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アニメをOP、EDを鑑賞してみる ~SPY×FAMILY編①~

曲と映像がはまると気持ちいい

皆さんはアニメのOP、EDって見てますか?
OP、EDっていうとあの曲いいよねとか、曲の話になりがちですが、曲というより曲含めた映像としてのOP、EDについて書きたいです。
最近というには少し前になりますが、『SPY×FAMILY』のOPにはかなり映像と曲がシンクロしていて見ていて快感を得られますね。今回は『SPY×FAMILY』のOPから見ていきたいと思います。
オープニングの絵コンテは有名なアニメーターが集められていて、いずれも実力者です。
一期前期OPは石浜真史氏が担当しています。Aメロ、Bメロの優しいタッチからサビからのバリバリのアクションという緩急がOfficial髭男dismの『mixed nuts』にとってもあってますよね。石浜氏が絵コンテを切ったOPで好きな作品は『R.O.D』『かみちゅ』『N.H.Kにようこそ』ですね。アニメファンの中では監督の名前をでかでかと見せるのことが多いことで有名ですね。また『新世界より』の監督でも有名です。

一期後期OPは『進撃の巨人』、『甲鉄城のカバネリ』の監督で有名な荒木哲郎氏が担当されてます。0:18秒当たりからのカットインが気持ちいいですねよ。さりげなくヨルの裏の顔を暗示させるのがいい。また私が勝手に思っていることですが、荒木哲郎氏はサビでトラッキングショット(キャラクターやオブジェクトをスムーズに追尾する演出)を使うのが好きなのかなと。『進撃の巨人』、『甲鉄城のカバネリ』、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』でも使われてます。こういう癖みたいなのを見つけちゃうとアニメの見方が少し広がって思い六見れると思います。
私は『SPY×FAMILY』監督の古橋一浩氏の作品のバトルシーンでしゃがんで足払いというシーンが一回はあるのに気づいて以降、毎回すこしたのしみにしてますもん。

※以降オタク語りが加速しそうなのでAIにバトンタッチ


OP、EDはMVみたいに楽しめる

アニメのOPとEDは、短いながらも音楽ビデオ(MV)のように楽しむことができます。特に、アニメーション制作会社やアーティストが力を入れて作り上げたOPやEDは、その映像美とストーリーテリングに驚かされます。アニメの世界観を凝縮したこれらのシーンは、一つのアート作品としても鑑賞に値します。新しいアニメのOPやEDを初めて見る瞬間は、まるで新しい音楽ビデオを発見する時のようなワクワク感があります。

映像の見方が何となくわかってくる

アニメのOPやEDを繰り返し鑑賞することで、自然と映像の見方が身についてきます。例えば、カメラワークやキャラクターの動き、色彩の使い方など、映像の様々な要素に気づくようになります。これらの要素がどのように作品全体の雰囲気やテーマを伝えているのかを理解することで、アニメの楽しみ方がさらに深まります。映像の細部にまで目を向けることで、新たな発見があり、毎回の視聴が新鮮な体験となります。

 短いので集中して映像の勉強ができる

アニメのOPやEDは通常1分半から2分程度と短いため、集中して映像を勉強するのに最適です。短時間で凝縮された映像表現を繰り返し見ることで、映像制作の技術や工夫をじっくりと観察することができます。また、短い時間で完結しているため、忙しい日常の中でも気軽に視聴できるのも魅力の一つです。短い映像の中に込められた多くの情報を読み解くことで、自分自身の映像理解力を高めることができます。

アニメのOPやEDを鑑賞することは、ただの娯楽を超えて、映像表現の奥深さに触れる貴重な経験です。その短い時間の中に込められた創造性と技術を楽しみながら、映像の新しい見方を発見してみてはいかがでしょうか。


ちょっと一般的なことしか書いてくれなかったので、もう少し『SPY×FAMILY』OP,EDの話をしたので続編に続きます。

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