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1992年1️⃣

バブル経済が崩壊し、株価と不動産価格が落ち込み、銀行の貸し渋りや債券の取り立てを激化させ、中小企業…町工場や不動産企業などが次々と倒産していった…が、世論的には、この不景気も短期的なもので、すぐに回復するだろうと…楽観的な見方が主流だった。
しかし、実際のところ苦しい経営難を強いられていた銀行や証券会社の一部は、生き残りを図るため、合併して新会社を設立させるなどして、経営難を乗り切ろうとしていた。
一方で、この年は新幹線のぞみが運転を開始したり、長崎ハウステンボスが開園するなど、バブル期に投資した事業が次々とスタートした。

政界では、バブル期に行われていた政治家と企業との癒着による佐川急便事件が発覚…総理大臣が辞職に追い込まれるなど、ロッキード事件から連なる政治不信が一層増していった。

若者の間では、男は茶髪にロン毛が流行。女はミニスカを履いて、美脚をアピールする女子大生達が時代をリードした。
ジュリアナ東京では、連日の賑わいを見せており、頭の悪いワンレンボディコンギャル達にアホな男共が群がる光景が毎晩のように見られた。

が、優秀な学生達にとっては、厳しい年となる…経営難の大手企業が人件費削減のもと、求人倍率が2倍を切って就職氷河期となり多くの学生が就職困難に陥った。

そんな中、善の事業は順調だった。
麻布の進藤ビルの各フロアの営業利益は、皆黒字経営で、特に利佳子のショップは、渋谷店、原宿店も総じて売上を伸ばした。善の狙ったセクシー路線が当たって、売れに売れたのだ。

恵比寿の進藤ビル2は、1階にオープンしたプール&ダーツバーが、連日満席の賑わいを見せた。
雑誌等にも今一番おしゃれな店として紹介され、ドラマのロケにも使用されるなどして、一躍有名になった。
ちなみにこの店のオーナーは善だが、経営はこの店舗のインテリアデザインを担当した美大の学生で、チームリーダーをしていた千堂和希に任せた。今年の春に大学を卒業…とても優秀な奴だが就職難により、行き先が決まってないって話をゼミの教授から聞いて、本人にその気があるなら、店の経営をやってみないか?と誘うと、即答でやらせてくださいと言って来たので、そのまま採用した。他にも千堂と同じゼミで店のインテリアにも携わって奴を1人、同じように雇い入れ、定期的に店内のインテリアを2人で話し合って、変えていけ…とだけ指示して、あとは全て任せていた。

2階には、以前から大手飲食チェーンの居酒屋が入っていて、ここの客が1階に流れて行くようになっていた。
また3階、4階、5階はカラオケ店になっていて、恵比寿のこのビルは夜遅くまで賑わいを見せていた。

六本木にある進藤ビル3は、1階と2階が備長炭を使用した高級焼肉店。3階、4階は、善自らプロデュースした半個室のBARとなっている。
3〜4人で座れる深く沈み込むようなソファとローテブルを配置しアロマのロウソクを各テーブルに灯し、ロマンティックな空気感を演出。これを黒い薄手のカーテンで仕切り、中の様子が隣の席からうっすら見えるか見えないか…ぐらいにして、店内の照明を抑え、ちょっと怪しげな空間にした。半個室のチャージ料は1人5000円、あとはどこのBARでも出されている洋酒やカクテルとスナック等の軽食だ。
ローテーブルの下には、洒落たケースに収納された箱ティッシュと、自由にお持ち帰りください…ただし店内での使用は固くお断りいたします…とメモ書きされたコンドームをプレゼント商品として配置。
BGMは、静かな洋楽のバラードやジャズを流した。
店内には、3、4階とも5人程度が座れるカウンターも配置した。
この店が大当たりした。
この頃の六本木は、ディスコが乱立していて、とにかく女は金を持っていそうな男を求めて、ミニスカボディコンで男を品定めしつつ、声をかけてもらうの待ち、男はそんなイイ女といい感じになりたいがために、ありとあらゆる手を使って距離を詰めようとする…そんな男女の物理的距離感を一気に詰めるコンテンツとして、この半個室BARが大当たりしたのだ。
男は、どうにかしてこのBARに女を誘って連れて来たいと頑張った。
そして2人で暗がりの中、甘い言葉とBGMと酒に酔わせて距離を詰めていく、そして暗いのいいことにそのまま淫らな行為に進んでいく…そんな姿が隣りのボックス席にいるカップルを刺激して、そこからさらに連鎖反応で、各テーブルボックスが乱れていく…ボックスチャージは最大で2時間…後は店を出てから好きにやってくれ…という感じだ。
また面白いことに、男1人で来て、カウンターで飲んでいるところに女が1人で来て、その場で意気投合…ボックス席に移動なんてケースもある。
こうした男女の営みが毎晩のようにこのBARで繰り広げられていた。
で、この5階に有限会社ZENの事務所を新しく構えたのだった。

