアドバイスできません。先生から「趣味だけでなく、人間としてのあり方にかかわるもっと大きな問題である」と言っていただけたとのことで、さ、さすがプロですわ……!
こちらが何を言ってもかえって邪魔になってしまうのですが、(要望があったので)一つだけ、素人目線で「こうかな~」と考えていたことを書いておきます。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」って、どう思いますか?
非常識でしょうか?我慢が足りないでしょうか?
予防接種を怖がるお犬ちゃんは、白衣や消毒液の臭いまで警戒するといいます。
「袈裟まで憎い」を我慢するか憎むか、動物として当たり前なのはどっちでしょう?後者ですよね。
心について考えるときは、「もし赤ん坊や動物だったら」と考えることで、「理性・理想」や「常識」、「べき思考」の枷を外すことができます。
「過去嫌だったこと」を回避しない個体は死に近づくだろう――そんな、よくある適者生存的な解釈もできますネ。
人間の脳には「ストレス反応」「行動抑制」の仕組みがあります。
原因はまだ解明されていないけど、強いストレスを感じたときは、理性より本能(古い脳)が優位になって、不安を感じて、複雑な思考活動ができなくなるといいます。フラッシュバックも、ストレスに脳が影響され、辛い記憶を忘れる機能がうまく働かず、逆に鮮明な記憶を再生してしまう、という現象のようです。
とりあえずこれは、「個人のワガママ」「修行が足りん」「たかが趣味」というレベルではなく、実験で観測済みの、人間にとって普遍の仕組みなのです。なので、一人で頑張って、気合で抑え込んでどうにかなることではありません。
専門家を頼る選択ができたのは、とってもエライ!&的確ですワ!
不安が暴走してしまうのは、こちらの本で言うてんぱり鳥タイプみたい。妖怪といっしょで、現象に名前をつけてしまえば「ああ、存在するものなんだ」「じゃあ対処法もあるだろう」と怖さが減ります。
したがって、ただの「りんご」でワーッ!となってしまうのも、仕方ないことなのです。たとえ他の人がそうでなくても、自分が現にそうなっているのなら、メッセジお嬢様の脳は、「りんご=脅威だ!自分を守るために逃げなきゃ!!カンカンカンカン!!非常事態宣言!!!!」という仕組みに、すでになっているのです。
なので、素人で共感性の低いわたくしの見方でいうと、「ああ脳が頑張って生きようとしてくれているな」という解釈になります。
軽度のものであれば、「ワーッ!」となるものをできるだけ避ける予防をするのを、いつもオススメしています。
わたくしも軽度ですが、過去された嫌なこと関連のものを見ると動悸がばくばくしたり、ギャー!!となってしまった経験があります。できるだけ遠ざけてみないようにして、それでもたまたま目に入ることもあり…。
一年は辛かったです。二年で結構平気になってきたカナ。
人それぞれなので、あくまで母数1の軽度の場合です!
対処法も軽重も人それぞれ。特効薬は人によって違います。
メッセジお嬢様の場合は専門家にぜひ相談してみてください。もし違うことを言われたら、完全にこちらの方が間違いなので、専門家の言うことに従ってください。
(あきらかにヤバイいことをわたくしが言っていたら、教えてくださると助かりますが……!)
今「作品発表をしたくない」なら、そのままでいいです。
よくなってきたら、信頼できるお友達だけに見せるということもできますよね。
まずはお辛いことを一つずつ大丈夫と思えるようになって、そのあと「したい」と思えるようになったら、またちょっとずつ、自分のペースで少しずつやってみてちょうだいネ……!
いきなり数十mの飛び込みをするのではなく、ちょっとずつちょっとずつ、体に水をかけるところから。
安全地帯を広げるとか、自分に紐づかない完全匿名でいられる場所からやるとか、少しずつ少しずつ慣らしてやるのがいいですネ。
こちらの記事の最後の参考文献集もおすすめですが、もちろん専門家のほうを信じてください!
メッセジお嬢様が、安らかに楽しく過ごせるように、祈ってますネ❣
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