Dua Lipa「New Rules」 歌詞、日本語訳徹底解説!【リクエスト募集中】
◆「New Rules」について
「New Rules」は2017年にリリースされたDua Lipaの大ヒット曲で、アルバム『Dua Lipa』に収録されています。
失恋から立ち直ろうとする女性が、自分を守るために新しいルールを決め、それに従おうと奮闘する様子を描いています。
◆「New Rules」ザックリいうとこんな曲
失恋した女性が元恋人に再び傷つけられないため、自分を守る「新しいルール」を作り、それを守ることで成長しようとする曲です。歌詞の中では具体的な3つのルールが紹介され、共感を呼ぶだけでなく、ポップでダンサブルなメロディが特徴です。
◆このブログについて
「New Rules」の歌詞を以下の3つのポイントで徹底解説します!
意訳:歌詞の雰囲気を大切にした日本語訳。
単語・熟語:英語初心者の方でもわかりやすいよう、重要な表現を解説。
ストーリーの理解:歌詞が伝えたい物語や背景を解説。
◆次のリクエスト募集中!
他のDua Lipaの曲や、英語学習に役立つおすすめの洋楽を解説してほしい方は、ぜひコメント欄で教えてください♪ 🎤
[Verse 1 ]
"Talking in my sleep at night, making myself crazy"
→ 夜中にうわ言のように話して、自分をおかしくしていたの。
熟語解説:
talk in one's sleep = 寝言を言う。
make oneself crazy = 自分をおかしくさせる、混乱させる。
理解:
失恋で悩みすぎて心が乱れた状態を描いています。
"Out of my mind, out of my mind"
→ 正気を失いそう、正気を失いそう。
熟語解説:
be out of one's mind = 正気を失う、冷静さを欠く。
理解:
彼女が感情に振り回され、自分を見失いかけている様子が表現されています。
"Wrote it down and read it out, hoping it would save me"
→ 書き出して声に出して読んだの。救われるかもって思ったから。
熟語解説:
write down = 書き出す。
read out = 声に出して読む。
save someone = 誰かを救う。
理解:
彼女は感情を整理しようと努力しています。書いて、読んで、自分を励まそうとしています。
"Too many times, too many times"
→ 何度も、何度も繰り返した。
単語解説:
too many times = あまりにも多くの回数。
理解:
元恋人に振り回される状況が何度も繰り返されてきたことへの後悔。
"My love, he makes me feel like nobody else"
→ 彼は私を特別な存在にしてくれる。
単語解説:
make someone feel like = (人)に~のように感じさせる。
nobody else = 他の誰でもない、誰も及ばない。
理解:
nobody else は「彼ほど特別な人はいない」というニュアンスを持ちます。彼女にとって元恋人は唯一無二の存在である一方、その思いが未練を強めています。
"Nobody else, but my love, he doesn't love me"
→ でも彼は、私を愛していないの。
単語解説:
doesn't love someone = ~を愛していない。
but = しかし、でも。
理解:
彼が自分を愛していない現実を理解しているものの、その矛盾に苦しんでいる彼女の葛藤を描いています。
"So I tell myself, I tell myself"
→ だから自分に言い聞かせるの、自分自身に。
単語解説:
so = だから、それで。
tell oneself = 自分自身に言い聞かせる。
理解:
so は「だから」という理由を示す単語です。ここでは、自分を立て直すための行動に繋がる決意を表現しています。
[Pre-Chorus]
"One, don't pick up the phone"
→ まず1つ目、電話には出ないで。
熟語解説:
pick up the phone = 電話に出る。
理解:
ここから、彼女が自分を守るために作った「新しいルール」を具体的に説明していきます。この1つ目のルールは、元恋人からの連絡に反応しないこと。
"You know he's only calling 'cause he's drunk and alone"
→ 彼が電話してくるのは、酔って寂しいだけだって分かっているから。
熟語解説:
he's calling = he is calling の短縮形。「彼が電話している」。
'cause = because の短縮形。「~だから」。
drunk and alone = 酔っていて寂しい状態。
理解:
彼女は元恋人が感情に流されて電話しているだけで、本当に気持ちがあるわけではないと理解しています。
"Two, don't let him in"
→ 次に2つ目、彼を家に入れないで。
熟語解説:
let someone in = (人)を中に入れる。
理解:
元恋人を家に入れることで感情が揺さぶられ、再び関係を持ってしまうことを避けるためのルール。
"You'll have to kick him out again"
→ また追い出す羽目になるだけだから。
熟語解説:
kick someone out = (人を)追い出す。
理解:
元恋人を家に入れると、再び別れのつらさを繰り返してしまうことを警告しています。
"Three, don't be his friend"
→ そして3つ目、彼の友達にならないで。
熟語解説:
be someone's friend = (人と)友達になる。
理解:
友達として関係を続けることは、彼女にとって感情的な負担となり、前に進む妨げになるという決意を表しています。
"You know you're gonna wake up in his bed in the morning"
→ どうせ翌朝には、彼のベッドで目を覚ますことになるから。
熟語解説:
wake up = 起きる、目を覚ます。
