GIVE&TAKE 正しい与え方
https://www.youtube.com/watch?v=qTW80vS7_BQ&t=28s
【GIVE&TAKE①】与える人こそ成功する時代
アダム・グラント 著
”成功する与え方”
情けは人のためならず
このことは実はずっと勘違いしていて、人を助けても結局はその人のためにならないよ。っていう意味かと思ってたら、人助けをするのは人のためになるだけじゃなくて巡り巡って自分のもとに帰ってくるんだよ。という意味だったんですよね。
色々な成功本などにギバーになりなさい。
ギバーとテイカーだったらギバーのほうが成功するよ。
というのがよくある成功本に書いてあること。
でも、どっかで疑っている自分がいたりする。
嘘だ。。。信じられない・・・
この本の著者、Google、IBM、ゴールドマンサックスなど一流企業ででコンサルなどを行っている「組織心理学者」のアダムさんという人物
説得力の塊です
いい人のほうが成功するって話でしょ?はいはい、わかったよ。知ってますよって思ってますよね。この本は、その「あーハイハイ。」というなんか受け入れられなかった部分に対してばっちりと答えている本。だということです。
この世には3種類の人間が存在する。
まぁまぁよくあるめちゃくちゃでかいくくりですけども。。それが、
①ギバー(与える派・利他)25%→誰かに何かをしてあげたい
②テイカー(奪う派・利己)19%→誰かに何かをしてもらおう
③マッチャー(バランス派・調整)56%
→何かをしたらお返しして欲しい・何かされたらお返ししないと
この3種類が世の中で成功するランキング
【4位】ギバー
いい人であるがゆえに頼み事などを引き受け搾取されてしまう
【3位】テイカー
最初はうまくいくが、のちにマッチャーに阻まれる
【2位】マッチャー
いいことをされたらいいことを返したい。不利益を与えられたら不利益を返したい。目には目を歯には歯をの原理がある。
ずるいテイカーに制裁を与えたいとなり、テイカーが失脚させられる
【1位】ギバー
え、なんでギバーが2回も出てきてるんだ。というと、
ギバーには2種類いる
ということのようです。片方は4位でぼろ負け、もう一方は1位でぼろ勝ち。なので、単にギバーになればいいという話ではなく、1位のギバーを目指さないといけない。という話。
ギバーには、
「成功する与え方」と「搾取される与え方」がある
本当のランキングはこうなる。
【1位】成功ギバー
【2位】マッチャー
【3位】テイカー
【4位】失敗ギバー
じゃー一体、「成功ギバー」とは何かがこちら
☆達成型
☆計画的
☆自主的
この3つの特徴を持っている。
まず1つ目の成功ギバーの特徴
☆【達成型】
●この人を助けてよかったなー生活も向上しているしうまくいっているなど 助けられた実感が味わえる。
●相手を助ける上で自分にもメリットがあると達成感がありよりアクティブにギバーになれる。
ギバーズハイと呼ばれる現象で人助けをしているという実感を得られると自己肯定感が上がり、自分の活動などをよりアクティブにすることができるようになり、より成功のマインドが上がる
↕ 逆に
[失敗ギバーの特徴]
✖何をやってもこの人を助けている実感が得られない。なのに助け続けて心が摩耗してし燃え尽きてしまう。
例)ヒモの恋人にお金をあげてるけどその人は何も変わろうとせずパチンコに使ってボーっとしてる。⇒達成感得られない。
⇩ 解決方法
2番目の特徴である、【計画性】
具体的には、
毎日助けてはいけない
おおぉ。面白い発想来ました。
毎日ちょこちょこ助けるギバーと1週間に一度ドカッと助けるギバーだと、後者のほうが長続きする。
☆【計画性】:『時間を区切って、まとめて助ける』
さらに具体的に
『年100時間ルール(週2時間程度)』を推奨している
100時間から800時間までだったら自分にとってもいい効果を及ぼす。
(800時間だと3時間を週5、もしくは2日間みっちりなど。最大でもこのラインまで。それ以上はやりすぎ)
与えるっていいことだと思ってたけど、やみくものすれば幸せを感じられたりいい影響があるのではなく、ちゃんと適度にすることが大事だという話。
こんなに具体的に提唱している本は少ないのではと思います。
失敗するギバーは、毎日頼まれごとをこまめにあれもこれも引き受け、そうすると週一回のまとめてをとすることもできず、境目がなくなるし自分のこともおろそかになり不満がたまる。年にどれくらい引き受けるかを決めてないから頼まれたら全部引き受けてしまう。
これはダメ!
●”やりすぎない”
●”時間をくぎる”
●”まとめて助ける”
を意識することが大事!
そのうえで一番大事なこと。それが3番目の特徴
☆【自主的】かどうか
●自分がこの人を助けたいんだ!と思って助けた時にすごく大きな効果を得らえる。助けたい人を自分で選んでる。
↕ 逆に
✖誰かに言われてやってる。強制されてやる。⇒これは効果が上がりにくい
プラスで大事なのが
断れるかどうかということ
これはやる、これはやらない。という決断の軸が自分にあるかどうか。
失敗ギバーを簡単に言うと、「断れないいい人」
これが1位になれる成功ギバーと4位になってしまう失敗ギバーの違いの特徴でした。