ちなみに半個室BAR…店名secret…オーナーは善、店長は、進藤ビル4階のBelushiで佐々木の元でバイトとして働いていた新見泰介22歳…を佐々木にお願いして善の店で働いてもらうようにした。佐々木がいうには、寡黙で客とのコミニケーション能力は低いが、黙って黙々と仕事をする…物覚えも悪くないし…経理の仕事とかに向いていそうな奴だ…とのことだった。
善もBelushiで何度も新見とは会って話していて、人が気付かないところでの気配りができる奴だと思って、買っていたのだった。

後に佐々木は善に…善さんが成功をおさめる事ができたのは、人を見る目が確かだったこと…これに尽きるよ…と言ったのだった。

善は、誰に対しても、基本的な考えだったり方針やイメージ…そういったものを示して細かいところは、全てその店の店長に任せた…金は出す…後は自由にやってくれて構わない。
責任は自分が取るから…と。

そう言って雇った連中を信じて、皆がそれに応えてくれた結果が、大きな成果として善を潤わしてくれた。
当然、その成果によって、従業員には普通のサラリーマンよりも高い給料を支払った。
よく頑張ってくれたと労い、ありがとうとお礼も欠かさなかった。
結果、皆が善に感謝し、善のために頑張ろうという気になった。
そう言った皆に善は、俺のためと思ってくれるのはありがたいし、嬉しいよ…でも一番は自分のために頑張れ…自分の人生を…日常を…楽しいものにするために頑張れ…俺のことは二の次、三の次で構わないからな…と言っていた。

麻布の進藤ビル1 4階Belushi  で吉田、利佳子、重光、佐々木、そして善の5人で飲んでいた…。

善ちゃん…世の中、バブルが崩壊して、不景気って言われて、何やあっちこっちで倒産が相次いでいるけど、善ちゃんには、全くそんな感じがしねぇな…みんな株で大損したとか、銀行への返済が間に合わず不渡り出したとか…色々大変そうやけど、善ちゃんはどうなってんの?

俺は、1990年の暮れに危ねぇなって思った株は全部売却して現金化してたからなぁ…で、91年の頭までに、見通しのよくない不動産も売却して、これも現金に変えてたからな…銀行から金を借りてたわけでもねぇーし…だから株が没落しようと不動産価格が下落しようと何も関係ねぇって感じだな。

善ちゃん、言ってたもんな…90年頃に…株価がアホみたいに上がるのは今年いっぱいだろうって…91年、92年まで保たないって…あれ、なんでそう思ってたの?
国が公定歩合の率を変に上げ始めたのと、中東の情勢が不安定やって、そこにアメリカが介入したがってたこと…後はあの時、俺、アメリカ行ったやん?あの時、アメリカの金融関係者が、今のジャパンはちょっとおかしいって言ってて、近いうちに多分伸び切ったゴムが切れて一気に緩んじまうよって言っててね。
で、俺も確かにそんな感じするわって思ってね…まぁあれからさらに値が上がっても別にいいやって、あのタイミングで売り抜いてもかなりの額を儲けることになるからいいやって思ってて…で結果、俺が売っ払った後、年明けすぐに暴落したからさ…予測が当たったべって、良かったぁ売り払ってて…って思ったよね。

まぁ俺らも善ちゃんのいうとおり、あのタイミングで株を売ったから、かなり儲けさせてもらったしね…と吉田。
私もですよ…うちに来るお客さん達は、かなり損して飲みながら泣いてる人もいましたからね…と佐々木。

まぁやることなすこと本当当てるよなぁ善ちゃんは…と重光。

運が良かっただけですよ…。

でも、運だけじゃないわ…多分この中で一番恩恵受けたの私だもん…と利佳子。

そだな…出す服出す服、どれも飛ぶように売れてるからな…と重光。

うん、まぁそれも善のセンスがいいから…と利佳子。

いや…俺はイメージを言ってるだけでそれをデザインとして色付けしてんのは雫さんだから…と善。

実は利佳ちゃんがあげまんなんじゃね?と吉田。
あー間違いないね(笑)と重光。

利佳子は、笑って、それを言うなら善のがアゲチンなのよ(笑)

