同棲について考える1

ちょうど2年前私はパートナーと一緒に住むことを決めた。22歳だった。

その後半年ほどパートナーと計画を立て、両親に同棲したい旨を伝えたが猛反対された。伝えたかったことの半分も伝えきれずに「許せないな」と言われた。

その後およそ1ヶ月ほど業務連絡の会話以外しなかった。平日は仕事に行き、帰ってきたらすぐお風呂に入り自分の部屋で寝る。休日は朝からパートナーとあって、夜まで帰ってこない、その繰り返しだった。

今思うと、親孝行な娘とは言えないと思う。予定の中心は全てパートナーだったことも、家族からしたら面白くなかったと思う。それでも私は彼と過ごすことを選んだ。私の20数年の人生の中で、こんなにも生きることが素晴らしいと思わせてくれたのは彼だけだから。

同棲の話はもうなくなったかと思った矢先、私の両親と4人で食事する機会を設けることになった。彼も私もすごく緊張して今度こそ言いたいこと全て伝えようと意気込んだ。父親からの第一声は「それで、どこに住むの?」だった。

私と彼は顔を見合わせ、言われた内容を理解できなかった。そこから話していくと、冷却期間で両親もなんども話し合ったことがわかった。その話し合いの結論として「あの子はやると決めたらやる、止めても無駄」というものだった。

そして晴れて私たちは同棲の許可を得ることだできた、いや強行突破した。

その後また半年ほど家探しや家具探しなどをして、2019年の4月に同棲を始めた。はや1年。


結婚しないの?とよく聞かれるが、するよ としか言えない。

するけど今はまだしてないよ、私たちらしく過ごしていくよ。