環境省、ペット業界からの接待で中堅幹部を厳重注意処分〜数値規制導入めぐる意見交換か
国家公務員倫理審査会に調査報告
ペット業界や動物愛護団体を指導、監督する立場にある環境省幹部が利害関係者から接待を受けたことで、今年6月2日、事務次官から厳重注意されたことが同省に対する情報公開請求で判明しました。
環境省が山口壮大臣名で国家公務員倫理審査会の秋吉淳一郎会長宛に提出した調査結果報告では、氏名や役職は非公開扱いとなっています。
情報公開請求に先立って筆者が入手していた情報では、厳重注意処分を受けたのは自然環境局で動物愛護問題を担当していた幹部職員です。接待した人物は、「販売」に関わり、環境省から立ち入り検査や監察を受ける企業に所属することが報告に明記されており、ペット業界側の関係者だとみられます。
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