エッ⁉️やっぱ2人できてんの⁉️と吉田。

エッ⁉️今頃⁉️もう遠の昔に2人は出来てるよ(笑)と重光。

そういうことはわかってても、敢えて言わないものですよ…と佐々木。

それ言ってんのと一緒よ、佐々木さん💦と利佳子。そしてみんなで笑った。 

でも、別に私は善の女ってわけじゃないわよ。
まぁ善のことは女として大好きだけどね…だからといって、彼女とか嫁にしてとかって感じじゃないわね…何だろ…仕事上のパートナーでもあるけど、でも…そうね…自分の中の支えって感じはするかな…善がいてくれたら、私はそれだけで十分。善さえいてくれたら、私の人生は不安なく、楽しくやっていけるわ。と利佳子。

そうですね…私も善さんがいて、ここを守ってくださっているので、何の不安も心配もなく好きな仕事ができています…と佐々木。

吉田と重光も同じく、そう思うと同意してくれた。

だから善ちゃん…いつまでも私達のことよろしくお願いしますよ…と吉田がまとめた。

善は、いや…ありがとうございます…そう言っていただけると、自分も感無量です。
自分としては、皆さんがそれぞれの腕でやりがいのある仕事、プライドを持って一所懸命、楽しくやってもらっているから、このビルが安泰でいられていると思ってます。
感謝したいのは自分の方ですよ…と。

この4人は、それぞれ個人経営者として、自分達の店を経営しつつ、有限会社ZENの役員としても名を連ねている。
善が頼んでそうしてもらったのだ。
だから毎月、善は4人に気持ちばかりの役員報酬を払っている。そうすることによって、もし店の経営が行き詰まり、ダメになったとしても、有限会社ZENの役員としての収入があるため、十分店の立て直しや次のステップに向けてやっていけるようにしたかったからだ。

重光が、善に…善ちゃん、なんかちょこちょこ福岡行ってるやん?福岡で何やってんの?女でもできたか?(笑)

善は、笑って…まぁ福岡には馴染みの女もいるけど…と笑って…いや、去年地元に戻った時にさ…何やろ…やっぱふるさとって言うの?
地元の良さってのを感じてさぁ…。親父名義の土地を相続してたのを思い出して、現地を見に行ったわけ…雑草が生い茂ってて、十分手入れがされてなかったんやけど、これ使えるんじゃね?って思って…土地が2つあって、1つは山ん中の平地なんやけど、そこをキャンプ場にしよっかなって…小川も通ってるし、井戸掘って検査して水を確保できたら、十分だなって…そこまでコンクリート舗装の山道が通ってて、車で普通に上がって行けるから…今、地元の奴らに頼んで、県や役所を回ってもらって開発許可申請とか、その辺のことを当たってもらってる。

ヘーーー❗️イイじゃん❗️と重光。
キャンプ…アウトドアね❗️と利佳子。

不景気で海外旅行が下火になって来ると、国内で安く楽しめるレジャーが求められるってのは、今からあるかもしれないですね…と吉田が鋭いところを突いて来た。

善は、そこです!まぁ地元にはそんな海外旅行に行くべ…みたいな金持ちが沢山いるわけじゃないっすけど、地元の奴らが子供連れて楽しめる場所があればイイなぁぐらいで、ひとまずやってみて…そのノウハウを活かして、こっちでもやってみようと思ってるんですよ。

佐々木は、不景気となると、お金を極力使わずに楽しめるレジャー…アウトドア…有りかもですね…いや…いいところに目を付けたと思いますよ。

重光が、もう一つの土地はどんな場所なの?と聞いて来たので…。

そっちは街中にあるので、自分が帰った時用のちっこい平屋の事務所兼住宅みたいな建物を建てよっかなって、今、地元の奴らに設計してもらってます。

いいなぁ…ふるさとかぁ…あたしも随分帰ってないなぁ…と利佳子。

吉田が、利佳子さんは、群馬でしたっけ?
そう!高崎!まぁすぐ帰れるとこなんだけどね…だから逆に帰らないっていう感じ(笑)親はもうほぼ諦めてるわ(笑)

善が、吉田さんと佐々木さんは東京生まれの東京育ちでしたよね?
2人がそうです…生粋の江戸っ子ですと答える。

重光さんは?仙台でしたっけ?と佐々木。
重光は、杜の都仙台です!と。自分も仕事柄中々帰れませんね…実家も美容室なんですけど、まぁそこは姉貴が継いでいるから問題ないんですけどね。
なら安心ね…と利佳子。

