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峡南5町の人口について
2020年国勢調査に基づく人口推計(令和2年)
2020年国勢調査に基づく人口推計が先日(2023年12月)公表されました。
山梨日日新聞には、2050年の推計人口と増減のみ掲載されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1703854079480-SfDQHelmFK.png)
元データから数字を抜き出した表です。
![](https://assets.st-note.com/img/1703853579396-mCS9gt16L5.png?width=1200)
ちなみに5年前の人口推計はこちらです。
![](https://assets.st-note.com/img/1703853775025-h81z844zMV.png?width=1200)
以前作成した2000年の人口推計と2015年のを比較したグラフに、今回のものを重ねてみました。
過去の推計はあくまでも推計で、実際には違う未来(現実)が起きていることが見てとれます。これから先は、変えられる未来。
![](https://assets.st-note.com/img/1703853628504-u6p0KuxziD.jpg?width=1200)
・市川三郷町(青線)
2000年時点の推計値上に、ぎりぎり残っている、ふんばっている状況です。2015年時点の推計(一点鎖線)は、上回っています。
・早川町(橙線)
2000年時点の推計値、2015年時点の推計値を上回っています。
・身延町(灰線)
2000年時点、2015年時点の推計値を下回っています。
・南部町(黄線)
2000年時点の推計値を下回っていますが、2015年時点の推計値より減少ペースをゆるやかにしています。
・富士川町(赤線)
2000年時点の推計値を下回っていますが、2015年時点の推計値より減少ペースをゆるやかにしています。
ちなみに、
・市川三郷町は2000年に落居小、2002年に市川南小南分校が廃校になりました。
・早川町は2000年以降の廃校はありません。
・身延町は2001年古関小、2004年曙小、2010年豊岡小、2012年静川小、2017年久那土小・下部小・原小、2018年大河内小が廃校になりました。
・南部町は2020年万沢小が廃校になりました。
・富士川町は2010年五開小、2014年鰍沢中部小、2015年増穂西小が廃校になりました。
2015年ー2020年ー2025年を拡大したグラフです
![](https://assets.st-note.com/img/1703854988029-HyvqUmEaVV.jpg?width=1200)
元データには、封鎖人口(出生と死亡だけの要因で人口移動の影響を含まない推計)を仮定した数字もあり、そのあたりも今後比較します。封鎖人口だと、数字はもっと厳しいと思われます。(続く)
年齢別人口推移(令和2年)
・高校卒業で、がくんと人が減ります。
・平成の前半はまだ20代なかばで戻ってきてくれていましたが、次第に減ったままになっていることが見てとれます(20歳代の山が小さく、横ばいに)。
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![](https://assets.st-note.com/img/1703864881470-wgprFOIcsG.jpg?width=1200)
年齢別人口推移(平成22年)
![](https://assets.st-note.com/img/1703857820282-7U8MrZdQfD.jpg?width=1200)
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年齢別5ヶ年人口増減比(令和2年)
令和2年の年齢別に、その5年前平成27年の国勢調査人口に対する増減の比(R2/H27×100%)で作成したグラフ。
6歳以下が100%を超えているのは、町内で誕生しなくても、小学校入学までに転入してくれている家族があることが推察できます(5町とも該当)。
30歳代で戻ってくれる方々がいないと人口維持は厳しく思えます。
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・市川三郷町(令和2年)
6歳以下が100%を超え、35歳~45歳が100%を超えている、ということから、子育て世代が子どもの小学校入学に合わせ転入しているように見える。
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・早川町(令和2年)
40歳~60歳代の転入が多い。
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・身延町(令和2年)
中学生世代の転入がみられるが、30歳代の転出が目立つ。
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・南部町(令和2年)
30歳代以上は比較的転出入の波が少ない。
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・富士川町(令和2年)
30歳代の転入が多いが、50歳代前半に少し減少が見られる。
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児童生徒数(平成21年)
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