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卒業しますよ(卒公①)

神戸大学演劇研究会はちの巣座40期、卒業公演をやります。

脚本を書く北條が出馬表明を書いているので読んでみてね。

今回自分は演出をやります。

彼の脚本に参加したのは、⬆️の記事でも言及されている「なつのはじまり」の時ですね。制作と舞台美術やってました。あと照明オペ。懐かしい。

彼が記事で語っているのは、ぶつかれっていこうやゴルァっていうヤクザみたいな意気込み。
みなさん気をつけてください。彼は演劇ヤクザです。路地裏に連れ込まれてジャンプさせられたところ今回演出することになりました。演出カツアゲされました。(?)

冗談はさておき、ぶつかった末に完成する演劇の面白さは納得ですよね。
「なつはじ」の時も、自分は舞台美術の立場から脚本・演出の北條にやーやー言ってた記憶が有るような無いような。なんか各部署、相当自我が強かった現場だった気がする。

多分それは演出やってた北條が、意見の吸い上げが上手かったのもありますね。いや確実に。

それで最終的には、来場者アンケート見れば結構楽しんでくれていたみたいで、成功と言える公演になったんじゃないでしょうか。

今回北條が脚本を書いて、それを私が演出するわけです。
彼の脚本、良いですよ。演出が楽しい類の脚本。

面白くできる余白が残されてて、それをどう塗るのかワクワクできる。そして余白を塗っていると、ついつい本体にも色を足してしまう。
恐らく、今回それを全員がやっていきます。

今回の作品のテーマは夢。

それぞれ、自分なりの夢のイメージを持ち込んで来るだろうと思います。
それをひとつの作品に集約します。

各々が思う色を、ひたすらに塗り重ねていくというカオスです。

それぞれ違う色を使うスプラトゥーンです。

番人の番人に対する闘争状態のスプラトゥーンです。

秩序の失われたハイカラシティです。

野生のイカ達の大乱闘。

最後は仲良くイカ鍋に。

さすがに例えがよく分からんくなった。

でもそのごっちゃごちゃの観念のぶつかり合いという状況こそ、演劇が作れる面白さじゃないかと思います。なので全部舞台上に引きずり出します。戦うなら舞台の上でやらせる。
今回は、そんな作り方ができる気がしています。

稽古場の空気や作品が化けていく様子は、私や北條のnoteで書いていくと思います。Xやインスタも動きます。(特に自分のnoteは制作の人の目を掻い潜れるかもしれないのでなんでもかんでも書いていきますよ!ネタバレはしない程度に!)

それを合わせて見ると、作品の別方面の面白さにも気付ける。みたいな形の作品になりそうです。
ぜひ40期の最後の制作を見届けてください。

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