こんなたわいもない話を5人でしながら、チームZENの役員会?…みたいな定期的な飲み会が、1、2ヶ月に一度、開催されるのだ。

で、決まって利佳子は、そのまま5階の善の部屋で過ごすのがお決まりだ。
ここ数年の利佳子は、性癖がちょっと変化して来ている…というのも、利佳子に言わせれば、善のせいよ!と言っているが…。
一番、最初のきっかけは、善が利佳子にクンニしている時に、小指をアナルに少し入れてクリクリしてやった時に、利佳子が歓喜の声を上げて、アッという間に絶頂に達してしまったことが発端だった。
それ以後、小指から人差し指、中指…2本差し…と、少しずつ慣らしていった…と言っても、善が積極的にアナルを攻めていたわけではない…アナル周辺を撫でてやったりしていると、利佳子の方から…善…お願い…あ…あれを…あそこに…して…あそこをいじって…と言うようになったのだ…。
そして、今の利佳子は…善と一緒に風呂に入ると、善の前で四つん這いになって尻を突き出して…善…お…お願い…して…と言うのを待って…善は、利佳子はいい子だなぁ…可愛いよ…と言って、浣腸を利佳子のアナルに注入していく…善は、注入し終わると、四つん這いのままの利佳子のぷるんぷるんした乳房を揉み、乳首を摘みながらキスをしてやる。
すると…利佳子が、ハァァァ…アッ…ダメッ…イヤッ…出ちゃう…ヤダッ…恥ずかしい…アァァァ…が…ガマンできない…出る!出ちゃう…イ…イヤァァァァァァァァ❗️と叫んで、尻の穴からプシュ❗️という音と共に金色の臭い…汚物を勢いよく垂れ流した…善は、シャワーをずっと出しっ放しにしているので、すぐに排水溝に流れていくし、利佳子も善に抱かれたい時は、水分だけで固形物は極力摂取しないようにしているので、臭いも大したことないし、大量に放出するわけでもない…それでも、利佳子にとっては、堪らないほどの羞恥心の中、それが更に身体中を敏感にして、この究極の恥ずかしさの中で善に見られながら汚物を垂れ流してしまう瞬間の快感に目覚めてしまった…そして、善はその四つん這いのままの利佳子の尻を綺麗に洗ってやり、利佳子を後ろから抱き起こすと、そのまますでに硬くいきり立っているちんこを利佳子を後ろ向きにあぐらをかいた善の上に利佳子を座らせるようにしてアナルの中につき入れていった。
利佳子は…ハゥッ❗️アッ…アッ…アッ…イ…イヤッ…ダメッ…イ…アッ…ンッ…ンッ…イイッ…イイッ!イイのっ❗️イイッ❗️ダメ…もうダメ…ヤダ❗️…来ちゃう…来ちゃう❗️…
善は利佳子の左右の尻たぶを両手で下から掴んで上下させながら自らも腰を使って、利佳子のアナルを突き上げる。

利佳子は、イグゥゥゥゥゥゥゥゥ‼️と言って、善の上に乗ったまま、潮を吹き上げながら、全身をブルブル震わしせて、快楽の絶頂に登り詰めていった。

善は利佳子を浴室から抱っこしてベッドへ連れて行く、利佳子はしばらく放心状態だったが、ゆっくりと上体を起こすと、善…善…欲しい…善がもっと欲しいの…と甘えて、善のちんこを咥えて丹念に奉仕して、自ら善の上に跨って腰を振り痙攣しながら何度も絶頂に達し、最後は正常位になって善にしがみつき、キスをしながら、ちょーだい❣️ちょーだい❣️善❣️善❣️ちょーだい❣️ちょーだい❣️出して❣️あたしの中に全部出して❣️とねだって甘えて、それに応えるように善は利佳子の中に大量の精液を放出して…そのまま2人は抱き合ったまま深い眠りにつくのが、定番となっていた。

