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防災の第一歩。余震という言葉は使われなくなったのを知ること
まだ余震とか言っている人は防災意識やばいです。
まずはそこから防災の備えを。
1995年の阪神淡路大震災から30年。
2011年の東日本大震災から14年。
2024年の能登地震から1年。
それ以外にも大きな地震はたくさんありましたが
余震という言葉が使われなくなった
きっかけとなったのが
2016年の熊本地震です。
なぜ使われなくなったのか?
大きな地震があった後に
それよりも小さな余震に注意と思っていたら
大きな地震の後にさらに大きな地震が
起きてしまったからです。
2016年4月14日 M6.4 震度7
2016年4月15日 M6.4 震度6強
2016年4月16日 M7.3 震度7
本震は前震に過ぎず
本震だと思っていた地震の後に
大きな地震が起きてしまったからです。
以後、この熊本地震の教訓をもとに
気象庁は余震という言葉を使わない方針に。
なぜなら余震といってしまうと
さらなる大きな地震はこないと
勘違いさせてしまうからです。
思えばこうした現象は
2016年の熊本地震に始まったことではない。
多くの方が多分知らないと思うのですが
東日本大震災の起きる2日前にも
三陸沖で「本震」と思えるような
大きな地震が起きていたのです。
2011年3月9日 M7.3 震度5弱
マグニチュード7クラスもの大きな地震があれば
当然これが「本震」で、その後は
本震より小さな「余震」に気をつけてくださいね
と思われていたところ
2日後にすさまじい「本震」がきたのです。
2011年3月11日 M9.0 震度7
ですので大きな地震があった後は
しばらくは地震増えるけど
あとは本震より小さな余震だと考えるのは
間違いだと気づいて
気象庁では余震という言葉を
使わなくなったのです。
この先15年の間に
南海トラフ地震はもちろん
死者最大20万人ともいわれる
千島海溝・日本海溝地震が起きる可能性も高く
石川県西方沖震源での能登地震再びの
可能性も高い。
それ以外の地域でも日本に住む限り
大きな地震が起きる可能性は高いのです。
なのでみなさん、余震という言葉は使わない。
本震だと思っていたのがただの前震で
さらにすさまじい大きな地震が
きてしまう可能性もあると考えることが
防災・減災の第一歩ですので
ぜひ覚えておいてください。
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気象庁の方針
https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/aftershocks/index_whats_aftershock.html
「余震」を気象庁が使わなくなった理由とは?
https://tenki.jp/suppl/d_tokuno/2024/04/14/31942.html