in his bed = 彼のベッドで。
理解:
元恋人と友達として関係を続けると、結局感情に流されてまた関係を持ってしまう可能性が高いことを指摘しています。
"And if you're under him, you ain't getting over him"
→ 彼に依存している限り、彼を忘れることなんてできないわ。
熟語解説:
under him = 彼に依存している(比喩的表現)。
get over someone = (人を)忘れる、立ち直る。
理解:
ここでは、元恋人に感情や行動で依存していると、いつまでも前に進むことができないという現実を強調しています。
[Chorus]
"I got new rules, I count 'em"
→ 私には新しいルールがあるの。それを数えて守っているの。
単語解説:
got = get(手に入れる、持つ)の過去形。「手に入れた」「持っている」。
new rules = 新しいルール。
count 'em = count them の短縮形。「それらを数える」。
理解:
彼女は自分を守るために新しいルールを決め、それをしっかり実践しようとしている決意を表しています。
"I got new rules, I count 'em" (繰り返し)
→ 私には新しいルールがある。それを数えて守っているの。
"I gotta tell them to myself"
→ 自分自身に言い聞かせなきゃいけないの。
単語解説:
gotta = got to のカジュアルな形。「~しなければならない」。
tell them to myself = 自分自身にそれを言う。
理解:
ルールを守るのが簡単ではないことを示しつつ、自分を奮い立たせて行動に移そうとしている。
[Post-Chorus]
"I keep pushin' forwards, but he keeps pullin' me backwards"
→ 私は前に進もうとしているのに、彼は私を後ろに引っ張ろうとするの。
熟語解説:
keep pushing forwards = 前進し続ける。
keep pulling someone backwards = (人を)後ろに引き戻し続ける。
理解:
元恋人の影響で進むべき道を阻まれてしまう葛藤を描いています。
"Nowhere to turn, no way to go"
→ 振り返る場所も、進む方法もないの。
熟語解説:
nowhere to turn = 頼る場所がない。
no way to go = 進む方法がない。
理解:
進もうとする彼女が、元恋人に引き戻されるジレンマを感じている様子。
"'Cause I got new rules, I count 'em"
→ でも私は新しいルールを持っている。それを数えて守っているの。
単語解説:
'cause = because の短縮形。「~だから」。
理解:
彼女は自分を奮い立たせ、新しいルールを守ることに全力を尽くそうとしています。
"I gotta tell them to myself"
→ 自分自身に言い聞かせなきゃいけないの。
[Verse 2]
"I practice what I preach, I let go of what I need to do"
→ 私は自分が言うことを実行に移し、必要なことを手放したの。
熟語解説:
practice what one preaches = 自分が言うことを実行する。
practice = 実行する、実践する。
preach = (道徳や信念を)説く、説教する。
let go of something = ~を手放す、捨てる。
理解:
彼女はルールを守るだけでなく、自分の言葉に従って行動を始めたことを示しています。
"But my heart keeps coming back to you"
→ でも、私の心はまたあなたに戻ってしまうの。
熟語解説:
keep coming back to someone = (心が)何度も誰かに戻る。
理解:
感情では前に進みたいと思っていても、心の中では元恋人への想いを完全には断ち切れない葛藤が描かれています。
"And I know that this is for the best, but it's so hard to let go"
→ これが最善だと分かっているけど、手放すのはとても難しいの。
熟語解説:
for the best = 最善のために。
let go = (感情や物を)手放す。
理解:
彼女は元恋人との関係を断ち切る必要性を理解している一方で、それがいかに辛いかを表現しています。
"I keep my head up high, but I'm breaking inside"
→ 頭を高く保っているけど、心の中では壊れそうなの。
熟語解説:
keep one's head up high = 堂々としている、落ち込まないようにする。
breaking inside = 心の中で壊れている、感情が揺れている。
理解:
外見では前向きで強い自分を見せようとしているが、内面では苦しんでいる彼女の姿が描かれています。
[Chorus: 繰り返し]
"I got new rules, I count 'em"
→ 私には新しいルールがあるの。それを数えて守っているの。
"I gotta tell them to myself"
→ 自分自身に言い聞かせなきゃいけないの。
[Bridge]
"Don't pick up the phone"
→ 電話に出ないで。
"Don't let him in"
→ 彼を家に入れないで。
"Don't be his friend"
→ 彼の友達にならないで。
熟語解説:
pick up the phone = 電話に出る。
let someone in = ~を家に入れる。
be someone's friend = ~の友達になる。
理解:
この部分では、3つのルールが繰り返し語られています。彼女がこれらのルールをしっかり守ることで、元恋人への未練を断ち切ろうとしていることが強調されています。
[Chorus: 繰り返し]
"I got new rules, I count 'em"
→ 私には新しいルールがあるの。それを数えて守っているの。