スポーツをして得た物
身体が健康だからこそ出来るスポーツってありますよね?
スポーツには様々な身体を守ってくれるアイテムがあります。靴やグローブ等ですね。
私は練習中そのアイテムを忘れたことで事故にあいました。
高校生の時、もう進学先も決まっておりそこでもサッカーをすることが決まっていました。その時には高校の全ての大会も終わっていたので引退という形ではありましたが次のステップに向けてたまに練習に参加していました。
ある日の練習の際私は練習に行く準備をし鏡を見てなんか今日怪我をするかもしれないと思ったんです。
こういう感覚は何度かありましたが怪我したことがなかったので気のせいかと思い練習に向かいました。
その時はたまたまレガースという足の脛を守るアイテムを忘れていて今日ぐらいいいかと思い練習に参加しました。
練習が進んできてシュート練習に入り自分の番が回ってきました。シュート練習の際ディフェンスが邪魔をしてくるような感じです。
シュートに行こうと相手を抜こうとした瞬間相手が滑り私の脛に激突しました。私も抜こうとしているので体制は前屈みになっています。相手の膝が私の脛に当たった瞬間凄い音がなり時間が止まったように思えました。
我にかえると息が吸えないくらい痛く足が痙攣していました。いつもは平気で痛くてもその場を立つのですがその時は尋常じゃない痛みで立つこと等不可能でした。
やっと息が吸えるようになり足の痙攣も止まり友達の肩をかりて立とうとしました。
先生達も立てるなら大丈夫かとホッとし練習は再開されました。
私は自分で立とうとしましたが足をつくだけで激痛が走ったため練習を見学。アイシングをして練習が終わるのを待つことに。
練習が終わりまだ立てないので一応病院に行こうとなりその夜に病院へ。
病院に着きアイシングを外してみると足が倍のように腫れていました。その時思ったのは折れてるなと直感しました。案の定脛は真っ二つに折れており綺麗に折れていることで逆に手術はしないで済んだようです。
そこからは足を動かせない日々が続きました。あれは相当ストレスが溜まします。いきなり身体を動かせなくなったのですから。
進学先には説明し何とか進学する頃にはギブスが外れて松葉杖で歩けるようにまで回復しました。そこからしっかり歩き、走れるようになるまでには半年間かかりました。
ようやく歩けるようになり身体が健康の有り難みを知ることが出来ました。
怪我を得て今現在も身体が不自由な方を見ると電車内では席を譲ったり困っていたら声を掛けたり等をしています。
怪我をしないできていたらそういうことにも無関心になっていたかもしれません。
痛い思いをしましたが今ではいい経験であったなと思うばかりです。