トロフィーポジションの4つの作り方
前回の記事の続きになります。
まず、そもそもなぜタイプ別に分ける必要があるのか…
それは、選手の感覚や、コーチの指導方法が全く逆のことを言っていたりして、自分自身迷った経験があったからです。
その「違い」を「正しい」「正しくない」の視点で考えると、否定に繋がると思い…
「違い」を「個性」と捉えようと思いました。
その「個性」についてよく言われるのが…
「人によって色々な考え方があるから正解はないよね」と言う言葉。
その「正解はない」は「何もわからない」と同じ意味のように感じました。
なので、「個性」という複雑なものを何とか理論化言語化したいと、ずっと考えていてたのですが…
理論化や言語化は、一種の偏りになってしまうというジレンマが生まれてしまう。。
結果…
行き着いたのが…
相反する極論を捉えて、その中間をグラデーションとして捉える。という考え方です。
これなら全て完璧には捉えられなくても大枠は捉えられるし、なおかつグラデーションの部分が余白となり、言語化できない部分の複雑性も捉えられるのではないかと…。。
前に雑誌に書いた男女の違いは…
「内側の捻り」と「外側の捻り」という両極端を捉えたものになります。
長々と、書きましたが…
両極端は、あくまでも「これが絶対」というものでなく…
両極端を試してやってみて「自分はこっちのタイプかも」や「こんな使い方もあるんだ」のようなヒント的に使ってもらえるのが良いのかなーと思います。
ここからが本題のトロフィーポジションの作り方について…
まず、これがどう行き着いたかというと…
色々な選手やコーチの理論や感覚の言語化などをまとめたのもあったんですが…
1番はトレーナーさんにヒントをもらった捻りの原理原則です。
ざっくりに解説すると…
◯固定されるから捻られる
◯固定される場所によって捻られる場所が違う
です。
その観点から「固定する場所は人それぞれ違う」つまり「捻り方に個性が生まれる」
そして…
その捻り方は大きく4タイプに分けられる。…のではないか。
というのが現状で行き着いた結論です。
前回書いた2タイプは…
後ろ足の大腿骨を内側に、骨盤と胸郭を逆に回旋させるやり方と…
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