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湯沢とのんびりな夜【道東誘致大作戦秋田へ行く day2】

みなさんこんにちは!道東誘致大作戦のかしこです。

前回、「秋田・ソーシャルデザインの学校」でお話しさせていただいたことをレポートしましたが、その後、秋田市を拠点に様々な場所を訪ね歩くことに。
ここ半年間、何かしら顔を合わせる道東誘致メンバーですが、
どこかへ旅行することはおろか、今まで誘致してはイベントをしまくっていたため、まさに「何もしないのに集まっている」ことは稀。

しかしそんな気ままな秋田旅行中にも数々の試練(?)が道東誘致チームを待ち構えていました……いざ参らん、秋田旅行~~!

ドチャベン VS 道東誘致の巻

前日「秋田・ソーシャルデザインの学校」での講義を終え、リラックスした雰囲気の道東誘致チーム。
昨夜の打ち上げ会場でお邪魔した「酒場 カメバル」の系列店である「亀の町ストア」さんで、朝ごはんをいただきます。

スモークサーモンとクリームチーズのサンドイッチ

元気満タン!さてさて、今日はレンタカーで移動します。
名塚が借りてきてくれるはずなんだけど……

いや、なんでBMW?
レンタカー屋さんが「いまこれしかないんです……」ということで貸してくださったらしいです。ウケる〜〜

今日の行き先は湯沢市。
秋田市から南へ2時間ほど車を走らせたところにある、内陸寄りのまちです。
小野さんも今日の夜まで同行してくださることに!それでは旅のはじまりです。

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少しずつ空が曇り、うっすらと地面に雪が降り積もってきました。
たどり着いたのは湯沢市の岩崎地区。
小野さんの案内で、なにやら素敵な外観のお店へ入ります。

お邪魔したのは、「momotose」さん。
ブックカフェとインテリアショップを融合させた素敵な空間です。

お店の奥の方でなにやら人が集まっていますね。
そっと近寄っていくと……

「こんにちは~」

※写真がなかったので、イラストで失礼します。似てないな。

出迎えてくださったのは、ハバタクの丑澤(うっしー)さん。
昨夜も「秋田・ソーシャルデザインの学校」でお会いしたばかりでした。

うっしーさん「これは、ドチャベンというプログラムです。秋田に移住して、なにか新しいことに取り組もうとしている人たちに向けた、秋田のことを知っていただくために、現地でブートキャンプをしています」

このドチャベン、今回のようなブートキャンプに限らず、セミナーなども実施、そして実際に移住し、事業開始まで持っていくという充実したプログラムだそうです。
そして今回、ご好意でドチャベンブートキャンプに同行させていただけることに……!

ドチャベンご一行に続いて向かったのは、いま現在はもう使われていない秋田銘醸旧岩崎蔵。

この場所で、先月行われていたfermentators weekというイベントのお話も伺いました。
発酵都市として世界に酒や味噌などの発酵文化を発信するともに、
そこに関わる人たちによりまちが「発酵」していくように、というコンセプトのイベント。
世界各国の発酵文化が集結し、交差した9日間のイベントだそう。

続いて向かったのは、ヤマモ味噌醤油醸造元。

ヤマモ味噌醸造元の7代目である高橋泰さんにお話を伺います。

高橋さんはもともと、建築をお仕事にされていたそうなのですが、
ヤマモの経営に携わるため、東京農業大学短期大学、大手醸造会社を経て秋田へ戻ったそうです。

ヤマモ味噌醤油醸造元の製品を食べ比べするという贅沢なひと時も!
調味料なのにスプーン何杯でもイケてしまう美味しさ、上品さに手が止まりません。
ちなみに、道東誘致メンバーはこの後それぞれのお気に入り商品をお持ち帰りしてました!

こちらが醤油やめんつゆなどの調味料類。
パッケージデザインは高橋さんが中心となって手がけられたそうです。

2階には「I.L.A ギャラリー」という新施設も。
会津の美術家である滝沢徹也さんが製作した、ヤマモ味噌醤油醸造元の種こうじを使用した絵画や、皆瀬川ですいた和紙を使った作品が展示されています。

 鹿島様 VS 道東誘致の巻

ヤマモ味噌醤油醸造元を離れたあとは、ドチャベンの皆さんともお別れ。
皆さんありがとうございました!また会う日まで……!