翌朝、2人で遅い朝食を取りながら、利佳子が…この前さ…渋谷のBARで俳優のTKから声かけられてさ…。
へぇ!今、トレンディドラマとか色々出てる奴じゃん!
そそ。まぁ確かに男前だったわ。
うん、それで?
まぁ話も面白かったし、時間潰しにはいいかって、思って付き合ったわけよ。
うんうん…。
そしたらホテルに行かないか?って、君を抱きたくなったんだけどって…。
おぉぉ❗️スゲェ❗️まぢか⁉️で⁉️
最初は、スキャンダルとかって騒がれたらダメじゃない?って、私もほら…ちょっとだけど、知られてるしさ…。
まぁな…。
でも、なんかめっちゃ熱くなって求めてくるから、まぁ一回寝てみるぐらいいっか?と思って、ホテルに行ったわけよ。
どうやった?
もうね…まぁモテるんだろうね…モテるって自覚もちゃんとあるのよ…自信家なのね…。
まぁそうだろうな。
女の扱い方もよく知っていて、優しいし…まぁいいっちゃいいんだろうけど…。
何?何?(笑)
いちいちめんどくさいの(苦笑)
はぁ?何が?
どうだい?気持ちいいだろ?僕のテクはイイだろ?って(苦笑)
スゲェなそれ(笑)確かにめんどいな(笑)
でね、気持ちいい?気持ちいいよね?気持ちいい時はちゃんと気持ちいいって言ってねって💧もうこっちからしたら、あーはいはい、気持ちいい気持ちいい、気持ちいいでーす…みたいな感じなわけ(苦笑)
善は爆笑して、はぁぁ…何なんやか?それ?
わかんないわ…で、どう?イキそう?イキそう?イッちゃいそう?って、腰をカクカク動かしながら、ずっと聞いてくんの💧
で?(笑)
もうあたし、完全に引いてて…終いには、5分ぐらいで、あーイクよ!って言ってひとりで終わって、まぁあたしは全然それで良かったんだけど、君はまだイッてないよね…大丈夫、僕がちゃんとイカせてあげるからって、クンニしようとするわけよ💧もうあたし、そこで限界か来て…ちょっと待って…って止めて…。
うん。
ベッドからおりてソファに座って、冷凍庫から缶ビール開けて一気に飲んでからタバコに火をつけて、ちょっと気持ちを落ち着かせて…ごめんなさいね。あなたとのセックスは、何も気持ちよくないわ、あなたのプライドを傷付けるつもりはないの…多分相性の問題ね…あなたとあたしの身体の相性がよくないだけ、だから気にしないでって。
はぁぁ…さすが利佳子やな…(苦笑)
で、確かにあなたの大ファンって女からすれば、あなたのそのテク?(笑)はイイのかもしれないけど、私にはそのテクってものの良さがわからなかったの…だから、もうこれ以上はいいわ…あたしには、あたしの身体を最高に喜ばせてくれる人がいるから…今夜は恐らく何人もの女を抱いてきただろう売れっ子俳優とのセックスがどんなものかしらと思って付き合ってみたけど、あたしには合わなかったみたい…ごめんなさいね…って言って服を着て、サッサとホテルを出て帰っちゃった(笑)
かぁーまぢか?そりゃプライド、傷付いただろうな。
そうね…でも、その自慢のテクが通用しない女もいるんだってわかっただけ、彼にしてみればいいことじゃない?
まぁ、確かにな(苦笑)
浮気して、ごめんね…善。
善は笑って、それで謝られたら、俺どんだけ謝んなきゃなんねーだよ(苦笑)
善はいいのよ(笑)あなたは、色んな女によって磨かれる。そういう男。あたしが欲しい時にちゃんと欲しいものを与えてくれるから…。
こういう言い方しちゃ善が嫌がるかもしれないけど、違う男と寝てみて、やっぱりあたしは善がイイ…善以外の男はどうでもいいやって改めて実感したわ…と言って善のちんこに顔を寄せて咥えていった。
善は優しく利佳子の髪を撫でてやりながら、可愛くて愛しい女だな…と思った。

