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【マロ返】短編書き向けの長編の書き方スペシャル~集合知~

お悩み・おまとめ
・普段は1000字程度で書いているが、1万~数万字の同人誌を出したい
・手が止まる。どこまで詳しく書いたらいいか分からない
・三人称一元視点で書いてみたけど、主語が違うだけの一人称になってしまう

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書きたいのに書けないのはおつらいわね……!
「短くなるから長くしたい」というお悩み……ネットの海では結構見かけますわ。安心なさってね。

今回、アドバイスを募集したところ想像以上にご協力いただいたので、心底有難(アザ)ッスしながら紹介していくわね。

こちら、速報版のわたくしのお返事です。

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■得意分野はそれぞれ

有名な例で、ショートショートの父、星新一先生お嬢様がいらっしゃるわ。
「長編ラブロマンスの才能がなかったから諦めた。でも自分にしか書けない短編を突き詰めたら伝説になった」方ですわね。

このおエッセイは上記のエピソードを紹介しつつ、DBの鳥山先生お嬢様のことも書いてあるわ。

「書き始めるための4要素」、全部勉強になるのでぜひ全文読んでほしいわ。

「書けそう」「書ける」ものが得意分野。つまり、マロ主お嬢様の得意分野は1シーンを切り取った短編なのだと思うわ。
脳内だけじゃなくて実際にプロットを作ってみて、書いてみて、手が止まったなら……そういう可能性もあるわ。

向き不向きはカレーが得意かラーメンが得意かの違いでしかないので、落ち込む必要はありませんわ。

無理に「長い話」「詳しい文」を書く必要はありません。自分が気持ちよく書ける書き方でやるのがいちばんですわよ!

以下、アドバイスの紹介ですわ。

■短編をたくさん書いてまとめる方法

・短い話をたくさん書いてまとめる
・書く要素を増やす

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・一話完結の連作短編

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・シリーズものの、共通テーマの短編集

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■場面や要素を増やす方法

・シーンを増やす

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・えちえちやパロディで要素を増やす

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・達成困難な目標を軸に作中時間を増やす

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また、こちらの脚本術も素晴らしかったので紹介いたしますわね。三幕構成で書くプロット作成法だそうです。(ぜひ画像すべて見てください)

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という訳で、多くの長編手法が集まりました。ありがとうございます!(まとめが遅れてすみません)

こちらはわたくしの長編作成法です。

■「主語が違うだけの一人称」について

さて、「三人称一元視点で書いてみたけど、主語が違うだけの一人称になってしまう」というお悩みもありましたわね。

ご趣味だし、問題ないと思いますわ!
客観的な文と主観的な文の匙加減は、人によってそれぞれですしね。読んでて違和感がなければ大丈夫。

(厳密なお作法でいうと、一作の中、あるいは同じ章の中で一人称と三人称が混在するのは、公募などではやめたほうがいいですね。同じ三人称のなかでも、読者が混乱するレベルの視点変更の多用はNGね)(混乱しなければOK)

三人称の利点を活かすのであれば、行動や描写などは基本的には客観寄りで書いて、たまに主観よりの心情を出していくと、執筆コストは低い気がします。カッコ()やダッシュ――、あるいは自由間接話法を最低限にする書き方ね。

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■お返事いただきました

実は、速報に対してすでにお返事いただいておりました。

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うれしいお返事ありがとうございます!
他人視点の話を聞くだけで、思い込みに気づくことってありますわよね。
自分の強みを活かすもよし、あらたな挑戦をするもよし……
一度やったら一生やらなきゃいけないわけではないので、気軽にやってみて、やりながら適宜方針を修正していくといいと思うわ。
楽しいご本になりますように!♡


長編と三人称一元視点について、時間がかかりましたがアンサー記事ができたのでまとめも完成させました。ご協力ありがとうございました!

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