さてさて、そろそろ夕暮れになりそうです。
秋田市に戻るため車へ乗り込もうとすると、小野さんが目の前にある平たい山を指差して教えてくれました。

小野さん「あの山には、鹿島様っていう道祖神がいるんだよ。見てみる?」

なんだそれ!是非とも見てみたい!
というわけで、寒空の下を山の方面へ向かって歩いていきます。

小野さん「俺も随分前に来たから、道が怪しいかも」

近くに看板や目印などはないかとキョロキョロしていると、

???「こんにちは〜」

近くのお宅の軒先で遊んでいた小学生らしい女の子と男の子が挨拶してくれました。

小野さん「こんにちは。鹿島様ってどこかわかる?」
女の子「うん!わかるよ!」
男の子「着いてきて!」

猛スピードで走り出す子供たち。全速力で追いかける小野さんと道東誘致メンバー。

小野さん「え、みんな視えてるよね?座敷わらしじゃないよね?」

ちょっと疑ってしまうくらいの、子供たちの天真爛漫さに動揺する私たち。
マジで子供の体力って無限すぎる……。

男の子「あ!階段の真ん中は通らないで!神様の通り道だから」

鳥居をくぐり、イチョウが敷き詰められた山の中腹辺りを歩き進めること5分ほど。
小学生の体力に恐れをなしながらも着いていくと……

ドーーーーーーーーーーーン!!!!

目の前に、トトロのようなお人形が立ちふさがっていました。

女の子「これが鹿島様だよ。このあたりには3体の鹿島様がいるの

思ったよりも大きい鹿島様に一瞬言葉を失うメンバーたち。
怖いくらいに神秘的です。

鹿島様は、秋田周辺で見られる武神。他の地区では、姿形が少し違うようです。

案内してくれた子供たちは、鹿島様のことをよく知っていました。
どんな風に作られるのか、どんな意味があるのか。

案内してくれた彼らに感謝!ありがとうございました!

のんびりチーム VS 道東誘致の巻

さてさて、夜も近づいてきたので、秋田市に戻ります。
小野さんが秋田空港へ向かう前に、「ちょっと小腹が空いたね」ということで、「からす森」という居酒屋へ。

二階の座敷には、なんとも味のある看板が…!
「生だから・香りがフルーディー!」というコピーに痺れる。

もつ焼き・煮込みとあるように、煮込みが最高でした。
おでんも焼き鳥も美味しかったな〜〜!

と、ここで、秋田県庁の進藤さんが登場してくださいました!
前日の「秋田・ソーシャルデザインの学校」でもお世話になった進藤さん。
なんと、わざわざ秋田のお土産セットを届けるために寄ってくださったんです……!
神様なの?それとも鹿島様?

「からす森」でしっぽり飲んだら、小野さんとはここで解散。
今回の秋田訪問のきっかけを作ってくれた小野さん。本当にありがとうございました!

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さてさて、次の予定地へ向かいます。
先ほどの居酒屋「からす森」を「おすすめだよ!」と教えてくださった方に会いに行きます。
そのお方とは……

わーい!藤本智士さーん!

今回の秋田訪問に際し、藤本さん率いる「のんびり」チームのみなさんが夜ご飯に連れて行ってくださることに!
ちなみにクスろの2人は、藤本さんと先月もお会いしています。会いすぎ。

藤本さん「このお店は普段『のんびり』チームも打ち上げで使ってるのよ。今日はオススメの日本酒持ってきたから、あけましょう!」

藤本さんオススメの地元産の日本酒をいただきます。
この「ゆきの美人」の他に、「夏田冬蔵」「雪の茅舎」もいただきました!

ほとんどの道東誘致メンバーが、「のんびり」チームの皆さんとはほぼほぼ初対面。

真っ白いお肌と柔らかい笑顔が秋田人ななりちゃん。
儚げな雰囲気とは対照的に、あまりにもお酒に強すぎて笑っちゃいました。

「のんびり」秋田チームをまとめる、やぶちゃん。
あの「のんびりし〜な」のナレーターさんだ!と隣に座った私はドキドキしてました。

「のんびりし〜な」などで映像を手がけているあつみさん。やぶちゃんの大学の後輩さんなんだそう!
現メンバーでは最年少さんということで、ちょっとシンパシー感じました。

今回「のんびり」チームの皆さんに連れて来ていただいたのは、「京や」という居酒屋さん。
定番メニューから創作料理まで、出てくるもの全部美味しい……!
焼きワンタンというメニューが最高でした。湯豆腐もお腹が優しくなる一品。

いやあ、「のんびり」の皆さんと過ごす秋田市の夜、最高でした。
この夜、藤本さんがボソッと「12月な、俺また津別行こうと思うねん」とこぼしてしまったことで、藤本さんを道東ツアーに巻き込んでしまうお話もありますが、それはまたの機会に。

藤本さん、「のんびり」チームの皆さん、ありがとうございました!

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kashiko sudo
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