この年の4月下旬…善はロサンゼルスの地に降り立った。
入館の際に、コリアン?と聞かれパスポートを出してジャパニーズと応えると、コリアンと間違われる可能性があるから気をつけろよ…と注意され、Isee!と答えた。
んなことは、わかってるよ…と思いつつも、善は少し緊張して周囲…特に黒人男性への注意を払って移動した。
善は、元々ニューヨークでビリーと会う予定にしていたのだが、4月下旬にロサンゼルスで人種差別を発端にした黒人達の暴動が発生…ロスの大手証券会社に就職して、善のアメリカでの資産の一部を管理運用してくれているサラのことが心配だったため、予定を変更して急遽ロスに来たのだった。
ロス市街地は、あちこちに黒人系警察官がパトロールをしていた。白人警官は黒人から狙われる恐れがあるためか、見当たらなかった。
大通りを歩いていると、黒人警官からコリアンかとまた聞かれ、NO、ジャパニーズと答えると、白人だけじゃなくコリアンも人種差別の標的になっていると…コリアンと勘違いされて襲われる可能性があるから気をつけろと忠告を受けた。
ところどころで暴動があったのだろう…ショーウィンドウのガラスが破られり、火事で焼かれた店舗などがチラホラ見える。
プラカードを持った黒人達の集団の行進にも遭遇した。
善は、この日、あえてスーツを着て、いかにも日本から来たビジネスマンという風体でいたため、チラッと視線を送られるだけで、変に声をかけられることはなかった。
サラの勤務する証券会社の受付で名を名乗って、サラに繋いでもらった。
一階ロビーに降りて来たサラは、以前にも増して美しくセクシーになっていて、善の姿を捉えた途端に両手で口を塞ぎ、驚きと共に半分泣きそうな顔で走って駆けて来て、善の胸に飛び込んだ。
受付の女性達がびっくりするも笑顔で2人を見つめていた。
ゼン❗️本当にゼンなのね❗️
あぁ善だよ…久しぶりだな…元気そうで良かったよ。
あぁ…ゼン…嬉しいわ❗️最高のサプライズよ❗️
サラは、興奮のあまり感極まってその場でゼンにキスした。
善は、素直にサラの気持ちを受け止めた。
周囲から冷やかしの声が上がって、サラは、アッ❗️ごめんなさい💦職場ってこと忘れてたわ💦と顔を真っ赤にして辺りを見回した。
後で、来客用の応接室でサラの上司と一緒に資産の運用状況だったり、アメリカの株式市場の状況などを聞いた際に、サラは社内でも1、2を争うほどの美女で、かつ優秀なビジネスウーマンで、男性社員の憧れの的だが、何人もの色男が彼女を口説こうと試みるけど、全員相手にされず…彼女は、今まで私のハートを掴んだのは、ひとりだけ…そしてその人は未だに私のハートを掴んだまま離れないの…だから私のハートは誰のところにも行かないわって言っているのです…が、そのハートを握って離さない人が誰なのかが、今日判明しました…とその上司の男が話してくれて、サラは、そうよ…私のハートを握って離さないのはこの人なの!と…笑って話している。
善は、笑って、サラにそう言ってもらえるなんて光栄だよ❗️と、応えた。

その後、ロスの黒人による暴動によって最悪な治安状況を聞き、社員の中にも、暴動に巻き込まれて負傷した方もいるらしく、暴動が沈静化するまで業務を停止するか否か検討しているとの話しだった。
現にサラもケガは無かったが、会社からの帰りに買い物をしている店に火炎瓶が投げ込まれ、すぐに店外に出て避難したため、無事だったが、脱出に時間を要した人は、火傷を負った人もいたようだった。
サラと2人になった時に善は、サラの会社が入っているビルのすぐ横にあるホテルに部屋を取るから、今の状況が沈静化するまでの間、一緒にホテルに避難して、ホテルから出勤しないか?と提案した。
サラは、本当に⁉️ゼンと一緒に⁉️イイの⁉️
あぁいいとも!
嬉しいわ、ゼン…うん、そうするわ❗️と言って、その日からサラは自宅に戻らず、ホテルでゼンと一緒に過ごすことにした。
食事は、ルームサービスやホテル内のレストランで取って、着替えはランジェリー も含めてホテル内のブティックやショップで調達した。
サラと善は、久々にお互いを激しく求め合った。
サラは、アァァァァ❣️最高よゼン…私の身体をこんなにも熱く激しくさせるのはあなただけ❣️あなた以外の男なんてありえないわ❣️と言って、何度もオーガズムに達して、そのまま善に抱かれたまま、深い眠りについて、朝を迎えると、ホテルから出社する…といった日々を過ごした。
サラは、周囲から、サラどうしたの?めっちゃご機嫌じゃない?
やっぱ、噂の彼がご機嫌の理由?
そうよ!あの人が私の前に現れてくれたから、もう最高にご機嫌なの❗️

昨日、サラが一階ロビーで東洋人の男に走って抱きついて、濃厚なキスを交わしていた話は社内を一気に駆け巡り、男性社員達を傷心のどん底に突き落とした(笑)

サラは就業後、歩いて数十秒のホテルに帰って、善の胸に飛び込んだ。
こうして、善とサラは数日を過ごした。
サラは、多くの暴動の被害にあった人達には、申し訳ないし、これ以上の犠牲者は出て欲しくない…けど…自分勝手なわがままをいうなら、死人や怪我人が出ないまんま、暴動が延々と続いて、ゼンがずっと側に居てくれたらいいのにって思っちゃう…と(苦笑)
そんなサラの思いどおりにはいかず…ロスの暴動は5月に入ってすぐ、黒人の指導的立場の人が暴動の沈静化に尽力し、暴動のキッカケとなった黒人差別を行った白人警官を逮捕して暴動はおさまった。

