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「仮説社・やまねこラウンジ」って、なに?

 仮説社は、〈仮説実験授業〉関連の書籍や、月刊誌『たのしい授業』の編集と刊行、そして実験器具などを販売している株式会社です。営業を開始したのは1973年12月です。
 その時にはなかったのですが、そのご、仮説会館という場所が開設されました。まあ会館という名ではありましたが、建物をひとつ持っていたわけではなくて、ビルの1フロアーを借りて、そこに仮説会館と仮説社と他にもう一社が同居していたのです。
 仮説会館では、仮説実験授業を提唱した板倉聖宣(いたくらきよのぶ)さんの発想法講座や、『たのしい授業』の公開編集会議、そして仮説実験授業を実施している教員のサークルなど、ほとんど毎日と言ってもいいくらいなにかしら活動が行われていました。
 そのご、仮説社は何度か引っ越しをするのですが、すこしずつその会館は狭くなっていって、巣鴨に引っ越したときに、「〈会館〉と言うには、ちょっとちいさいのではなかろうか?」というので、呼び方を変えようという話になり、いまの「やまねこラウンジ」に変わったのです。
 で、東中野に引っ越してきたいまも、やまねこラウンジでは、主に土曜日に、サークルや講座が開かれています。
                     (かわさきひろし)

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