女王陛下のお気に入り

アカデミー賞発表前に見なくては! ということで、土曜日に「女王陛下のお気に入り」を見てきた。片道、車で1時間半かけて。そんなに労力使って、映画を観にいくって、すごい映画好きでしょ? わたし(笑) 

女王アンを巡る侍女2人の戦い。こわい・・・と言いたいところだけど、女って、こうなるだろうなぁって、腑に落ちちゃう。生きる世界が狭ければ、狭いほど、他の女に嫉妬したり、蹴落としたり、強い人に取り入ったり。

小学生の時を思い出すと、クラスの女子20人くらいが世界の全てで、常に戦わなきゃならなかったなぁと思う。意地悪されたら、されっ放しじゃいられないし、悪口言われたら、悪口言ったし。映画みたいな、直接的な手段には出ないけど、あれは、女の本能をデフォルメしてるのであって、生き抜こうと思えば、善悪なんて関係なく、本能であんなふうになってしまうのではないかしら。

女って強いよね。 国が変わっても、時代が変わっても、同じ。日本は大奥があるし、DNAはきっと脈々と引き継がれているに違いない。だから、広い世界に身をおくのって大事だなーと思う。女の本性を眠らせておかなきゃ。

夫は、この映画は、あんまり・・・と言っていた。女の恐い部分を見たくないのか、知らないのか、どっちだろ。でも、「面白い!」って感想じゃなくて、ちょっと嬉しい・・・ 女は弱いのよ(笑)


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なたね
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