善は、この間、サラが仕事に行ってる間、ニューヨークの証券会社とも電話とファックスでやり取りをしつつ、株の売買をしつつ自分が見極めた企業に投資した。

そして…
ゼン…またロスに来る?
また来るよ。
私もトーキョーに行きたいわ。
あぁ…おいで、案内するよ。
でも、トーキョーだとゼンを独り占めできないわ
善は、笑って、東京で暴動は起こらないし、普通に仕事もあるし、付き合いも多いからな(笑)
でも、この一週間の思い出は絶対に忘れないわ…
あぁ、俺もだ。必ずまた来るから…な。
うん。
そう言って2人はロサンゼルス空港でギュッと抱きしめ合い深く濃く長いキスを交わして…
善は搭乗口の奥の人の波に消えていった。

その後、善は、ひとまずマイアミに飛んで、キャサリンと再開、キャサリンは、以前と変わらず会計事務所で働いている。善がアメリカでの取得した株などの資産管理を一部、キャサリンに任せている。以前していたアメフトチームのチアリーダーは、この年のシーズンを最後に引退するとのことだった。理由は、チームに来た新しいマネージャーのセクハラがひどくて、キャサリンは無理矢理犯されそうになった際に、コックを蹴り上げ、唾を吐きかけて逃げたらしい。で、そのまま今日で辞めるわ💢と言ったらしいが、シーズン途中で辞められては困るからと…今シーズンで辞めることになったそうだ。
その後もマネージャーからは、この前はごめんよ…ちょっと強引過ぎたかな?今度ディナーに誘うから一緒に美味いフランス料理を楽しもうよ…などと誘われているらしいが、完全に無視しているらしかった(笑)
そんな折に、善からの突然の連絡にキャサリンは歓喜の声を上げた。
善⁉️善なの⁉️今どこ⁉️
今、空港に着いたとこさ。ロスとニューヨークに仕事で用事があって渡米したんだけど、アメリカに来てマイアミを飛び越えてニューヨークには行けないからな(笑)と。
そんな💦…こんな最高に嬉しいサプライズはないわ❗️と電話越しに泣いているのがわかる。
今からすぐに空港に向かうわ❗️と。
善は、仕事中だろ?俺がそっちに行くから…と言うと。
大丈夫よ❗️だって善は我が社のお客様だし、なんたって私のお客様なんだから、お客様をお出迎えするのは、当然よ❗️と言って電話は切れた(苦笑)
キャサリンは、ものの30分ほどで空港に姿を現した。
互いの姿を確認すると、互いに駆け寄り抱きしめ合った。そしてそのまま熱いキスを交わした。
キャサリンは、そのまま善が予約しているホテルに真っ直ぐ車を走らせ、チェックインの手続きをして部屋に入ると、早速、善をベッドに寝かせて、ズボンとボクサーパンツを脱がすと、善のコックを口に咥えて貪るように吸い付いた。
善は、優しくキャサリンの頭を撫でてやりながら、最高だよキャサリン❣️と褒めてやる。
キャサリンは、善も最高だわ❣️と言って立ち上がると、白いジャケットとタイトスカートを脱ぎ、黒のトップスのブラウスも脱ぐ。黒いシースルーのブラからはち切れんばかりの胸が揺れ、乳首は固くなり立っていた。下は黒のガーターベルトで吊るされたストッキングのみでショーツは、付けていなかった。
善は、エッ⁉️ショーツ履いてなかったの⁉️と聞く、善の声を聞いただけで濡れちゃって、会社を出る時に脱いじゃったのと言って笑った。
そしてキャサリンは、善の上に跨ると自分の中に善を導いっていった。
ハァウゥゥゥゥゥゥゥ…ハァァァ…これよ❣️これだわ❣️夢で何度も見たのよ❣️夢の中で何度も感じたの❣️でも、目が覚めるとあなたはいないの…嬉しい…最高だわ❗️素敵❣️ゼン❣️ゼン❣️もっと…もっと…愛して❣️もっと来て❣️
キャサリンは、善の上で激しく腰を動かし、喘ぎ悶え、一気にオーガズムまで駆け上がった。
キャサリンが頂点に達している状態のまま、善はキャサリンを寝かせて向きを変えて後ろからキャサリンの中に突き入れて行く。
キャサリンはイエス❣️イエス❣️カム❣️カム❣️と喘ぎ、また来るの❣️もう何度も何度も来てるの❣️どうなっちゃうの…すごいわ❣️…と。
そして最後は正常位でキャサリンの中をガンガン突きまくって、善はキャサリンの腹の上に大量のスペルマを放出した。
キャサリンは、強烈な脱色感に襲われ、無意識に下半身をピクピクさせてたまま、善の胸に抱かれて深い眠りに着いた。

