036編集者希望の24歳損保社員が「大船駅の餃子の王将でぼっち飯の間に考えたこと」を書き出した
晩飯を一人で食べるのってこんなに寂しかったんですね。
普段は実家暮らしなので家でご飯を食べるか、友人と外食するかのいずれかなのですが、今日は一人で餃子の王将に行きました。
餃子の王将、大船店。21時入店でも満席でした。
天津飯とレバニラと餃子を食べて、大満足で帰りました。
食えるもんですね。
ただ、一人でご飯を食べていると、人とお話ができないので、
頭の中にいろんな思考が巡ることに気づきました。
今日は、餃子の王将に40分くらい滞在した間に考えたことを箇条書きにしました。
ひとりでご飯食べるときって、意外と色んなこと考えてるなあ、と思っていただければそれで充分です。
1.こんなことを考えました。
(1)ひとりでご飯食べるのってどれくらいぶりだっけ
あれ、こんなに一人でご飯食べるときって静かだったっけ。と思いなおしました。
思い返してみれば、いつも家でご飯を食べる時には誰かがいるか、テレビを流しているので、全くの静寂でご飯を食べることって少なかったです。
「どうしてもあのごはんを食べたい!」と思って一人晩飯するときは、ご飯に集中しているので周囲の音とか気にならないのですが、この差は何なのでしょうか。
つい周りのお客さんとか、お店の看板とか見てしまいます。王将って意外と高いな。エビチリ620円+税。たっか。
そういえば餃子の王将には「ジャストサイズ」という小さいサイズの注文あるけどこれちょっと少ないからジャストサイズより小さいんだよな。
そういえば営業社員に向いている人と向いていない人を診断するときには、「お昼を一人で食べたいか、誰かと食べたいか」で判断できると考えています。
私は一人で食べたい。ってことは営業向いていない。
以上。
(2)天津飯って飲めるな
初めて奮発して、「極王天津飯」というのを頼んでみました。
餡掛け天津飯です。エビもぼにゅぼにゅのぶりっぶり。
身体に気を使い始めてからは噛む回数を増やしているのですが、下手したら10回も噛まずに呑み込めます。これは飲める天津飯ですね。
そういえばおなかがすいた時には2種類の理由があると言います。
1つ目は単純に空腹なとき
2つ目は栄養が足りないとき。
目の前のこの天津飯、食べ終わってもこの2種類の理由で空腹だろうな。
(その後ググったら、意外と850キロカロリーあって驚く)
以上。
(3)酢胡椒で餃子を食べるのはKくんがおしえてくれたな
餃子を食べる時には酢胡椒で食べます。
これは大学四年生のころに会社の内定者で出会った友人のKくんがきっかけです。
当時私は餃子のタレ派。醤油:お酢:ラー油=6:3:1。
餃子は特段好きな食べ物ではありませんでした。
そこでまだ知り合ったばかりのKくんが、突如餃子を変な食べ方し始めたから驚きです。
早速試してみたところ、これが美味しい。しかも、「え、待って美味しいんだけど、ってなるくらい美味しい」。
そこから餃子は、私の好きな食べ物ランキングを駆け上がっていきました。
人と会うことは人生を豊かにします。
以上。
(4)唐揚げにレモンをかけるのって味が行ったり来たりするのが良いんだっけ
唐揚げ食べてるひとがいました。
唐揚げは旨いです。
普通にたべると、旨い!という感覚。
レモンかけますよね。なぜなのでしょう。
調べてみると、そうやら普通の唐揚げにレモンをかけることによって、味が振動する、すなわち旨味と酸味をいったりきたりするようです。
このいったりきたりする感覚が、旨い!という感覚につながるようです。
イメージはsinθのグラフ。波線です。
「いったりきたり」つながりで言えば、人は「いったりきたり」って好きですよね。
お笑い芸人で言えばミルクボーイやプラスマイナス。
期待からの裏切りも、あっちいったりこっちいったりふらふらするのも、好きと好きじゃないを繰り返すのも。
単純な刺激だと飽きちゃう生き物なのかもしれません。
以上。
(5)アラブ人の友人、Aliくんの故郷パレスチナのこと
家族連れがいます。
ココ大船で4人でご飯を食べているということは、ここがあの家族のふるさとなのでしょう。
故郷と言えば、大学生の夏休みにベルギーの教会で3週間国際ボランティアしてた時のことを思い出します。
パレスチナから来たアラブ系のaliくんは当時27歳。
髪の毛はドレッドヘアで、pとbの発音が一緒。めっちゃ早口の英語で、口癖は「Come on!」。エピソードトークもおもろい。気分の上下が激しく、ダンスのリズムが神懸ってて、いっつも笑顔。途中で髪の毛にうっかり火をつけてしまって、大慌てで全員で消化したのはいい思い出です。
そんな彼に一晩、ふるさとの写真を見せてもらったことがあります。
パレスチナ生まれの彼は言いました。「I’m refugee.」
「これが僕の故郷だ」そう言って見せてくれたのは、キリストの教会とイスラームのモスクが、ぐちゃぐちゃのガレキとなっている写真たちでした。
そこでは何人ものアラブ人が、慣れた目でその街並みを眺めていました。
生まれた常識が違う、と感じたのはこの時です。
底抜けに明るい気分屋の彼が、そんな過去を持っているなんて知りませんでした。
私は自分の故郷がガレキになったら、あんなに強く笑えるのでしょうか。
そんなことを考えながら、天津飯をほおばります。
人間の想像力って面白いです。
餃子の王将でこういうことを考えている人もいるのだから。
以上。
(6)死ぬ前にみんなで打ち上げやるのはどうだろう
寂しい。
できればほんとに寂しいひとり飯はあまりないほうがいいな。
せめてシェアハウスしたいな。
死ぬときも一人なのかな。
人に看取ってもらえる人生を送りたいな。
あ。
あ!
良いこと思いついた!!
もう死ぬ!ってなった時に、打ち上げしよう!
人生の最終日、これる人みんなに来てもらって、乾杯したいな。
場所は病室しか浮かばなかったけど、そのほかの場所かな
でも俺が死ぬときには同世代のみんなは老けてしまっているだろうから、後輩にもいっぱい来てほしいな。
これから会う友達みんなにそうやって言おう!なんかそれぞれ持ってきてもらおう!
あ、これいい!本当にやろう!
なんか人生の終わりが決まってたのしくなってきたぞ!!!
2.最後に
聞いてくださりありがとうございました。
色んなこと考えてますね。メモとる習慣ついてよかった。
たまには一人で飯食うのもありですね。いろんなことを思いつきます。
でも、たまにでいいなと思いました。
では。
≪ルール関連≫
発想:12月10日(水)21時10分、餃子の王将大船店でいろんなメモを取っているとき。
作成:12月10日(水)23時30分~25時00分 ビジホにて。メモを全部書き写して。残りは思い出しながら。
参考:
自分のひとりごはんのときのあたまのなか
考察、反省、感想:
・ずいぶん書き慣れたものです
・あ、これテーマになるかものアンテナ感度が上がってきました
・幸い、テーマがなくて困ったことはないけど
・なくなったら怖いな、才能の枯渇が。
・熱量と筆の速さは比例する
・aliの話と死ぬ前の話はいい企画。企画力。
・「誰が書くか」を竹村さんが言っていたので無意識のうちに意識してしまっているなこれは
・時間かかったけど、書いてるのは楽しかったな。
・目の前の液晶テレビに、自分の姿が映っているのが少し恥ずかしい。
・家にもわかりやすいところに鏡を置きなおそう。
以上
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