ファン同士でも楽しめたらいいね【にじフェス2023】

こんにちは。にじさんじヲタクです。
12月に入り眼前に見えてきたにじさんじのお祭り『にじさんじフェス2023』

2019年頭ぐらいからV自体は見ていたものの、2021年にデビューされたエデン組から本格的に、にじさんじという箱を見るようになって、初めて会場に参加するイベントなので、とてもワクワクしています。

昨年のにじフェスは現地での参加は出来なかったので、少しでも段取りや雰囲気を掴めたらなと思いnoteにあったレポを見ていました。
その中に「会場に居た一部ファンの姿」について綴られた内容もありました。
正直な言葉に改めて背筋を正す思いがあったことと「そういえば見知らぬファン同士でこういうやり取りしたな~」というのを思い出したので、残したいと思います。
なんかこういうのって良いよねぐらいの内容です。

二次創作系のイベント会場で出会った話なので、二次創作が苦手な方はご注意ください。


同人イベントで会ったファンの人の話

にじさんじのイベントは初めて、と前述したのですが、大勢のにじさんじファンが集まるイベントには一度参加したことがあり、それが『#にじそうさく』というジャンルオンリーの同人イベント

一つのジャンルしか扱わないにも関わらず、大規模な会場を利用したイベントは、いざ始まると会場は一瞬で人の海。
溢れんばかりの人の数と流れの早さに、萎縮しつつも列に並びに行っていました。

大混雑の影響で会場内で友人に連絡を取ろうもLINEも電話も繋がらない状態で、ビクビクしながらある二列状態で組まれる長蛇の列に並んでいた時、数十分並び続けようやく先頭が見えてくる曲がり角に差し掛かった際に声を掛けられました。

「楽しみですね…!」

先頭を見て待っていた自分は、ある程度周囲の状況も見えていた為、隣に並んでいる方に声を掛けられた事にすぐに気づいたと同時に、豆鉄砲を食らった顔で声がした方角に顔を向けました。
続けて「ワクワクしますよね…分かります…!」と言われ、この時に完全にソワソワと先頭付近の様子を見ていた様子を見られていた事が分かり、恥ずかしさで衝動的に「そう、ですよね…!!」と返答をしてしまいました。
先頭が見えたとは言え、まだまだ人が続く列で、それから隣の方とは先頭に着くまで、これから手に取る本に対してや、〇〇さんの歌みた良かったですよね、などポツポツ軽い会話をして待っていました。
パニックになると喋れなくなってしまうので、隣の人がゆっくり話しかけてくれたことが助かっていました。

時間が過ぎ、隣の方の列が先に先頭に着いた頃、軽く別れの言葉を送り、後ろで隣の方の姿を見ていました。
隣の方は本を手に取った時、嬉しい気持ちが笑みと声色として溢れ出していることが少し後ろにいる自分でもちゃんと聞こえており、真っ直ぐ目の前のサークルさんの方を向いて、胸いっぱいに「ありがとう」を伝えて去っていきました。

その姿が輝かしく見えて、半年以上経った今でも脳裏に残っているほどに、その人に対して「素敵だな」と思いました。
目の前の出来事にワクワクした思いを零しちゃうぐらいに楽しみにしていた様子と、自分を護るものであろう恥ずかしさも体裁も整えた見なりも置いていくように、相手に気持ちを伝えるその姿は、相手を尊重した上で自分自身なりの全力の「楽しい」を発信していて、清々しいほどでした。


「主役になろう」と言うのなら

にじフェスは推しを見に行くというよりも、会いに行くイベントだと考えています。
それは直接触れに行く訳でもなく、自身が介入するわけでもありませんが、この機会は特別で、匿名ながらも姿を晒したりするわけなので気合も入ります。だって推しが会場に居るんだから。
だけど少しだけすれ違うファン同士が「知らない関係ない人」だけの認識で終わるのは、若干もったいない気がするなと思っています。

もちろん推しが会場を見て空気を感じているのなら、推しにも楽しんでほしいし、推しが楽しんでいる姿がやっぱり見ていて嬉しいです。
ですが、そんな「楽しい」という気持ちを感じる会場を作れるのは、レスポンス側であるファンだと思いますし、各々が「楽しい」という気持ちを一番最初に伝播するのは、同じ会場で隣になった見知らぬファン同士だと思います。
その集合値が結果ライバーさんに届いていくのかなと思っています。

積極的に知らない人に声を掛けろ、と言う話ではないのですが、ふとした時にファン同士で寛容な何かがあれば素敵だなって思いました。

思っているだけでにじフェスが始まることが、自分にとってちょっと勿体ないと思ったので文章にしました。
打ち始めは11月後半だったのに、こんな文章を打っていたらもう2週間もない時期になってしまいました。
顔付きの身分証明書を忘れないようにしておきたいと戒めて終わります。
ありがとうございました。


ちょっと蛇足

この文章を書こうと思ったきっかけが「会場に居た一部ファンの姿」についてのnoteを読んだことだったので、これからにじフェスがあるからこそ、自分への留意としても残しておきます。

▽きっかけのnote

昨年のにじフェスをたくさんの写真と共に丁寧に綴られているので好きなレポです。
リンクを貼ったことによりご迷惑がありましたら撤回します。

会場に推しが居るということは、推しに見られているという話にもなります。
この日のために着飾って行くでしょうし、グッズを持ち込んでの楽しみ方もすると思います。

その前に、大前提として会場のルールを改めて確認してから行きませんか。

嫌な気持ちになるのは嫌です。嫌な気持ちは良い気持ちよりも何倍も強く、楽しい記憶も思い出も簡単に黒く塗り潰してしまいます。
それはライバーさんもきっと同じです。

口では言えても心で引っかかる事があると言葉が詰まります。
にじフェスが終わった後、しばらく話題がにじフェスになるであろうライバーさんに、嫌だと思った感情を隠しながら配信で「楽しい」を発信するということはしてほしくないです。

だからこそ行く前に出来ることの一つとして、改めて会場に来た時に気を付けることを確認してシミュレーションすることが、最大限の「楽しい」を発信できることになりますし、巡り巡ってライバーさんへの感謝に繋がるのではないのかなと思います。

改めて自分に対してもネジを巻き直したく形にしました。

読んでいただきありがとうございました。

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