時差ぼけもあって、善はそのまま爆睡し、目が覚めると深夜だった。
そしてキャサリンも善の腕枕でピタッと寄り添って眠っていた。
善は、キャサリンを起こさないよう起き上がり、シャワーを浴びる。浴室から出て、辺りを見渡すと、脱ぎ散らかした服が整理されていた。
キャサリンの服が、スーツからカジュアルに変わっていたため、キャサリンは一度起きて、仕事に戻るか自宅に戻るかして、また出た来たんだな…と善は思った。
バスローブを羽織り、ベランダに出た善は、マイアミビーチの波の音を聞きながら、冷えたシャンパンを飲み、タバコに火をつけて、煙をゆっくりと吐き出す…。
時折り緊急車輌のサイレンの音が遠くで響くが、しばらくすらと波の音にかき消される。

ゼン…目が覚めたの?とキャサリンがシルバーのサテン生地のナイトガウンを羽織ってベランダに出て来た。
善は、起こしちゃったか?ごめんよ…と言ってキャサリンを抱きしめる。
うぅん、大丈夫…善は時差ぼけがあるだろうし…それにマイアミに着いて、すぐにあんなに激しいセックスになっちゃったから…とキャサリンは照れくさそうに笑った。

善も笑って、そりゃキャサリンを抱きたかったからな…当然だよ(笑)
嬉しいわ❣️ゼン…私も同じよ…私もゼンに抱かれたかった…善のことを夢で数え切れないほど見たわ…と言って、キャサリンは善の唇を塞いだ。
そのまま深く熱いキスを交わす。
キャサリンは、そっと手を伸ばして善の股間を触ると、そこはすでに大きく太く、そしてあり得ないほどの硬さでそそり立っていた…キャサリンはハァァァ…と息を着いて、その場にしゃがみ込むと善ほバスローブの裾を開けて、その場で善のコックを口に咥えていった。
善は、キャサリンの頭を撫でつつ、夜の海を見ながらシャンパンを飲み、最高の夜だな…と呟いた。
善は、キャサリンを抱き抱えると室内のベッドに寝かせて、キャサリンのヴァギナに顔を埋め、舌先でクリトリスを、指でヴァギナとアナルを愛撫していく…キャサリンは、ハァウッ…アッアッアッンッンッいいわぁ…最高よあなた…オーマイガッ…オーマイガッ…オーイエス❣️と喘ぎながら全身をピクピクさせて、官能の渦に溺れた。
そして、善はキャサリンの中に入っていき、キャサリンは何度もオーガズムに達して、善のフィニッシュと同時に全身をバウンドさせて失神し、2人とも抱き合ったまま深い眠りに落ちた。

翌日、善はホテルをチェックアウトして、うちに来て♡というキャサリンに甘えてキャサリンの住むアパートに移った。週末でキャサリンの仕事が休みだったので、2人で市場に買い物に出て、食材を買って家で料理を作り食べ、飲んで、抱き合い愛し合い…まったりと二日間過ごした。
外出した際には、アメフトの関係者やチアリーダーのチームメイトとばったり会って、キャサリンは、その都度、私の彼氏よ❗️と善を紹介。善の存在は、チーム内に一気に広まり、特定の彼氏を作ることはチアリーダーとしてルール違反と言われたが、キャサリンはマネージャーのセクハラを引き合いに出して、ボーイフレンドはダメだけど、セクハラはOKっていうこはどういうこと⁉️と…。チームの管理者は何も言えず…まぁ当然と言えば当然だが、今シーズンでキャサリンが引退することは周知の事実であるため、それ以上のことは何もなかった。
善は、チアリーダーの引退によって収入が減るキャサリンと資産管理と資産運用に係る業務の個人契約を結び、キャサリンに多額の報酬を出して、チアリーダーをするよりも多額の収入源となった。
キャサリンは、心から喜び膳に感謝した。私はゼンだけのチアリーダーだからね♡と言って、自宅でチアリーダーのコスチュームを着て、ゼンに襲いかかってゼンとのセックスに溺れた。

また来てよ…ゼン…。
必ず来るよ…仕事じゃなく、キャサリンに会うために…。
うん…嬉しい…。
2人は空港ロビーで抱きしめ合い、深く熱いキスを交わして…膳はニューヨーク行きの搭乗ゲートの中に消えて行った。

そして、予定どおりニューヨークに飛んで、ビリーと再開、パソコンのOS、インターネットと呼ばれる通信回線を使ったあらゆるデータ交信の開発研究の進捗状況などの話しを聞き、更なる追加融資を行って、硬い握手を交わして、善は東京に戻った。





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