ニュースでメキシコが2024年世界幸福度ランキングで2位になったとの事を知りました。 1位は納得のオランダ。 治安が良くて社会福祉が充実していて教育水準も高い先進国の国。 対して2位がメキシコ、、?って思われる方多いと思います。 治安が悪くて貧富の差が激しくて政治も汚職まみれで教育水準が低いメキシコ?って。 でもメキシコに住んでいる私からするとそうかもなあと納得。 そこでなぜメキシコより100倍くらい快適の生活している日本の人々より幸福度が高いのか、私なりに考えてみま
資本主義と幸福度。 この関係については資本主義が極まった日本に住んでる日本人なら一度は疑問に思った事があると思う。 資本主義は全ての価値がお金に換算されてしまう。 だから家で老人や子供の世話をしている私みたいな専業主婦は社会的には見下されがちだ。 最近日本ではお金がかかるから子供は欲しくないという人がいるらしいけど、子育てすらお金に換算されてしまう。 老人の面倒だって老人ホームに入れてしまえという家族にしてみれば、存在自体がお金がかかるものとして認識されてしまうのだろう。
メキシコの学校での様子を見ていると、なるほどだからああゆう大人達になるんだろうなと思う事がたまにある。良くも悪くも。 日本にいた頃の私は、日本の文化ではない外国の文化=欧米のの文化だったのだと思う。 集団を重んじる日本と個を重んじる欧米。 減点方式の評価の日本と加点方式の評価の欧米。 などなど。 でも、今思うと当たり前のことなのだけどそれ以外の文化って世界にはいっぱいある。 それもどこかの未開の村の話ではなく、資本主義政策をとっている国の中でも違う価値観がある事を私はメ
メキシコでは個人の売買が盛んです。 メルカリみたいなアプリはあるけれどもっと身近な、住んでいるレジデンシャルや学校のチャットグループで気軽に個人が物を売っています。 化粧品、洗剤、タッパーなどの雑貨やフルーツ、魚介類、ケーキ、タコスの食品、また古着、家具など売買品は多岐に渡ります。 ママ友になりたての人にいきなりカタログのpdfを送りつけて来られる事もよくあります。しかもコメントなしで笑 子供達も割と気軽にお金を稼いだりする。 生活に困っていない、中産階級や上流階級の
前回の言葉の問題で思い出した事があります。 題しておにぎり事件。 それは転校当初息子が早く学校に馴染める様にと、お弁当のおにぎりをクラスメイトにお裾分けできるよう多めに持たせていた事がありました。 その時にひとりのクラスメイトにおにぎりを全部取られてたとお腹を空かせて、落ち込んで帰って来た事が続いたんです。 先生に訴えようとその当時の息子は言葉が出来ない。 He is hungry and angry. ラッパーの様な文句で私は先生に何とかしてくれと訴えたのですが
メキシコの公用語はスペイン語です。 こちらで生活が始まった時長男は6歳、次男は2歳でした。 もちろんスペイン語は全く話せない状態でのスタートです。 子供はすぐ外国語を覚えるっていいますよね。 全くそんな事はありませんでした。 初めに通っていた学校で先生達は気を利かせて長男を日本人の男の子がひとりいるクラスに入れてくれたのですがこれがダメでした。 長男は唯一言葉が通じる彼にいつもくっついてスペイン語はほぼ話していなかったようです。 実際進級の際に今の学年に留まる事を勧めら
先回は私が考えるモンテッソーリ教育の良い点をあげましたが、今回は短所というか難しい点を挙げたいと思います。 実は良いと感じている点と違い一点しかありません。ただこれは良い所をすべて覆すくらいのインパクトがあります。 それは、 先生の力量によってクラスの質が、もっというとモンテッソーリ教育といえるのかどうかさえ怪しいものになるという事です。 従来型の教育は先生はマニュアルに沿って一方的に授業を進めるものです。教師もマニュアルに沿ってやればとりあえずいいので良くも悪くもどのク
結果今日に至るまで約5年今のモンテッソーリ教育の学校に通っている訳なのですが、どんな学校にも長所、短所があり完璧な学校、完璧な教育は存在しません。 私が思うモンテッソーリ教育のいい所と、逆に難しいと思う所をあげてみたいと思います。独断と偏見です。 今回は良いと思う点についてお話しします。 良かった点 •異年齢混合の縦割りクラスである •宿題、テスト、通知表がない •決まったカリキュラムがなく自分の好きな学習ができる •授業中にずっと座っていなくてもいい 異年齢混合の
こんにちは。 メキシコ地方都市在住のrinaです。 今回は夫の海外勤務に帯同することが決まってから今の学校に子供達が通うようになるまでの話です。 夫は生活の基盤を整えるべく、私達母子より3か月程先に渡墨していたのですが、その際にこちらの私立の人気の学校は空きが中々でない為引っ越し前に学校を決めておいた方がいいとの連絡がありました。 余談ですが私の住む街には全日の日本人学校もあります。が、これは選択肢にはなりませんでした。 というのは私自身小学生の頃海外の日本人学校に通っ
初めまして。 夫の海外赴任に帯同しメキシコ地方都市在住5年目のrinaです。 地元のモンテッソーリ教育の小学校に通う7歳と10歳の男の子の母でもあります。 メキシコの教育に興味がある方はさほどいないと思うのですが、日本でもない欧米でもない新興国に身を置くことによって見えているものもあるのかなと思い、また自分の頭を整理するためにnoteを始める事にしました。 地球の裏側の僻地からの主婦のつぶやき、宜しくお付き合いください。 #海外教育 #オルタナティブ教育 #海外生活 #