自分を賭ける勇気と、覚悟を。
2024.11.18(日記)
お恥ずかしながら久方ぶりに「賞」というものに応募をした。
細々と書く仕事をしているものの、本格的に「受賞歴」という「箔」がないとダメだという焦りが私を襲っている。
学生の頃はがむしゃらだったこともあり、様々な賞に投稿したり、発表したりということをしていたが「評価される」ということに心が負けて半年くらい引きこもってしまったことがある。
それでもなお、書きたいと思い、書き続けている今なのだから、逃げずに向き合わなければならないなと思った。私のファンは私だけなのだから。
そういう割に自分の作品に自信は全くない。
やはりそれは「評価されずにきた」ということに帰結するのだと思う。身内にウケても世間にウケなければ「作家」になれない。なりたいのだ、私は。「作家」に。
数年前に某脚本家の方のアシスタント募集の文言を見つけて、原稿を送ったことがある。「書く力がある方だと思う」と優しい言葉をいただいて、それを救いにしながら生きていた。
大学の頃もはじめはうまくいかなかったが、少しずつ教授にハマって、課題作品に対して、ゼミ内で1位評価をいただいたこともあった。
運にも恵まれて、在学中に作家としてデビューできた。オムニバスで一冊。本名で書いたものなので、今となってはカウントはできないが。
それでも、満たされず生きている。
たぶん自信がないわりに強欲なのだ。
もっと見てほしいし、好きになってほしい。私にしか書けないものを愛してほしい。地位も名誉もなく、名も売れていない。バズを作るような能もない私に目を止めてもらえるきっかけは「肩書」しかないのではないかと思っている。
勝ちたい。私は文学賞の中で勝ちたいのです。
そのために少しばかり無理をしてでも、応募し続けなければいけない。知ってもらわなければいけない。そのために始めたnoteもなかなか投稿が滞っていてよくないな。忙しい中でも週に2~3回は投稿していきたい。
次年度は、岩手での文芸フリマにも参加しようと思っている。
まだ手元に作品はゼロだが。
27歳、無冠のままじゃもういられない。