2024.09.14、15、16

有り得ないほどに遅い更新。
そんな時もあります。反省。

09.14
待ちに待った週末。
半年ぶりに友人に会うために朝から新幹線へ。

余裕を持って準備をしていたのに結局バタバタと出ることになってしまい、新幹線に乗ってから友人へのお土産を忘れたことに気が付き落胆。

そして今、帰りの新幹線チケットを忘れていることに気がついて発狂しかけている。どうして………ほんとに、なんで……なんでだよ…………

慌ててえきねっとで席を確保。
足がないということは回避したものの、追加で支払うことになる15000円が本当に痛くて苦しい。

半泣きで親に連絡。
帰りの日は地元で祭りの真っ最中。期限内に払い戻しは難しいとのことだけれど、乗車券分だけはどうにか払い戻しが出来そうとのことで安堵。ゼロよりはいい、ゼロよりは。言い聞かせながら、進むことしか知らない鉄の塊の中で息を整えた。

三連休だからだろうか、号車の中には小学生以下の子供たちがたくさんいて、代わる代わる御手洗に行くのが見えた。1秒たりとも止まらぬトイレの波。
たった2時間の乗車時間に4回もトイレに向かった子供を見て「子供は膀胱も小さいんだな」と謎の感心を得た。
途中、子が個室に入っているのを待つ母がベジータと全く同じポーズで壁によりかかっているのをみて、母もまた戦闘民族であることを痛感した。子育ては戦争である。身に刻んでおきたい。

4月ぶりの関東はあまりにも暑く、噂に聞く通りまだまだ夏の装いであった。
地元と10℃も違うことに驚く。ここまで気候が違うと国が同じであることが奇跡すぎる。
覚束無い足取りで、友人の家へと向かう。以前遊びに行った際、駅の近くにAEONが出来ると聞いていたのでついに完成したそこへと遊びに行った。

私の中でAEONといえばイオンモールなので、スーパーしかないAEONに面食らった。ちっちぇ。
1階がAEON(スーパー)で2階に100円ショップと数店舗の飲食店、ドラッグストアと歯医者、あとなぜかそろばん教室。

88(パチパチ)屋?

5か月ぶりに行く友人宅だったが、迷うことなく到着してよかった。何度もうかがっているものの、初めて近くに土手があることを知った。向かいの家の子供がよくピアノ練習をしていることしか知らなかった。

友人のリクエストで鰤を照りっと焼いたり、誕生日プレゼントを貰ってしまったり、献上品を忘れたことを謝罪したり、以前お願いしていたフリーペーパーを受け取ったりと大分感謝の比重が高すぎて足を向けて寝られない。ベッドの支柱に足をかけたと思ったら友人の足だった。即蹴り。恩を仇で返すな。

09.15
この日はピュートランド内で開催される、ミステリーライブを感激するための来ランド(ライ ランド)。
開演時間まで、ピューロ玄人の友人の案内の元グリーティング、グリーティング、飯、グリーティング、アトラクション、グリーティング。

結婚式がテーマのライブは「ゼロ距離で見る」というコピーに偽りなく、客席に演者がいて、物語の進行とともに客と会話も発生する有様。まるで私も物語の登場人物かのように振る舞い、溶け込み、受け入れる。あまりにも楽しい。至る所で事件にまつわる情報の開示があり、何度も感激したくなる仕組みばかりだった。よくよく見ていれば、ライブが始まる前から答えが明示されていたことに、終演後気がつき驚いた。作り込みに脱帽。

楽しくて楽しくて仕方がない余韻の中、友人を置いて神保町に向かい、最近注目していたブラゴーリさんが主催のライブを見た。無情。

M-1シーズンなこともあり、コント師の方々も漫才を披露されていてレアなものを見れたという優越感があった。相変わらずのケツバットメインのコーナーでは、噂に聞くばかりだった「とんでもない威力のケツバット」を目の前で見て、笑いよりも恐れが勝った。配信では感じることのなかった生の音。怖すぎる。爆発のような音で、人体が奏でて良い音ではなかった。犯罪現場を見たような気持ちになった。

衝撃を背負ったまま、友人宅へ。
こんな自由気ままな来客を持て成してくれる友を大切にしなければ行けないなと思った。

09.16
この日は予定がなく、思いつくままに50th記念でハローキティの展示があるらしいと渋谷へ向かった。それは良いのだが、本当に思いつきで向かったので、準備もだらだら。待ち時間に倣うと私が新幹線に乗れなくなることが判明し、外装だけを見てその場を後にした。

初日に買ったは良いものの結局飲まなかった缶チューハイを持って新幹線に乗り込むと、隣の席は赤ちゃん連れの家族だった。流石に赤ちゃんがいる隣で飲酒はな……と、カバンの中で静かにしてもらうことにする。

私が降りる手前の駅でその家族が降りたので、高速で缶を開けた。焦らされた分上手いし回りが早くて一瞬で腕が真っ赤になった。多分首も顔も赤かったはず。

帰宅するとまだ祭りが終わっておらず、太鼓の音がしてドカ鬱。これを聞かないための旅行だったはずなのに。祭りから帰ってきた親と会話をしていると、私が祭りに出ていなかったことに関する周囲の反応などを聞いて、悔しさで涙が止まらなくなって、こんなにも幸せな3日間だったのに、最後にこんな嗚咽するほど涙が止まらないなんて、何の意味があったんだろうと思った。いなくなってから味方みたいな顔をするな。全部遅い。

来年は1ミリも聞かなくて済むように、もっと早くこの街を出ようと思った。

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