『友情にSOS 』映画感想。
大学の卒業パーティーを全制覇しようと企画する黒人専用寮に住むショーンとクンレ。
ひょんなことから女子高生誘拐の疑いをかけてられてしまう。
薬と酒で心肺停止に陥った女子高生を最後まで見捨てず、善良な行いを突き通したクンレ。
そんな彼に対し警官が向けた銃口には憎しみすら感じた。
しかし結果としては、誤解も解けて、好きな女の子と自宅の寮で楽しくパーティーしながらハッピーエンド!
…と思いきや、ラスト、たまたま近所を走っていたパトカーのサイレンを聞いた時クンレが浮かべたこわばった絶望的な表情と言ったら、、辛すぎて目を背けたくなった。
これから先、一生のトラウマとしてこの経験を背負って行くことを予感させる終わり方。
真っ当に生きている1人の人間がこんな思いを抱えながら生きていかなければならないなんて、、笑えるところがたくさんある映画だからこそ、この対比がえげつなかった。
ラストのクンレの表情はしばらく忘れられそうもない。