日本史18 稀代のイケ坊の登場
二郎系ラーメンが食べたい!
私、二郎系ラーメンが好きなんですけど、お腹壊すから、なかなか食べるの躊躇しちゃうんですよね。
ヤギって紙を食べるじゃないですか。
でも、今の紙って化学繊維とかインクとかでお腹壊しやすいんですって。
ヤギに紙をあげるのも気を付けましょう。
孝謙天皇の次の天皇は、淳任天皇です。
淳仁天皇は天武天皇の孫なんですけど、皇族の中であまり目立った存在ではなかったんです。
控えめな子だったんですね。
大分と地味な子だったので、
僕が、「もっと自分を出していいんだぜ」なんて言って背中押してたんですけど、藤原仲麻呂のおかげで天皇になることができました。
仲麻呂いいヤツじゃん!
ちゃんとこういう、クラスの中心に入れない子にも、スポットライトあててあげるなんて。
そう思った人、仲麻呂のこと、まだ分かってないです。
大概、こういうヤツには裏の顔があるんです。
ただ単に淳仁天皇を天皇にしたかったわけじゃありません。
仲麻呂の大好物は権力です。
権力が欲しくて欲しくてたまりません。
だから、大人しい淳仁天皇を天皇にしておいて、実際に権力をふるうのは仲麻呂っていう風にしたんです。
こすい!
こすい真似しやがるんですよ、仲麻呂は。
権力を思うままにふるうことができた藤原仲麻呂。
ふとこんなことを思います。
「仲麻呂って名前、どうなん」
「なんかもっとカッコいい名前なかったんかいな」
そう思ったかどうかは分かりませんが、権力だけでは飽き足らず、淳任天皇から「恵美押勝」という名をもらます。
「えみおしかつって、カッコええやん!」ってなります。
カッコイイ名前をもらった仲麻呂は、太政大臣っていう権力のトップになって、権力を独占します。
ただ!
ここまで絶好調だった恵美押勝なんですけど、徐々に雲行きがあやしくなります。
というのも、恵美押勝がここまで調子に乗ることができたのは、光明子っていう、天皇の第一夫人である、親戚のおばちゃんのおかげなんですね。
この光明子が亡くなってしまい、皇族社会の中で急速に孤立をしていったんです。
結局、七光り的な感じだったんかーい。
一方で、天皇の位を譲って上皇になっていた孝謙上皇は、道鏡っていうお坊さんと恋に落ちます。
自分が体調悪かった時に看病してくれた道鏡を大好きになって、コンビで政治をすすめていきます。
孤立を深めていく恵美押勝と、恵美押勝のあと押しを受けている淳任天皇の権威がどんどんさがっていく一方で、孝謙上皇と道鏡は権威を高めつつあり、この両者の対立は深まっていきました。
先に動こうとしたのは恵美押勝です。
道鏡の排除を訴えて挙兵したのです。
「あの坊主、ただ孝謙上皇に気に入られてるだけやんけ!」って感じで、光明子と淳任天皇のおかげで偉くなった恵美押勝は、道鏡に特大ブーメランを投げたんですね。
結局、孝謙上皇が迅速に兵を動かし、恵美押勝軍を破り、恵美押勝は殺されます。
控えめ天皇の淳任天皇は残念ながら天皇から降ろされて淡路国に流されます。
この恵美押勝の乱に勝利した孝謙上皇は再び天皇に即位し、称徳天皇となりました。
当然、権力をふるうことになるのは僧の道鏡です。
正座すると足が3本あるといわれた道鏡です。
下ネタかい。
(´_ゝ`)