剛タイプと柔タイプ(仮説)
前側に重心が乗ると、大腿四頭筋などの前側の筋肉が緊張する。
後側に重心が乗ると、ハムストや大臀筋などの後側の筋肉が緊張する。
つまり、重心の位置で使われる筋肉、そして、得意の運動がある程度わかる…
4スタンス理論は、前と後に加えて、内側と外側の4つのタイプに分けて理論化したもの。
独自で研究すればするほど、4スタンス理論に近づくと同時に、それだけでは説明できない、
身体の使い方の面白さがあります。
その一つが、モノを持った時の身体の反応(腕の使い方)
バトミントンのラケットの先端を最速で走らせよしたら、腕を柔らかく使うと思います。
逆に、重いハンマーの先端を、最大出力させようと思ったら、そのバトミントンの使い方とは違う使い方をすると思います。
多分、腕を固める感覚、もしくは関節をキープするような感覚…ではないでしょうか?
要するに…
「持っている物体が軽いほど、腕は柔らかく、持っている物体が重いほど、腕を固めて使う傾向がある」
テニスラケットの重さは、かなり絶妙で、軽すぎず重すぎず。
なので、プレイヤーによって、腕を柔らかく使う人もいれば、腕を固めて(もしくは関節キープ)使う人もいます。
もちろん、両方を使い分けるんですが。
基本的な使い方として、得意不得意がプレイヤーによって分かれます。
ある程度のテニス経験者なら、ボレーで、柔らかいボレーの人と、固いボレーの人、という表現で、何となくイメージしてもらえると思います。
これはどちらが良いか、悪いかの話では、どちらの方が得意か苦手かの、個人の特性のタイプの話です。
この使い方の違いを、2つの言葉で言語化してみました。
それが…
剛タイプと柔タイプ
それらの特徴をざっくり書いてみました。
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