お片付けもしない、テーブルマナーも関係なし!な困った子?(いて座を強く持つ子かもしれません)
いて座を強く持つ子の特徴
小さいうちから好奇心旺盛で知りたがり、さらに教わったことに対しての理解がよくて、知ったことは惜しまずに誰にでも教えてあげることのできる落ち着いた子、それがいて座を強く持つ子の特徴です。
ママ友たちからは一目置かれ、できる子!と見えるかもしれませんね。
この子が困った状況におちいって親は心配していても、どうにかなるよ!と本人は笑っているうちに本当になんとかなってしまったりしています。
そういう受容力というのかおおらかなパワーを持っています。
さらに体を動かすことも大好き!時間があればみんなと激しく動き回って遊んでいるでしょうか。
物事の捉え方ものびのびとしていて、世界の捉え方はダイナミックで前向きです。
正々堂々、ライバルと戦いたいとも思うので周りのお友達からも自然と信頼されます。
リーダーシップでみんなを率いていくというタイプではありませんが、その年齢以上の落ち着きから小さいうちは自然とグループのリーダー扱いされていそうです。
遊びを仕切るだとか、喧嘩の仲裁だとかが意図せず回ってくるのがいて座が強い子の幼少時代あるあるになっているかもしれません。
いて座が強い子に困ったときの関わり方
お友達のものを欲しがってぐずったりもせずちょっと大人びて見える子で、家の外ではなんだかんだで頼りにされているのですが、なぜあんなに難しいことができているのにおうちの中でのことはちょっともできないのでしょう。
実は周りから見えている印象より家庭の中でお母さんは悩まされていそうです。
靴は玄関で脱いで揃える、服は脱いだら洗濯カゴに入れる、ご飯は椅子に座って肘をつかずに食べる、野菜も残さず食べる、使ったハンカチはポケットから出す、お手紙は親にすぐ見せる…こういう細かなことがなぜか言っても言ってもできない。
「外ではあんなにできるのに、お母さんのことバカにしてるの!?」と思われるかもしれませんが、大丈夫ですよ、バカにしているのとは違います。
何のためにやるのかが意味が分からないことは、やる気が起きないしできないだけなのです。
何度も同じことを繰り返し言っても、理由が受け止められなければできない子です。
そのため、親のお手伝いをさせながら繰り返し繰り返し「お洗濯の時にはここに集まっていないと後から見つかって困るのよ」とか、「お手紙は先生がおうちの人へ預けてあるものだから、お返事を待たせているの。すぐに見せてね」というように難しい内容に思われてもとりあえず伝えてみましょう。
理由がわかってもらえると少しマシになるかもしれません。
言ったとおりの家庭内ルールは守ってもらえないかもしれませんが、全体の流れを掴めると理解が早い子です。
なんのために洗濯物をかごに入れているのかというような大きな流れをわかってもらえるように関わっていきましょう。
またとにかくポジティブですが、楽観的すぎる面もあります。
親があれこれ気を回したり手を焼いたりしていたことがすっぽり抜け落ちて「適当でも上手くいった!」と本人は思いこんでいることもありそうです。
小さなミスはある程度までなら親はグッとこらえて手を出さず、最後まで自分でフォローさせることも、ゆくゆくの自立した生活を目指す上で必要な気づきを生むでしょう。
また、おおらかさゆえの面倒くさがりな面も持っていて、物事への執着心が薄いところがあります。
なにか面倒なことになりそうだと、じゃあ自分はいいや〜と放り出してしまうことで、せっかくの周囲からの信頼を損ねたり、浅い部分での満足で投げ出してしまって大きなチャンスもふいにしてしまうことがあってはもったいないでしょう。
未知のことにも立ち向かえるロマンテックな部分を持っていて、なおかつどんなに自分とは違う背景を持っている人とも分かり合えるはず!と思えるオープンマインドの持ち主です。
せっかくの力を面倒がってムダにしてしまわないように、多くの人と出会い、自分ひとりではどうにかできないように思えることにでも、投げ出さず努力を積み重ねていくこと。
そんな学力では測れない大事な事を小さなうちからトレーニングして身につけていけば、将来の自分への本当の自信となってくれると思います。
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